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古墳をまじまじと見たのは中学生以来である。こういった本わ読むと古墳というものの凄さというものを思い知らされる。著者である、まりこふん氏のコーフンポイントというものがすごくマニアックで良い。古墳だけではなく、副葬品も取り上げており、詳しく説明もされているため、非常に勉強になる。
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これはたまたまTSKで見かけて、イラストエッセイのひとつかなと思って手にした程度、なんだけど、星5つ!
何とも不思議なダジャレやギャグについては不問にすることにして、古墳を超初心者向けにわかりやすく紹介してくれるものとして素晴らしい本。
私ね、今まで古墳が好きだと思ったことなんて一度もなかったとおもっていたけど、好きだったみたいです。何が好きなのか全然分からないのだけど、なんとなく古代のロマンを感じるというのかな。
そしてこれから行くならという古墳リストを見てみたら、自分のこの古墳好きのルーツを発見。子ども時代に住んでいた所が載っていた!! 子ども時代父に連れられて遊びに行っていた記憶が薄らよみがえってきた。それは古墳へ行ってたわけでなく、あくまでも公園へ遊びへ行ってたのだけど。三つ子の魂百までってことなのかもしれない。
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「古墳が好きで古墳の歌を歌う世界で唯一の古墳シンガー」として有名な、「古墳にコーフン協会」会長のまりこふんさんの著書。古墳に対する愛にあふれている今回の1冊。
古墳といってもいろいろな形がある。有名なのは前方後円墳。それぞれの古墳に形に対して著者によるコーフンポイントが載っている。
古墳性格診断 あなたはどんな古墳タイプ?では、古墳のタイプごとにどんな性格をしているのかわかるという珍しい性格診断。古墳の形で性格診断とはなかなか思いつかない。
埴輪、装飾古墳、石室・棺や副葬品に関しても取り上げられている。手軽にとってパラパラと読み進めていける。
まりこふんの古墳ワールドでは、各地で開催されている古墳祭りの様子が文章と写真で知ることができる。その他にもお気に入りの古墳グッズ大公開など、まりこふんワールド炸裂。
古墳にコーフン協会
http://kofun.jp
日刊SPAのサイト
http://nikkan-spa.jp/482747
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古墳シンガーとして知られている、まりこふんさんの著書。学問的でマニアックな扱いだった古墳を、全く違う視点で、愛でるものとして捉え、学問的な関心がない層に広く古墳の魅力を広げた方。
古墳グッズ開発にあたり、参考に読みましたがとにかくわかりやすく、適度にまとめられていて大いに役立ちました。
専門書の棚に並べられていますが、他の本と違っていかにも「ゆるゆる」な雰囲気を醸し出している本。手に取ると、意外にもしっかりと古墳の種類、出土品、構造などについて簡潔にまとめられており、入門書としておススメできます。
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まりこふんさんとは何度かお会いしたことがあり、明るく古墳について語ってもらいました。この本も、彼女の古墳愛がふんだんにちりばめられています。
そもそも、古墳とは古代の有力者の大きなお墓、というイメージしかありませんでしたが、具体的には弥生時代と奈良時代の間の「古墳時代」と「飛鳥時代」の約400年間に作られた、その土地の有力者のお墓を指すのだそう。
今でも全国に約16万基も残っているというのが驚きです。
さらに、いまだに毎年発見されているというのですから、決して古臭いものではなく、まだまだ新しい発見がありそうな夢のある研究対象です。
古墳といえば、奈良県の藤の木古墳が有名ですが、法隆寺に護られたおかげで盗掘を避けられたのだそう。出土品は県立橿原考古学研究所付属博物館に展示されているそうです。
古墳の形にはいくつか種類があり、下が四角で上が丸の、上円下方墳。昭和天皇陵もこの形を取っているのだそう。
天皇のお墓には、1500年前の古墳と同じデザインを今でも使っていることがわかります。
また、四隅突出型墳丘墓は、名前が変わっていますが、アニメ『鷹の爪』の作者の『古墳ギャルのコフィー』に登場するダニエルを思い出すと一気に親しみがわきます。
横穴墓としては吉見百穴が有名で、トルコのカッパドキアを連想しますが、吉見百穴は埋葬施設、カッパドキアは住居なので、用途が違うもの。
古墳からの出土品に埴輪がありますが、古墳に入っていたもの木製の埴輪が今でも残されているというのには驚きです。水につかっていれば腐らずに残るのだそうです。
世田谷では、10月に野毛古墳祭りが開催されるとのこと。身近な古墳のお祭りに、いつか行ってみたいなあと思います。
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古墳シンガーまりこふんの、古墳愛がつまったガイドブック。形や副葬品やグッズや…。写真いっぱいで楽しい。大仙古墳ももちろん載っている。