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hontoレビュー

天魔ゆく空 上(講談社文庫)

天魔ゆく空 上 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.4

評価内訳

7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

半将軍

2015/08/24 12:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る

細川政元を主人公にするのは無謀だったそう感じさせてくれる作品でした。
この時代背景が難く、意味不明な行動をとり、さらにクーデターを起こし幕府を牛耳った政元を主人公にするのは書いている方も読む方も一定の日本史に対する知識が必要でかなり尖った作品になったイメージです。

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紙の本

期待していただけに

2015/09/07 23:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JIRO - この投稿者のレビュー一覧を見る

応仁の乱の時代の細川家当主、政元を主人公にした小説。修験道に熱を入れあげ、ミステリアスな人物像をどんな風に描いてくれるのかと期待したのですが、政元目線の描写は幼少時のものくらいで、あとは政元の周囲にいる人物の目を通しての政元像だったので、ただの奇矯な人物にしか見えませんでした。もっと政元自身がなにを考え、どう行動したのかを、政元自身の目線で語って欲しかった。

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2014/10/23 18:29

投稿元:ブクログ

マイナーなイメージの時代に活躍した、“奇行”が見受けられたというような断片的なことが少し伝えられるばかりの細川政元を主人公とした本作だが…或いは存外な普遍性や、「今日に通じる何か」を孕んでいるような気もした。

2014/07/23 22:24

投稿元:ブクログ

応仁の乱と戦国時代という時代のはざまであまり、クローズアップされていない人物を主人公に据えた物語で、不勉強にして残念ながら知識がないため、その時代の一解釈としては十分に楽しめる。ただしあまりに知識がないので、作者の歴史観だけでは評価は正直、しずらい。

2015/04/22 23:34

投稿元:ブクログ

三年前、いきなり越後に行って「この先は何もないですよ」と言われた……というエピソードを知ってずっと気になっていた人。
そろそろ応仁の乱をちゃんと調べなくてはと思い、まずは小説からと取っかかりに偶然出会って読んでみました。
とても面白かったです。文章が好きですね。
序盤、似たような展開を最近ラノベで読みましたが、やはり歴史小説の方が何倍も面白い。
才ある人は、幼いうちからこうですよねきっと。歴史小説の恋愛は微妙に感じる物が多いけど、(ただの恋愛ではないが)姉との関係が複雑で面白かったです。
あまり徳川賛美過ぎるのも言いたくないが、やはり家康家臣団は主従ともに最強だなあと改めて思いました。
結局応仁の乱についてはよくわからなかったが←、メジャーな名前が出てきて今まで調べてきた事が繋がり、勉強になりました。「だからあれがああなったのか!」と。伊勢新九郎も出るのを楽しみにしていたので、出て嬉しかったです(会話もないのであっさりだったが)伊勢氏が将軍名付け親とは知っていたが、まさか京都を牛耳っている片割れだったとは驚きでした(ほぼ細川さんのモノだけど)
この時代をもっと知りたいと思わせてくれました。

2014/04/25 15:05

投稿元:ブクログ

tenmayukusora first.
a novelist Yuichi shinpo
publication koudansya

this book is history of japan .
year bunmei four. japan is time of dawn sengoku.
the hero is samurai. He name is Mr masamoto hosokawa with many vicissitudes. I am interesting.

2014/11/10 20:34

投稿元:ブクログ

応仁の乱の時代というだけで評価が低い可哀想な本。でも確かに歴史好きでなければつまんない本。俺は歴史好き。


 足利幕府の同族での家督争いは応仁の乱後も消えることはない。同族ゆえに、同じ苗字、似たような名前、誰が誰の味方かわからなくなる。この時代の宿命。

 なんか、牢に閉じ込められたり、将軍に仕えたり、黒田官兵衛みたいかもなと思ったり。

 でも途中からちょっと胸アツになってきた。これを読む前に別の応仁の乱の小説を読んで、足利・細川・山名・畠山・斯波の名前に慣れておくことをお勧めする。

_____
p26 南朝方の間者
 そういやまだ南朝とかあったんだな。そりゃあ間者とか結構あったんだろうなぁ。

p139 徳政一揆
 借金を帳消しにしてもらうための一揆の決起。土倉などの金融業者が栄え始めた室町時代の特徴的な一揆だな。

p161 勝之の成長ぶり
 細川政元と家督を争っていた勝之は、後継者争いで敗れ出家したことで家督争いの醜さを理解したようだ。

p205 土倉と延暦寺と六角成敗
 近江の守護だった六角高頼は寺社から荘園を横領して評判が悪かった。そこで、寺社のトップである延暦寺は六角氏を追放して、自分たちの領域にしたかった。
 足利義尚は延暦寺からの助言を受け六角征伐に乗り出した。その裏は、一揆を抑えるためにだした徳政令への保証という意味があった。徳政令で債権を失った土倉などの金融業者、その裏のドンは延暦寺あった。幕府も延暦寺に蜂起されるのは恐ろしい。徳政令を出す代わりに、延暦寺の荘園を拡大させる政策を出したのである。

p216 婆沙羅
 バサラとはただ派手を気取るのではない。もとは梵語で「金剛」を意味する。最も堅固な石である金剛のように、何事にも惑わされず動じない、胆力のある様を指すのである。

p233 政元が一揆で学んだこと
 丹波の地で一揆の衆に人質として幽閉された時、一揆を利用すればその地に切り込んでいけると学んだ。自分の息のかかった国人に一揆を煽ってもらい、敵の敵を新たに作るのである。そうすることで、自分の息のかかった人間を新たな領主にして、自分の派閥を強めていったのだ。

p258 天魔
 政元は義尚の後継の将軍を、足利義政の兄:義知の子:清晃にしようと考えた。(p241)
 清晃が継げば、政元が慣例になることは必定、まだ10歳の清晃が将軍になれば、実質政治の全権を管領の政元が握れることになる。
 天魔のごとき策謀よ!

_____

 政元が策謀家になってからが物語の本番。

 後半から面白くなってきます。でも、策謀はいったん読むのを立ち止まらないと理解しづらいので、リズムは悪くなる。

 後半にどれだけ政元が悪い奴になれるのかが楽しみである。

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