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2014/10/04 12:54

投稿元:ブクログ

北御門二郎(きたみかどじろう)という農業者であり、トルストイ翻訳者がいたこと、を知ることができて、本当によかった。

彼の素晴らしさは、なによりも自身でしっかりと考え、判断し、そして行動しているところ。


ぶな葉一さんのあとがきにある北御門さんの言葉に救われる・・・
「人間は不完全です。どんなことでもしてしまうんです。ぼくもほんとうに不完全なんですよ。だから理想という天からの羅針盤がいるのです。」

そして、強く共感するのは~
「兵役に就いて戦場にでかける。それは結局、人を殺しに出かけるということです。それは自分のうちにある魂を殺すことにほかなりません」
「絶対非暴力」の気持ち。

P12祖母は、「人間の性は自由よ」と答えました。それは人間の本性は、善にも悪にもなる、善悪は人間の努力しだいということでした。

P38「だれが正しく、だれが正しくないか、裁くのはわたしたちではないと思う」

2014/10/07 18:00

投稿元:ブクログ

ぶな葉一『北御門二郎 魂の自由を求めて』銀の鈴社、読了。「人を殺すくらいなら、殺されるほうを選ぶ」。戦前昭和において、死刑覚悟で戦争に行くことを拒否した北御門二郎の生涯を描く。「トルストイに魅せられた良心的兵役拒否者」(副題)の歩みは自らトルストイとして「生きる」歩みであったといってよい。

本書は小学校高学年以上中学生向けの児童書ながら、北御門の精神の軌跡をあますところなく描きだす。著者のぶな葉一こと石田昭義さんは、北御門との出会いが人生を決定づけられ、その翻訳を広く世に問うたが、本書は著者と北御門との対話でもある。

ある女子校での修養会の折り、北御門の話の後、校長が「それでも同胞に対する暴力のためには戦わなければならないときがある」と締めくくった。聞き流すことができない北御門はどんなときも「人は人を殺すために生まれてきたのではない」と付け加えた。

「人間は不完全です。どんなことでもしてしまうんです。ぼくもほんとうに不完全なんですよ。だから理想という天からの羅針盤がいるのです」。

現実と理想を対比させ、現実主義者は理想をあざけり、理想主義者は撤退していくことが多いが、北御門のうしろすがたを憧憬すると、そこが落とし穴かもしれないと感じる。

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