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朱鳥の陵

朱鳥の陵 みんなのレビュー

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みんなのレビュー27件

みんなの評価4.0

評価内訳

27 件中 1 件~ 15 件を表示

朱鳥の陵

2012/08/07 17:06

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の白妙の夢語りから、讚良の皇女の闇の所業を回想することに出会ってしまうという。闇の歴史として語り継がれてきた秘密をダイレクトに導き出す上手さ。中大兄を葛城皇子と正確に表記するのも嬉しい。白妙と聞けば、万葉集のあの歌と思いながら読み進めると、やはり結末への伏線であった。この時代の小説は、得てして独善的になり強引なストーリになる帰来があるが、本書は実に軽快なタッチで重みのある仕上がりになっている。近年稀にみる秀作と思う。

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2013/01/27 15:48

投稿元:ブクログ

読んでいる最中より読み終わった後の方が怖かった。よく知った歌の今までのイメージと書き換えられたイメージが一緒に脳裏に浮かんで…こわかった。

2012/05/12 06:43

投稿元:ブクログ

怖かった。坂東先生の描く古代史、どれだけ怖いかと思ってかなり期待、やっぱり怖かった。
かねてより、この時代の小説は井上靖先生、永井路子先生や杉本苑子先生、黒岩重吾先生を読み漁っていたので、鵜野讃良を皇女時代から持統天皇まで知る者としては(!?)彼女の人間臭い面をみてしまったのが畏れ多い。

2013/01/06 10:43

投稿元:ブクログ

ティーンエイジャーの頃の遠い記憶を呼び起こしながら、あるいは改めて歴史の教科書に載っていたような事柄を調べたりして読み進めていったわけだが、大化の改新前後からいわゆる律令制度に至るまでの数十年間を、ここまで書いていいのか? というぐらいドラスティックな解釈を施して再構築している。

坂東眞砂子氏はこの著作においても、女性の特異性というものに徹底的に着目して、物語を綴っている。
本当に、女の中に潜む情念を描くことにおいては、随一の技術を持つといっていいだろう。

おお、あの中大兄皇子が、中臣鎌足が、大海人皇子が藤原不比等が、という具合に歴史ミステリーとして充分読み応えがありながら、最後はやっぱり一級のホラー作品としても成立するように仕上げている。
終盤の持統天皇の怖さといったら、「黒い家」の菰田幸子ばりだ。

登場人物たちに関しては、近親婚姻が多く、呼び名も長じるにつれて変わることもあるので、常に相互の関係性を頭に置きながら読まなければならないのがやや疲れる。
また、読後感は決していいものではない。

2014/09/01 00:08

投稿元:ブクログ

持統天皇こええ…。「春過ぎて夏来るらし~」がホラー満ち満ちた呪いの歌にしか思えなくなった。

断片的に語られるピースが揃うと…て話。知ってはいけない事を知らなきゃいけなくなって、知りたくもないのに知ってしまったので命までとられた白妙が哀れ。

2012/06/08 17:11

投稿元:ブクログ

持統天皇の底知れぬ怖さじわじわと染入ってくる、でも読む手を止められない。古事記、日本書紀にからむ問題もさりげなく提示しお見事。それにしても、持統天皇の有名な歌『春すぎて、、」の景色が変わってしまった。怖すぎ!

2012/06/11 00:49

投稿元:ブクログ

考えてみれば天皇の名は諡であって生前には別の名前があった.日本書紀の頃の知識がないと始めは誰が誰だか分からない.一人の夢解きの巫女を介して持統天皇の愛憎、陰謀が明らかにされる.百人一首で有名な「夏すぎて..」ののどかな感じはもう味わえなくなるので要注意.欲を言えば壬申の乱をもう少し詳しく描いてほしかった.

2012/07/16 14:44

投稿元:ブクログ

常陸国(表紙裏の図でみると今の関東の辺)の霊能者(白妙)が京に呼ばれ夢解きをする。白妙はするりと人の心の中に入り込んで心の秘密を読んでしまう。入り込んだ心は讃良(=ささらのちの持統天皇)。恐ろしい夢の意味を解くうちに白妙は正体を知られてしまい、命の危険を感じていく。その臨場感が難解な文章と人名に窮することなく読むページをめくらせた。あらためてこの時代の相関図のごちゃごちゃが恐ろしい。血を汚さない強い勢力支配のもとで親も子も身に害あるものは排除していく。物語はそうやって創られていくのだ。百人一首の持統天皇の歌「春すぎて夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」の解釈が著者によってこんなふうに描かれるとは・・・小説家の醍醐味でしょうか。

神と人の境界が作られる古事記の時代に惹き込まれた。

コミック「天上の虹」を夢中になって読んだ頃を懐かしく思い出した。もう一度読みたい。著者の里中真知子さんは文庫サイズで6巻ほどあったが、「天上の虹」のその後を描かれたのだろうか。

調べてたらライフワークとして現在も続いているとのこと。

2013/11/18 23:34

投稿元:ブクログ

時代的には、大化の改新以降の話。
読み切っての感想としては、意外に面白かった。
ただし、最初は読むのが苦痛に感じる小説であった。
小説の内容も何の前知識もなく読み始めたが、何度も挫折しそうになった。
その理由としては、まず登場人物がマイナーすぎること。
同じような名前が多く、序盤は全く誰が誰なのか、実在する人物なのかさえもわからなかった。
次に、文章が読みにくい。
たとえば、天皇は”すめらのみこと”と読むなど、フリガナをふってくれているが、これを意識して読んでいると、そっちが難しくて、話が頭の中に入ってこない。
折角、内容が面白いのに、序盤は登場人物が誰が誰だかわからない読み進めるのが非常に難解な小説という印象であった。
自分自身、登場人物も含めて、内容が理解でき始めたのは、半分ぐらい読み進めてからだった。
本に、人物関係図など用意してくれれば、最初のほうも全然違ったと思う。
その意味で、自己満足的かつ、読み手への配慮が足りない本だと思った。
だが、あまりこの時代の小説って少ないので、歴史好きなら読んでみる価値は十分ある。
もったいない小説。

2015/06/01 07:15

投稿元:ブクログ

百人一首にある持統天皇のかの有名な歌をそう読み解くとは…
夢解きと人の想いの強さを思い知らされる、恐ろしくも哀しい話。

2012/05/04 11:39

投稿元:ブクログ

「小説すばる」に連載したものの単行本化。
漢語に和語のルビを付け、飛鳥時代後期の宮廷の権力闘争を持統天皇の心を他者が覗くという形で描いた力作。
天武天皇を「飛鳥浄御原朝(あすかきよみはらのみかど)」と書くなど、当時の言い方で書いていて注もないため、古代史の知識がないと読みにくい。

御名部皇女(みなべのみこ、天智天皇の娘で天武天皇の長男高市皇子の妃)の夢解きのために、皇太妃(御名部皇女の同母妹の阿倍皇女。草壁皇子の妃で元明天皇の母)の命ではるばる常陸国から呼び出されたのが、主人公の日枝夢解売(ひえだのゆめときめ)。兄は稗田阿礼。

死んだ高市皇子が御名部皇女の夢に現れて伝えようとしたことを解こうとすると、日枝夢解売は讃良皇女(ささらのみこ、天智天皇の娘で、天武天皇皇后、物語当時は文武天皇の祖母の太上天皇として実権を掌握)の心に入り込んでしまい、その苦悩と、恐ろしい秘密を知ってしまう。

持統天皇を政権中枢にあって、愛する者との関係に苦悩する女性として描く小説はこれまでなかったのではないだろうか。
百人一首でよく知られる持統天皇の和歌が示しているとする物語の終わり方も実にぞっとする。

2013/09/21 20:59

投稿元:ブクログ

最初のページを開いた時に、誰もがあっとうろたえるのではないかと思う。
あまりのふりがなの多さに、「え?文語体?これは古文?」と
錯覚を起こしてしまうのだ。
でも、よくみると、これは飛鳥時代のこの物語に、
その頃使われていたと思われる単語の読み方をふりがなをふって
使っているだけで、
文章そのものは現代文なのだ。
大丈夫、誰でも読める。

そして、そんなふりがなの多さにひるむことなく読む価値のある
壮大な歴史ミステリーだ。

飛鳥時代、持統天皇の作り上げた時代が描かれている。

めちゃめちゃ面白い!
当時のややこしい相関図もおぼろげにわかってくるし、
持統天皇の秘密がすこしずつ明らかにされていく過程が
スリリングで怖い。
有名な「春過ぎて夏来るらし白妙の」の句が
とても効果的に恐ろしい呪いの歌のように使われている。

2012/07/04 00:49

投稿元:ブクログ

持統天皇を夢解きを通して描く作品。
視点が面白かったかな。
御名部や元明天皇等も出てきて、読みごたえはあるか。

とはいえ、持統像も従来のものであるので、この作品で読まなくてもいいのでは、と思うところが残念。

2015/09/02 16:33

投稿元:ブクログ

 古代日本を舞台に、夢解女の目を通して、持統天皇の秘密に迫るホラーファンタジー。
 日本史上最強の女帝と称される持統帝を烈女、猛女と設定する創作は珍しくないが、本書では徹頭徹尾、冷血な鬼女として描写される。
 それが却って人品の卑小さを裏付けてしまうのが惜しく、女帝の偉業と能力の高さを考慮すれば、実際は泰然たる器の大きな人物であったろうことが窺えるので、個人的にあまり評価したい作品とは言えない。
 また、百人一首にも採られた著名な和歌から逆算的に創られた小説なので、独自の解釈の残酷さゆえに、あの鮮やかな歌を素直に味わえなくなってしまう弊害が残る。

2012/04/22 16:23

投稿元:ブクログ

怖すぎる、、、でも2日で読み切りました。
ページをめくる手が止められないのは久しぶりです。
百人一首、想像するだけでぞっとします。

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