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笑い三年、泣き三月。(文春文庫)

笑い三年、泣き三月。 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.2

評価内訳

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10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

某ベストセラーより「笑い」の本質を捉えている

2016/09/11 08:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さんぽジスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

一昨年から今年にかけて一番多くの作品を読んだ作家。その中でも特に好きな作品が本作である。「茗荷谷の猫」に所収の「庄助さん」を彷彿とさせる人物及び時代設定だが、その庄助さんが戦地での経験に絶望したまま生還したかのようなキャラクターの光秀の存在感が印象的である。なぜかお笑いトリオ「ジャングルポケット」の斎藤を思い浮かべながら読んでいた。ドラマ化することがあれば是非実現してほしい。戦後の食糧難に乗じてあこぎな商売をする農家の男に「あなたのしていることには笑いがなかとです!」と糾弾する主人公の笑いに対する真摯な姿勢に心を打たれた。

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紙の本

魅力的な人々

2015/01/10 19:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

木内さんの書く登場人物は魅力的だ。
万歳芸人の善造、戦争孤児の武雄、元映画関係者の光秀、そしてストリッパーのふう子。
戦後、偶然寄り添った人たちが生き抜き、そして将来の夢や希望を持って行ったのには、素直に良かった。
木内さんの小説にもこんな軽い書きっぷりのものがあったのには驚き。
写真を文書で表現するとこんなに難しく、魅力的な文書になるのにも驚き。
長編だが一気に読める。

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2015/09/09 23:58

投稿元:ブクログ

2015/9/9
おもしろかったなぁ
久しぶりに厚みのある本を読んだなぁという印象。
いや、他のもちゃんと厚みはあるんよ。
でも戦後すぐの戦争孤児とか出てくるのめったに読まないから。
彼らはこの後どうして過ごしたんだろうな。
善造さんがすごく素敵。
底抜けに優しいのに強い信念はあるけどなんだか間抜けでどんくさくて憎めない。
武雄は善造さんに出会えてよかった。
善造さんの写真がどんな風に撮れてて、武雄はどんな風に成長して、善造さんとどんな風に再会したか、そんな話をもっと聞きたい。

追記:もし実写にするなら善造さんは間違いなく華丸さんで

2014/05/19 21:47

投稿元:ブクログ

善造さんの、子供(武雄)のすべてを受け入れ、慈しむ姿勢に心打たれた。

あんな風に大人がすべての子供を愛して育てていけたら素晴らしいなあ。

2014/08/28 21:54

投稿元:ブクログ

「茗荷谷の猫」の、木内昇さん。
この方「のぼる」じゃなくて「のぼり」さんなんですね。今回初めて知りました。

最初はなんだかダラダラした感じで、「あーあ、戦前戦中戦後もの好きだけど、これはハズしたかなあ…」と思ってましたが、だんだんとおもしろくなってきました。

戦後の人は、こんな感じだったんだろうか。
終戦直後に生きてた人たちは、文字通り戦争を生き抜いた人、だったんだもんなあ。
私の両方の祖父母もそうだ。
その後どうやって生きてきたのか、祖父母に聞かなかったのが悔やまれる。

善造が言った、「死にたい」って言い方がおかしいってのは確かにと思った。
そんな、人間生きてりゃ絶対に叶うことを、なに望んでんだって。

2016/02/17 10:01

投稿元:ブクログ

すごくよかったけれど、勝手に、昭和のお笑いの気軽な話かなと思い込んでいたら、戦争や戦後の話をすごく悲しく重く感じた。もちろん、そういう意図あってのお涙ちょうだいとかではまったくなくて、文章はユーモアがあって笑えるし、さくさく読めるし、基本明るくラストも希望があってさわやかなのだけれど。それでも、まだ空襲で家族全員亡くして孤児になって、食べるものも住むところもかまってくれる大人もいなくて、飢えと寒さに苦しんでいる子ども、なんて状況を考えるとなんとも悲しくて。今の時代じゃ考えられない。激戦地で戦争を体験した復員兵の体や心の傷も深い。なんというか、軽々しく戦後だの復興だの言えないな、と思う感じ。はしょったテレビ番組とか見てると、戦争終わったら高度経済成長がきて、みたいに思えるけど。戦争終わってすぐ復興して豊かになったわけじゃまったくなくて、戦後もずっと悲惨な苦労の多い生活を送ってた人がものすごくたくさんいたわけで。白いごはんと卵を食べるのが夢、とか。しかも、だれもが心に傷を負っているというか。それが遠い昔じゃなくて、わたしの親世代くらいの話なんだな、と。なんだか戦争の恐ろしさをやたら強くしみじみと感じてしまった。作品には、それがメインで書かれてるわけじゃまったくないんだけど。
浅草のお笑い芸人や映画や写真の話がいろいろ出てきて、それぞれモデルとかいるんだろうか。参考文献もたくさん巻末に出ていて、相当調べて書いたんだろうな。

あまり時代物は読まないんだけどやっぱり木内昇さんは読んでいこうと思った。

2014/05/23 15:55

投稿元:ブクログ

『笑い三年、泣き三月。』 (木内昇 著) | インタビュー - 本の話WEB
http://hon.bunshun.jp/articles/-/352

文藝春秋のPR
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167900939

2014/06/23 12:35

投稿元:ブクログ

戦後の日本が舞台。
白いご飯が贅沢とか、闇市だとか、今では考えられない様なことが、戦後の日本では当たり前だったのかなと。
そんな中でも楽しく、懸命に生活している四人に励まされる。

2014/09/09 18:03

投稿元:ブクログ

【戦後の浅草を生き抜いた愛すべき人たちの物語】浅草の劇場に拾われた万歳芸人、戦災孤児、復員兵の三人と風変わりな踊り子が共同生活を始める。戦後を生き抜く人々を描く傑作長編

2014/05/20 00:00

投稿元:ブクログ

終戦直後の浅草。年齢も性別も性格もバラバラな4人が小さな劇場に集まり、一緒のアパートで同居生活を始める。
読みながら、どう言う方向に話が進むのか不安でした。序盤はむしろもどかしいほどです。登場人物はそれぞれ個性的ではありますが、特に魅力的と言うわけでもなく。そうした個性がバラバラなまま終盤近くまで淡々と話が進むばかりです。しかし、さすが木内さん、気持ち良く終わりました。
とは言っても、最後に一気に盛り上げたり、大きなどんでん返しを仕掛けたりする訳ではありません。スーッと終わる感じなのですが妙に印象に残ります。消して強く表現するわけではないのですが、四人の行く末が感じられる余韻のある最終盤でした。
良いですね。

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