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私たちが星座を盗んだ理由(講談社文庫)

私たちが星座を盗んだ理由 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー72件

みんなの評価3.7

評価内訳

72 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

叙述じゃなかった

2015/06/07 18:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:一匹狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

帯に最後の一行で全てが覆る、みたいなことが書いていたので北山猛邦が叙述トリックを書いたのだろうか? とおもったら違いました。
正統派なミステリーだったりファンタジーな世界観だったりホワイダニットだったりとバリエーション豊富で楽しかったです。全体的にえげつない話でしたが。
それと二つ目の妖精の学校だけネットか何かで調べないとわかりにくいかも知れません。

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紙の本

私が及第点しか付けなかった理由

2016/11/18 00:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星を継ぐもの - この投稿者のレビュー一覧を見る

5話からなる短編集。
恋煩い
 5編の中では一番完成度が高かったと感じる。主人公の思いと裏で起きていることの意味が明らかになるときに感じる怖さ。

妖精の学校
 伏線なのか、ブラフなのかわかりにくいエピソードが散りばめられ、未消化で終わる感じが強い。結末もわかりにくい。

嘘つき紳士
 主人公の後ろめたさと、顔も知らない女の子の純朴さが入り交じり、ちょっと切なさを感じていると足元をすくわれる、意地の悪いストーリーが面白かった。

終の童話
 ファンタジー風の展開で、意外性のある犯行動機を作り出すことには成功していると思う。それだけに結末に意外性がないことがむしろ残念に思える。

私たちが星座を盗んだ理由
 短編集のタイトルにもなっている、夜空に輝く星座を消してしまうお話。トリックにはなるほどと思わせる部分もあり、それなりに面白かったが、結末が微妙なところ。この結末で本自体が終わってしまう分、損をしているようにも思える。

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紙の本

トリック好きは1,2の作品の為に読む価値がある。

2015/09/06 12:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えにぐま - この投稿者のレビュー一覧を見る

トリック(サプライズ)に重点を置いた評価になるが、
1「恋煩い」、2「妖精の学校」が特に良い。
特に2のメタな仕掛けは出色。
個人的には短編ミステリ史に残る出来だった。

その他、全体的に既存のミステリ作品とは異なる世界観を創り出そうという姿勢は素晴らしい。
しかし作風の広がりは感じさせるが、作者が元来持つ切れ味鋭いヘビーなトリックは鳴りを潜めている。

そろそろ初期の作品のようなダークでゴリゴリの新本格も読んでみたい気がする。

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2016/02/20 17:29

投稿元:ブクログ

20160220読了。
ラストのどんでん返し。
三角関係。
妖精。
携帯。
終の童話。石像。
星座。

2015/12/11 21:40

投稿元:ブクログ

なかなかゾクッとする読後感の短編集だった。でも、表紙の雰囲気もあるのか、ふんわりした印象でもあった。

2014/09/29 05:02

投稿元:ブクログ

「恋煩い」
幼馴染との淡い恋心と恋愛のおまじないをテーマにした話。
「妖精の学校」
記憶を無くした子供たちが妖精として生きることを学ぶ学校のような場所。ファンタジー?として一回目を読んで、知識を調べてから二回目を読むとまるで雰囲気が違うことに驚く。
「嘘つき紳士」
金に困った男が拾ったケータイの持ち主は事故死しており、金の工面のために死んだ男の恋人とのやりとりが始まる。。。
「終の童話」
石喰いによって大事な人を石にされてしまった人々の暮らす村の話。なんというか医療現場における優先順位の付け方とか医療倫理とかそういうものに通じる価値観を感じる話。
「私たちが星座を盗んだ理由」
20年前、病室から見える星空から星座が一つ消えた。その裏に隠されたもの。

恩田陸と乙一を足して二で割ったような感じの、ダークなショートショート集。若干オチが駆け足超展開な話も混ざるかな。。。

2014/10/09 22:21

投稿元:ブクログ

タイトルとファンタジーな内容とは似合わないブラックな短編集。面白かった!!

「恋煩い」
恋愛のおまじないがテーマ。ラストが衝撃的、最後の一言だけで、この短編集が気に入った。

「妖精の学校」
記憶を無くした子供たちが穏やかに過ごしている学校のような場所での話。
オチがわからずネットで調べて、なんとなく納得。
よくわからないところが多々あるものの、改めて考えると怖い話。
読後も気になるという点で一番好きかも。

「嘘つき紳士」
拾った携帯で持主に成り済まして、持主の彼女とやりとりをする話。
この短編集の中ではファンタジー要素がなく普通のミステリで、面白かった。

「終の童話」
石にされてしまった人々の暮らす村の話。
ラストがすっきりしない。

「私たちが星座を盗んだ理由」
星座を盗んだ? 話。
これが一番普通だった。

2015/06/14 07:17

投稿元:ブクログ

短編集。それぞれの種明かしがくどいようで明白にしていない点が特徴に思えた。どのお話もどんよりした終わり方です。

2015/01/07 02:08

投稿元:ブクログ

「私たちが星座を盗んだ理由」、書籍のタイトルを見た瞬間に気持ちが入ってつい手に取ってしまいました。


駅の反対側のホームに見える同じ高校の先輩にアキは恋をした。
幼なじみのシュンとトーコにはそのことは内緒。
二人がくっつけばいいなと思いながら、アキは自身の恋の成就を願ってトーコらに聞いたおまじないを試して見ることに……

短編集、最初の作品は「恋煩い」。アキは、トーコに教えてもらった「放課後に誰にも見られずに後ろ向きに12段、階段を降りると片思いの相手と両思いになる」というおまじないをやってみたところ、名前も知らなかった先輩の生徒手帳を拾って知り合うことに成功する。

もっと近づきたいという思いが強くなっても、なかなかその思いは通じず、アキは他のおまじないを試していくことになって……という微笑ましい物語にまったりとした気分で読み進めていくと

油断した……これ、ミステリだった。

北山猛邦さんがミステリ作家だということを完全に忘れてました。あぁ、びっくりした。

表題作も合わせて、全部で6編の短編小説。
「妖精の学校」記憶を失った子どもたちが集まる妖精候補生として暮らす絶海の孤島の謎を描く。
「嘘つき紳士」借金まみれの男が拾った携帯電話の主は交通事故で死んでいた。死んだ彼になりすまして、故郷に残してきた彼女とメールのやり取りをする内に、男は穏やかな感情を抱き始める。
「終の童話」村に現れた怪物に石化させられた幼なじみ。12年の年月が経った村に現れた石化を解く技能を持った呪術師を前に、石像が次々に破壊される。

どの作品もミステリなの? と思わせておいて、終盤にがらっと風景を変えてしまうような描写が見事で、楽しい作品。

個人的には表題作の「私たちが星座を盗んだ理由」の展開が好き。難病を患った姉を喜ばせるために、星座を一つ消してしまった夕兄ちゃん。十数年ぶりの再会で姫子が姉にも夕兄ちゃんにも隠していたことは……。
天空に88ある星座に対して、1930年に国際天文学連合で定められた星座の区画は89。足りない一つの星座は「盗んだ」という前振りから、「首飾り座」が消えてしまうという謎を魅力的に提示しています。
ラストはちょっと個人的には蛇足かなぁと思うんですが、そこまでの展開は良いなぁ。

年明けから楽しい作品を読ませて頂きました。さて、次は何を読もうかなぁ。

2014/07/03 23:24

投稿元:ブクログ

久々に読んだ短編で,久々のヒット作品!
まさに帯の通り。最後で一気にもっていかれる短編5編。

どれもジャンルの違う話なので,一冊でいろいろ楽しめる。
「恋煩い」は最後で一気にぞっときた!
「養成の学校」は謎が多く残る。まだまだストーリーは続きそうだし,世界観の設定がしっかりされていそうな感じの話なのに,その設定が全然説明も無く終了。でも,なんだかその自由度が良い。
「終の童話」みたいな,最後にすっごーいモヤモヤする話も嫌いじゃ無い(笑)しかもこのモヤモヤ感は半端ない。

以上の3つがお気に入り。

表題の「私たちが星座を盗んだ理由」は一番さっぱりした話だったかなー。これはタイトルが気に入った♪話を読み終わって,「僕が」じゃなくて「私たちが」っていうのがなんとなくわかる気がするので。

2014/06/09 22:12

投稿元:ブクログ

初めての北山さん作品。
タイトルと『どんでん返し』の帯に惹かれて手に取りました。

とっても面白かった。
まさかこんなに面白いとは思っていなかったので良い意味で裏切られました。
個人的に一番好きなのは『終の童話』。
こういう小説ならではの世界が作り出されている作品大好きです。
『妖精の学校』もそういう意味で面白かった。
最後の緯度・経度は何だろう、と調べてみたら沖ノ鳥島なんですね。
成る程、それで鳥なんだな、と納得。
それを踏まえた上で読むとものすごく意味深な作品ですね。

心が少し痛む読了感の作品集。
とても良かったので他の小説も読んでみたくなりました。

2015/11/25 09:34

投稿元:ブクログ

2015年11月25日読了。「このミステリーがすごい!」2012年度の第15位の作品。「首飾りの星座を盗んでみせる」と宣言する男の子と姉妹のすれ違いを描く表題作含む5編の、ヒヤリとする余韻を感じさせる短編集。『恋煩い』がよかったかな、結末のどんでん返しに向けて、お話の進め方はさりげないがコロッとだまされてしまった。ほんの小さな「思い」の積み重ね・・・。ラスト1行にゾッとさせられる。『妖精の学校』の真相はWebで調べないと理解できなかったが、「ちょっと切ないSF」で終わらせない感覚にこれもゾクリとさせられた。検索も含めての読書、ということだな・・・。表題作もよかった。他の作品はまた作風が違うもののようで、この作者のほかの作品も読んでみたくなった。

2015/01/29 23:41

投稿元:ブクログ

たまたまだけど、色のくっきりとした短編集を連続で読んでしまった。「妖精の学校」、あの数字は意味深。そういう意味だとしたらそうなのか?あまり作品と作者の思想は絡めないで読みたい人間なので、デキは良いし面白い短編だけどあまり考えたくないことかもしれない。
一番好きだったのは表題作、あと「終の童話」は見事に人間の尊厳(尊厳死)を描いていました。結局のところ悩むのはこういうことだからなんだよね。薬でよみがえった人もいるけれども手遅れの人もいる、その石になったままの十年以上の間、作中では意識がなかったことになっているけど現実に於いてどの程度どうかなんて数値だけで本当にわかるのだろうか。ちょっとでも意識があったら残酷。

2015/01/12 18:27

投稿元:ブクログ

たまにはミステリーと思い、フェアをやっていたものから一冊。

「妖精の学校」が一番好き。以前の記憶をなくした子供たちが、妖精になるために勉強をする。しかし、なんのために彼らはここにいるのか?
クライマックスは救われないのだが、ラスト一行の意味を知ると世界が変わる。もう少し深く世界観を描いて欲しかったし、ヒバリの心情としても中途半端な終わり方であると思う。

ラストのひっくり返しを狙ったものが多いけれど、やや強引。そうしてネタばらしで終わるので、なんとなくスッキリしない感がある。

シュンくんは、ただの図書委員長ではない。

2014/05/14 22:45

投稿元:ブクログ

不思議な後読感の残る短編集でした。
少女漫画風な世界観で、少し心が痛む作品達。そんなイメージでした。

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