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hontoレビュー

クリュセの魚(NOVAコレクション)

クリュセの魚 みんなのレビュー

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みんなのレビュー13件

みんなの評価3.5

評価内訳

13 件中 1 件~ 13 件を表示

2014/05/21 23:08

投稿元:ブクログ

「動物化するポストモダン」(以下「動物化〜」とします)を読み終えて、とっても興奮して世界(セカイ)の見え方が変わったのを喜んで、著者の著書をいろいろと読んでみようと思い、小説を書いているのかと、感心して読んでみた。というのが動機。たぶんそういう動機の人って多いと思うので、なんらかの参考になれば。

ぼくはエロゲーを経験していないです。ノベルゲームならば「かまいたちの夜」などはやったことがあります。
なんでそういう話が急にでてきたかというと、「動物化〜」でもあったように、著者の守備範囲にエロゲーが入っているからで、「動物化〜」を読む上で、エロゲーの存在はぜったいに無視できません。ということは、著者が小説を描く場合も、それを意識しないわけにはいけないということで・・・。
ぼくは、通過してこれなかったので、いまいち、文章がよくわかりませんでした。
主人公の彼が若いから「敢えて」なのか、そもそも著者がそういう文章しかかけないのか、わかりませんが、稚拙っぽいかんじがしましたし、現在の地球の日本人が読むことを前提とした「昔の地球には、こういうのがあってね」という説明がいちいち鼻につきました。

というネガティブな一面もありますが、ストーリーは極めてシンプルで「あぁ、恋愛ってこんなかんじよね」っていう甘酸っぱい雰囲気が、読んでいる方が恥ずかしくなってしまうような表現で、なんだかなんだか。。

小説という一本みちでしか表現できない枠組みの狭っ苦しさを、著者はなんどももどかしく思ったのではないでしょうか。これは、各所で、分岐しているはずだ。と。

そういうもどかしさや窮屈さが、良さのような気がします。いままでパソコンで文字を書いていたのに、急に手書きになってしまったら、とても窮屈。そんなかんじ。

長いレビューのわりに、内容にほとんどふれていませんが、少しでも読みたくなったら、幸いです。

2014/04/27 18:02

投稿元:ブクログ

SFを読むには知識と体力がいる。

火星に移住、といって思い出すのは
『星へ行く船』(新井素子)
『逃げちまえ!』(野梨原花南)
『スター・レッド』(萩尾望都)
火星じゃないけど、地球外への移民で思い出すのは
『灼熱の竜騎兵』(田中芳樹)とガンダム。

2014/09/23 15:42

投稿元:ブクログ

火星を舞台に少年少女の恋愛と独立とハイテクノロジーが交錯する!!(よくわからない)

なんだかよくわからなかったけど
VOCALOID的な?
宇宙人からの送り物は侵略の道具だった!っていうのはおもしろい

時間を戻ったら娘が生まれないってのが
こないだ見た「アバウトタイム」って映画とかぶってておもしろかった

2013/09/02 20:55

投稿元:ブクログ

すごかった。
面白かったと言うより。

アニメの世界に生きているぼくにとっては、読み進める毎にいろいろな作品が浮かんだ。
火星でアキトで私はあなたが好きなのだからナデシコは当然ながら。
エヴァ、マクロスプラス、ゼーガ、シュタゲ、2001年宇宙の旅。
でもぼくが思い出して、連想してその作品を思い出して衝撃を受けたのは、KEY the Metal IdolというOVAだった。

この作品はロボットの少女キィが人間になるためにアイドルを目指す、と言うものだ。
可愛らしいストーリーのようだが、実際には鬱々としていて、陰惨な事件が起き、ドロドロとしている。
ドロドロとしていて、登場人物は本当にその「想い」をドロドロの「ゲル」として吐き出してしまう。
この「ゲル」は物語の中盤までは悪役の開発するロボット兵器の得体の知らない、しかし単なるエネルギー源のようなものとして描写されている。
その正体は前述したように、人の「想い」だ。
いや、「ゲル」自体が「想い」ではない。
人々の「想い」が、物質化するほど蓄積され託され圧縮され思い詰められた膨大な「想い」が具現化する際に、「ゲル」という状態を伴う。
「想い」には人を動かす力がある。
機械の体を動かすのは「想い」なのだ。
このアニメではたびたびテレキネシスが描写される。
「想い」は人や物に向かい、その人を動かすことができるのだ。
「ゲル」は空気にさらされると揮発してその「想い」も霧散してしまう。
「想い」を留めるのは、至難の業なのだ。
しかし、人々の「想い」を集約し蓄積し具現化できる存在がいる。
それが「アイドル」だった。
そして実はキィはロボットではなく、あまりにも膨大な「想い」を内包し、その嵐のような「想い」が暴発しないように、心が動かないように、心を殺していたのだった。
ラスト、黒幕の手によって「ゲル」を抜かれたコンサートの聴衆に、キィは「想い」を返し、人間に戻る。

本書自体に関係のないアニメの話は、ココまで。
ぼくはこの「ゲル」と「想い」の関係を引きづってきていた。
エヴァのATフィールド、人間を形作る心の壁、と双璧を成すように、ぼくの人間観、世界観を支えている。
本書では、頻繁に「象徴」が現れる。そしてその感覚を大して引っ張ることもなく未来の「天皇」の末裔が事件に巻き込まれる。
この「天皇」の末裔が、ネットに蔓延した「想い」をかき集めて世界に一矢報いることを試みる。
ぼくはこのシーケンスで、KEYを思い出したのだった。
本作での「想い」はある意味「気分」程度のものでも有る。「ノリ」や「空気」でもある。素してそれが別に正しい結果を引き起こすわけでもない。欲望と、理性と、そういったものの相克と。
これは、著者の一般意志2.0を思い起こした。

本作で「集約儀がカー時空の糸を張り巡らし、膨大な情報が銀河の間を駆け抜ける成熟宇宙においては、魂という重しがないと世界線が発散してしまうのだ。」と言う文章がある。この「魂」はこの「想い」でもある気がする。人は選択に悩まされる。あのときどうしていたら。いくらでもありうる「あり得た」世界は「魂」によって現実のひとつにまとまっている。「想い」の重みが世界に必要なのだ。「ああしていたら」と想いつつも、その可能性をかかえながらもやりなおさないでいられる「想い」が。
この「魂」は肉体とは不可分で、本作ではワープ毎に脳の一部にほんのわずかな損傷を受けることで、変質してしまう、そしてそれによって人類全体の「魂」が変わっていく、その「魂」を回収している存在がいる、という。
読書という他の世界へのワープを繰り返すうちに、ぼくの魂は少しずつ刈り取られ、どこかに回収されているのかも知れない。

でも、ぼくも、ゲルが尽きるまで、

2015/10/19 07:31

投稿元:ブクログ

ボーイミーツガールの関係性が太陽系の運命を左右するというセカイ系でありつつ、生殖・出産・家族・血縁を描くことで「きみとぼく」に閉じない物語を書こうとしている。文芸評論『セカイからもっと近くに』(とくに小松左京論の部分)の理論を自ら実践した文学作品だといえる。余談だが娘との関係性は映画「インターステラー」にも似ている。

2014/11/08 00:02

投稿元:ブクログ

 近未来の火星、少女との出会いが世界の変革の中へと巻き込まれていく。

 脳に直接アクセスする電子機器やテラフォーマーなどの設定と裏腹に、このストーリーの中核は民族や血筋であったりSEXであったりという生の身体になっている。私達はそこから逃れることができないとも言えるし、そういう拠り所があるとも言えるように感じた。
 で、このテーマって最近の東浩紀が語ることとすごく結びついているように思えて、小説という表現で思想家としての東浩紀を伝えられたように感じ唸らされた。

2015/02/27 01:17

投稿元:ブクログ

東浩紀さんの小説は、難しいけど面白い。
クォンタンファミリーズと同様で
心が震えた。作品はセカイ系であり、
サブカル色は強い。

2013/10/15 01:39

投稿元:ブクログ

思っていたよりもあっさりしていた。それは私の想像力が足りてない分もあると思うのだけれど。あと前半をNOVAで読んでいたので、世界観に対する感動が薄かったけど、拡張世界はありそうな未来だなと思う。

東さんは「ほしのこえ」だと言っていて、読み終えてみれば確かに「ほしのこえ」だった。でもあれほどの濃密さはなかった。

栖花の生きざまをもっと見ていたかったな。

2015/12/31 01:50

投稿元:ブクログ

SFでした。
書店の帯に恋愛小説。とあったので読んで見ましたが、SF読まない私には、ちょっと理解ができなかったです。

SF特有なのか、漢字の羅列でもうパンク…。

火星に住んでる→麻理沙と彰人が出会う→日本人っていう貴重な人材→麻理沙が地球でテロを起こす→麻理沙死亡→彰人の前にLが現れ、栖花という麻理沙との間に出来た子がいると引き渡される→栖花はやっぱり麻理沙の子で、麻理沙と同じ道を辿る→彰人は止めようとする→麻理沙の記憶を構築された「このわたし」登場→実はLも麻理沙との間に子供がいた。でも事故で亡くしてた→42年船で漂流して、火星に戻ったら栖花が王様に→結局火星は平和なじゃない。

よくわかんない作品でした…。

2013/09/08 14:56

投稿元:ブクログ

第一部も第二部も、ラストでは目頭が熱くなり込み上げるものがあった。淡白とも思える文章だが、その世界はロバート・チャールズ・ウィルスンの時間封鎖シリーズにも劣らぬ壮大さだ。久しぶりに本格SFを読んだ感じがする。
舞台が火星だからというわけではないだろうが、プロローグから第一部の冒頭にブラッドベリがほのかに香る。とはいえ、科学技術的背景や政治、社会状況を舞台にしての物語展開は小松左京ばりの本格SFの香りもある。
蛇足だが、ミステリアスな少女、麻理沙と彰人との逢瀬は、三人の子持ちで定年間近のおっさんとって、萌え萌えのファンタジーだった。

2014/03/24 00:56

投稿元:ブクログ

未来は現在以上に完璧なもの。
全ては進化する。

この前提で未来は描かれないと希望は生まれない。しかし、「完璧」に近づけば近づくほど、全ては予測可能になり管理がしやすくなる。

「完璧」とは答えが定まっているから「完璧」なのだから。

『クリュセの魚』の舞台は24世紀の火星と地球だ。全てがテクノロジーの進歩によって蓄積され、管理可能な社会。

そんな未来像は読んでいて感心と危惧を掻き立てる。必ずしも暗くはならない未来。

そんな「完璧」な未来で前を見ることなく逡巡し続けるのが主人公•葦船彰人の心だ。彼は自分が「しなかったこと」で愛した者がいなくなる。

後悔を抱えながらも前に進むのが人生。「完璧」な未来とは程遠く永遠に逡巡し続ける主人公の「心」。

しかしその全く完璧ではない「心」が凄まじい前進を見せるのが人生。

「完璧」なものは素晴らしい。しかし完璧とは程遠い「心」が物語を揺さぶり、読み手の心までも揺さぶる。

東浩紀はそれを物語中で「魂」と表現した。そしてそれを宇宙も求めているのだと。

「完璧」とは程遠いのに。人の心は常に迷いながら後悔を抱きながらも強い前進をしなければならない。主人公•葦船彰人は全くかっこ良くない。しかし、とても魂を震わせる。

この作品はそんな歪でかっこ悪い、人間の心=魂の賛美歌である。

かっこ悪くてもいい。迷ってもいい。後悔してもいい。しかし、魂が感じた確信のために前に進む力だけが輝く。そんな星を物語の中に見た。

2013/09/22 11:12

投稿元:ブクログ

もしかしたら将来予言をしていたということで、話題になるかもしれないが…。
基本的には、内容の薄いアニメの物語にしか感じなかった。
私自身がターゲットの読者ではないのかもしれないが、固有名詞が多すぎて、すんなりと入っていかない。固有名詞きよる周囲の説明を抜くと、なんとも内容が薄く感じたのは自分だけだろうか??

2013/10/15 23:25

投稿元:ブクログ

とても面白い。SFの部分は難しく読むのに苦労したけど、恋愛小説としての「クリュセの魚」はすごいよかった。

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