サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年5月)

日本橋ビジネスクリニック×hontoブックツリー・ポイント5倍キャンペーン (~5/20)

hontoレビュー

なぜ男は女より多く産まれるのか 絶滅回避の進化論(ちくまプリマー新書)

なぜ男は女より多く産まれるのか 絶滅回避の進化論 みんなのレビュー

新書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー10件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
10 件中 1 件~ 10 件を表示

2013/02/24 23:53

投稿元:ブクログ

偶然手にとったこの本、いつか読みたいと思っていた素数ゼミの先生の本でした。
人間の経済活動を、生物の進化や活動の法則に当てはめて考えてみようという斬新な試み!いやぁ、面白かった。しょせん人間も自然の法則からは逃れられないんだな、と思い知らされました。
「期待値から見た予測個体数は無限大に発散するが、実際には確実に絶滅する」ことを証明するくだりは圧巻。これはそのまま原発事故にもあてはまるんじゃないかな、いう気がする。「期待値から見ると絶対事故は起こらないけど、予測不能なリスクはゼロにならないので、そのモデルは将来的には必ず破綻する」と。
あと面白かったのは、「資源が少ないと多様な生き物が少ない資源を分け合いながら共生するが、資源が豊富になると競争が生まれて一部が一人勝ち状態になる」という話。これも、ふくれあがった末期資本主義経済社会においてたった1%の富裕層の富が増え続けているという現状を、そのまま説明しているような話じゃないか。

2013/01/15 12:59

投稿元:ブクログ

数理生態学を専門とする大学教授が、絶滅回避という観点から、昆虫、人類の男女比、経済、投資、企業経営などについて論じた一冊です。
面白い理論だとおもいます。

2012/06/06 21:25

投稿元:ブクログ

この本を読む前は漠然と、生物学とかやれば良かったなー、なんて思っていたけれど、初めて生物学の難しさを思い知った。。。
大変魅力的な序章で、胸が高まったのだが、その先は小難しい数式と数学の世界だった!私が高校生なら、あるいは全然平気だったのかも知れないが。。。まあとにかく、数式自体が見慣れない文字の暗号に見える程の私は、眩暈に襲われながらようやく読み終わった。
しかし、数式の意味は分からなくても、グラフぐらいはわかるし、丁寧に解説もしてある。
たまにはこういう、その学問の本来の姿を包み隠さない本も面白い。

2012/06/18 16:00

投稿元:ブクログ

現代の進化論は、ダーウィン進化論とメンデル遺伝学を統合した進化総合説と呼ばれるものですが、その原理は競争排他、つまり変異(異なった形質)が競争しあい他を排除していく過程を前提としたものです。競争排他の原理のもと、集団遺伝学や数理生態学は、数々の個体群動態や行動といった生物現象を説明することに成功してきました。

しかし、競争排他則では説明できない現象があることも事実です。たとえば、本書のタイトルにある男と女の生まれる比率は、従来の競争排他による説明では、子孫を多く残すための最適化の結果として1:1になるといいます。本書は、競争排他則とは別の原理、生き残り原理(絶滅をしないための戦略)を紹介し、男が女よりもやや多く生まれることが絶滅回避への戦略となることが説明されています。生物は自分の子孫を多く残す戦略を進化させたことよりも、自分の子孫を絶滅から防ぐための戦略を進化させてきたという、目からうろこの1冊でした。

【静岡本館】 【浜松分館】
http://www.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BB08831821

2015/03/13 08:59

投稿元:ブクログ

これまで語られてきた
男のほうが幼児死亡率がたかいから
多く生まれることが証明された。
いろいろ雑然としていたほうが
緊急の場合には対処できる。

2012/05/18 15:42

投稿元:ブクログ

強いものが負ける理論がわかった
そこそこ強いものが生き残るというのを、現在の会社経営において適用し、その時信用を守るということが重要であるという意見に、納得させられた

2014/09/04 03:57

投稿元:ブクログ

強者生存の進化論の前段階として
絶滅回避の進化論がある

絶滅回避には
何事もほどほどがよい

協力が大切

そんなビジネス書か?自己啓発本か?みたいな
ことまで数学を用い説明がされる
恐ろしい本

かえす刀で
投資は破綻する
分散投資ではダメ
なんてことまで説明されて

2012/04/22 20:57

投稿元:ブクログ

素数ゼミの話から始まり、「生物はいかにして絶滅のリスクを回避しているのか?」を分かりやすく書いた1冊。最近「リスク」と「デンジャー」についていろいろ言われている中で、考えさせられるものがありました。

2013/06/22 23:27

投稿元:ブクログ

世の中は単なる足し算じゃないんだよ,という内容。


 算術平均でのネズミ算だとネズミは恐ろしい程に増えていくけど,幾何平均だと実際のネズミの数と類似数を示す。幾何平均は,環境の影響力で重みづけするからだ。
 今までの生態学などは,ダーウィンの影響を多大に受けてきた。しかし当のダーウィンは環境要因を全く考慮せず,個体同士の関係性のみで生体の特徴を説明してきている。

 著者はこれに異を唱え,生体は環境の中で,一見無意味な方法で生き残ってきたという立場から世界を分析していく。

 これはある意味,トップダウン型複雑系のように思える。


 また,生き残り戦略は,「強くなる」ではなく「危険回避」だ,というのが本書での大きな主張となっている(e.g., 日本の老舗,鳥の卵)。
 環境というのは,常に一定でなく,豊作と凶作,黒字と赤字をランダムに行き来するものだ。そのように変動する環境で生き残るためには,極端な方略は不利にしかならない。

 例えば日本における老舗。老舗は他店より売り上げアップを目指す(強さ)のではなく,顧客からの信用を重んじる。そうすることで,客数の極端な上り下がりではなく,安定した顧客を手に入れることが出来るからだ。
 この方略の方が,収益の危機的減少を生じさせにくくなる。そして黒字の際に貯金をし,赤字時の補填とする。また,鳥は生育可能な卵数より5つも少ない卵しか育てない。

 一見道徳的に思える行動が,実は個体の生き残りに大きな貢献をしているというのは,まさに複雑系的視点であろう。 

2014/10/22 02:41

投稿元:ブクログ

素数ゼミで有名になった著者ですが、今回の著作で、なぜ13年セミと17年セミが誕生したのか、かすかに分かったような気がしました。単純に、素数どうしで最小公倍数が大きくなるからというだけではなく、そこに至るまでの進化の過程が少し分かりました。また、算術平均と幾何平均についても興味深く読みました。さらに、モンシロチョウがなぜキャベツ畑にばかり卵を産み付けないのか、その理由に気付けない科学者にはどんな問題があるのか、などなどおもしろい話題が満載でした。「絶滅を回避するため」ということが本書では一貫して主張されています。最終章で日本には老舗企業が多いという話題が登場しますが、なるほどなあと思わされました。利益を追い求めすぎない。信用商売をしている。そこに登場する八つ橋屋さんはN君のところだったのでしょうか。京都駅などでN八つ橋のお店の前を通るたびに、高校の同窓生のN君は元気かなあと思い起こされます。しかし、この若者向けに書かれた新書に、著者の最新の考えが著されているというのもちょっとした感動でした。

10 件中 1 件~ 10 件を表示