電子書籍
昭和時代の
2022/07/05 07:16
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間なので、プログラミングがどういう技術なのか?また、小学校で、どういう授業でやっているのか想像もつかない。でも概念だけでも知りたいし、できれば使いこなしたい。
紙の本
最近のプログラムはこんなになっているのか!!
2014/07/30 17:36
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投稿者:hiro190 - この投稿者のレビュー一覧を見る
始めのほうは当たり前のことが多くてあまり面白くは感じられなかったが、
Chapter4以降は最近の簡易なプログラムの実例を含めた紹介があり
これはとても面白かった。また、友達が面白いといっていたラズベリーパイ
にも触れていたのでさすがと思った。(私が遅れているのかも知れませんが)
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今後プログラミングを学ぶことになるかもしれないお子さんをお持ちの親御さんや、実際にプログラミングに手を出すのは腰が引けるが「教養」として知っておきたいという社会人の方々に読んでもらいたい一冊。
書評はブログに書きました。
http://unsolublesugar.com/20140311/013210/
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6歳でコンピュータに目覚め、立ち上げ期のドワンゴでゲーム開発者として活躍した著者がプログラミングを平易に語ったもの。
前半ではプログラミング的なものの見方、後半では自ら開発した「6歳の子供でも扱える」簡易プログラミング言語ムーンブロックの解説となっています。
著者がプログラミングを通じて得た世界観。「察すること」を拒むコンピュータプログラミングは、コミュニケーションの原点を示しているようにも思えます。プログラミングにおいて指示の失敗、ミスコミュニケーションは全て指示した側の責任との指摘です。
○プログラミングとは、一言で言えば「自分以外のものを、思い通りに動かす方法」のこと。適切にプログラミングしたものは、たとえば作者が消滅したとしても、作者の意図を反映し、プログラミングした通りに動くことになります。
これが企画であれば企画者の意図通りにユーザーの気持ちを動かそうとするのとプログラミングであり、組織であれば、組織全体をリーダーの意図どおりに動かそうとするのもプログラミングであるといえます。
○プログラミングした対象が期待通りの動きをしなければ、それは全て命令を下したプログラマーの責任。あなたがもしプロのプログラマーだったなら、誰かにお使いを頼み、意図したものと違うものを買ってこられても、そこは黙って「指示を漏らした自分にこそ責任がある」と、自戒しなければなりません。
○プログラマーの間で流通している格言に「プログラムは思った通りに動かない」というものがあります。ただしこの格言らこれだけで終わらず、後ろにはこう続きます。「書いた通りに動くのだ」。
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最後の慶応大学の増井教授の試み。全世界プログラミング
つまりはルーチン化できることは機械に任せるという判断。では発想することに人間は注力するべきということなのだろう。
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教養|知識によって生まれる人格性。プログラミングを学ぶことでその人はどう深みを増すのか。わかりやすかった。
この本がわかりやすいのは著者がプログラミングが教養になっているからだと思った。
つーかこの人母校で講師やってたの!?授業受けたかった。いや、その当時はプログラミングなんて受ける気全くなかっただろうけど、今となっては…。
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p17 プログラミングを学ぶと何ができるようになる
●論理的な思考方法
●情報の適切な分類・活用
●最小の手間で、正確な仕事をこなす思考方法
●知らない人と知識を共有する方法
だそうです。
p23 プログランマ
プログラムの語源はギリシア語のプログランマである。「公に書かれたもの」という意味がある。法律や慣習や宗教儀式や哲学など人の行動を制限管理するものがプログラムだったのである。「人々のコントロール」これがプログラムのキーワード。
p33 バッファ
コンピュータの画面は常時書き換えられて再表示の繰り返しで写されている。しかし、画面が一つしかないと切り替えの際に画面が高速点滅してちらついてしまう。これの対策として、画面表示領域を二枚用意して、一枚を移してその間にもう一枚に新しい画面を用意するようにして画像分断によるちらつきを無くしている。なるほどね。裏で次のものを準備しているのがバッファリング。信長の長篠の戦いにおける鉄砲部隊もトリプルバッファリングである。
p35 1987
金融業界のブラックマンデーという事件。
金融業界も今では取引プログラムによる瞬時の取引が主流である。しかし、この全自動金融装置も製作者が人だから万全ではなく、一つの手違いで大惨事を起こす。その実例がブラックマンデー事件。
ある会社が手違いで株式を安く売り出してしまった。それに反応したプログラムが安値になる前にその株を売ってしまい、それによってさらに価格が下がり、別のプログラムが今度はその業界全体の危機と捉えて広く売りに出始める。この連鎖反応で株式市場全体が見る見るうちに売り注文過多になり、平均株価がダダ下がりした、この月曜日は「ブラックマンデー」と名付けられた。プログラムゆえの恐ろしさ。連鎖反応で取り返しのつかないところまで瞬時に行動できてしまうのだ。
p40 スポーツもプログラミング
スポーツは身体能力の競争にルールを設けたものである。だからこれもプログラミングの一種と言える。
そして、スポーツ理論というのもプログラミングである。体の使い方を科学することで、すべての人が効率の良い身体の使い方を学べる。達人の特権を大衆化する、この役割もプログラミングの仕事である。
p47 コンピュート
Computerは「er」がつくということは人なのである。Compute「計算する」なので計算する人がコンピューターなのである。実際、20世紀半ばまで計算は電卓で無く、計算手のバイトだった。この計算する人が人力から機械力に移ったのだ。
p59 バグ
バグはかつて真空管の光と熱に集まった蛾(バグ)が回路に挟まってシステムダウンさせることがあった。これに由来している。
p60 フール・プルーフ
「お馬鹿をしても平気」という意味の言葉。リスクヘッジとして問題が小さいうちに事態を済ませられるようにプログラミングすること。ミスを犯すことを前提で考えること。
p74 占いとプログラム
プログラミングは直接手を下さず他人を操る術である。占いも心理的効果で他人の行動を制限コントロールできるんだからプログラムである。
p83 チューリング
第一次大戦のドイツ無制限潜水艦作戦を打ち破ったのはイギリスの当時26歳の天才数学者アラン・チューリングだった。彼はUボートのエニグマを解読する機械を作った。(ボンベ)彼がいたからイギリスはドイツに敗けなかった。
そんな大功績がある彼だが、軍事機密だからその功績は表に出ることがほとんどなかった。
彼はそんな抑圧された状況からかおかしくなってきて、最後は青酸化物のはいったリンゴを食べて42歳で亡くなった。
p91 アルゴリズム
物事を一般化して誰もが平易に均質なものを生産できるようにすること。数学でいうところの公式を作ることである。アル=フワーリズミーの名前に由来する。
世界最古のアルゴリズムと言われているのがユークリッドの互除法である。最大公約数を求めるアルゴリズムである。
アルゴリズムは生活を効率化する姿勢を身に付けられるという。
p105 ハッシュ
ある集合の中の分類の共通項。そのハッシュに関連する物事にデータを分類することで、管理や取り出しが容易になる。名簿作りとかに応用できる。名前の五十音順に分類するとかもハッシュ付である。
p163 Scratch
MITで開発されたプログラミング教育の教材。簡単にプログラミングの基本志向を学べるらしい。
p164 バグとの闘い
プログラマーの格言「プログラムは思い通りには動かない。書いたとおりにだけ動くのだ。」
プログラム作成の永遠の課題はバグを無くすことである。しかし、プログラミングを人間という不確定要素が作成している以上それは不可能に近いだろう。だから、バグを自動で解消するソフト、自動発見器などができれば革命になる。
p172 ムーアの法則
集積回路上のトランジスタの数は18か月で2倍になる。と1965年位提唱して、概ねその通りになっている。トランジスタは小型化が進み、つまり同じ面積でより多くのトランジスタヲ使えるように進化している。しかし、これには物理的限界が来る。これが2020年前くらいに来てしまうらしい。それ以上は分子レベルを超えるらしいからだ。
p174 カーツワイル曰く
カーツワイル博士曰く、「ムーアの法則は集積回路だけでなく生物の進化にも応用される。人の進化も加速度的になっている。このまま行けば2020年代には人工知能が完成し、2027年ころには人の脳の全貌が明らかになり、分子レベルのナノボットによる生活の変化が起きるだろう。そうなれば医療も何もかもが克服されうる。」
へー。
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論理的な思考の得手不得手は、このプログラミング的センスにあると思っていた。もし論理的思考がダメな人はプログラミングを学べば良いのでは。
いや、そもそも触れることすらままならないか。だったらやっぱり子供のうちからそういうプログラミングに対するバリアをフリーにする必要があるよな。
プログラミング教育賛成。でももう入れる場所ないよな。国語の授業で取り入れよう!!
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ちょっと内容がうすいかなと思ったけど、きちんと大事なことは書いてあるし、よくまとまっている。いまどきの若い人が、ITに多少なりとも関係のある部門に配属されて社会人になって、とりあえず基礎知識を得るために読むのにいい本ではないかと思う。
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20140323 コンピュータを動かすだけがプログラミングでは無いと言う指摘は新鮮だった。意識していなかったがコンピュータを巡る環境はどんどん進化しているようだ。誰でも出来るという方向なのが嬉しい。
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何十年か先には、今ある職業のうち半数がIT化の影響でなくなるかもしれないとニュースで見たことがあります。
そんな中にあってはまさにプログラミングは教養ですよね。
悪いプログラミングを例えるのに、週刊アスキーの最新号と安いバナナの例えは的確すぎて電車の中で笑いそうになりました。
同時に、今まで世の中にこういう言葉で進んできた事柄がいかに多いことかと思ってしまいますね。
あと、この本のハイライトはチャプター3だと思います。自分もプログラムは少し読んだことがあるくらいで書けはしないのですが、エッセンスは凝縮されていると思いました。
あと最後のチャプター5では生物学的な話まで言及されてます。まさかプログラミングが生物学的な話につながるとは。おもしろい。
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プログラミングとつく新書ということで買って読んでみた。
自分の知らないちょっとした豆知識がいろいろ書いてあって面白かった。織田信長は鉄砲隊を3列に分けて発砲すると入れ替わったという話とか(本書ではこれをプログラムでいう『バッファリング』と同じと書かれていた)。
他にも身近なものをプログラミングにたとえて書いてあったのだけれども、子育てをプログラミングと同じみたいに書かれているのは、どうかと思った。読み進んでいくと、プログラミングはコミュニケーションの一様態と書かれてあったので、そういう意味では確かに子育てもプログラミングなのかもしれないけれども・・・。
ところで、プログラムの例をおつかいに例える話のなかに、10歳の娘に週刊アスキーを頼む母親という場面があるのだけれども、はたして日本に小学生の女の子に週刊アスキーを買ってくるように頼む母親がいるのだろうか。
タンジブルユーザインタフェース(TUI)はまだまだ実用化されてきてるとは思わないのだけれども、はたして実用化されるまで何年ぐらいかかるのだろうか。
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2014年13冊目「教養としてのプログラミング講座」読了。
図書館に請求して待っていたけれど、ブックオフで100円だったので買いました。司書の先生ごめんなさいm(__)m。
内容としてはプログラミング授業の導入といった感じで、なかなか面白い例えもあり参考になった。
これから文系・理系関係なくプログラミングを学ぶ時代が来るのだろうとは思う。学習指導要領にも組み込まれるはずだし、しかもそれが小学校から行われるのとか(たしか…)。
実際プログラミング(というかアルゴリズム)を授業で指導している身としては喜ばしい限りだが、果たしてどれだけ教えることのできる人がいるのか?というのが疑問。また、どのレベルまでの指導が求められるのか?も関わってくる。
(プログラミングを教養に…という)社会のニーズ対して、教育現場も行政もどう応じるのか?この辺りが示されると、きっと教科情報の単位数も増えるのかもと期待。
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プログラミング教本の第一章をていねいにていねいに開いたような本。プログラミングというものの考え方、思想の根本みたいなものをわかりやすくコンパクトにまとめてあります。
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プログラミングを普通の人に分かるように説明する、というのは極めて難儀な仕事であり、著者はBlog等を見ても分かるとおりそれが出来る数少ない人物の一人であると思います
氏の関わるプロダクツ以外にももう少し普遍的な内容が多ければさらによかったと感じました
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本当にITと聞いただけで毛嫌いする人向け。
プログラミングの身近な例や実社会での応用等に触れている。
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タイトル通りですが、これを読んでもコンピュータプログラミングはできません。「プログラミング」の考え方はわかります。
ただ、ちょっと読んだだけでは身につくものではないので普段から意識しておかないと身につかないですし習慣づけないといけないものだと思います。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4716776.html