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泥ぞつもりて(文春文庫)

泥ぞつもりて みんなのレビュー

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.3

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

2014/08/16 09:31

投稿元:ブクログ

藤原北家の台頭した清和、陽成、光孝、宇田の御代。帝と後宮の女たち、それに政治を動かす貴族たちは何を思って生きていたのか…。
率直な感想を言えば、あり得ないでしょ!と言いたくなる細かいことがいっぱいあって、イマイチ夢中になれなかった。なまじ中古(平安)文学を学んでいたからか。作者なりの解釈のために必要なアレンジなのだとは思うが、もう少し守るべきところは守って描いて欲しかった。

2014/06/07 10:14

投稿元:ブクログ

女の目からみる平安。
女はいつも待つ身。

うわー!難しかった!
でも、凍れる涙が特に良かった。
面白かった。

高子に好感を持ってなかった、
泥ぞつもりてから、
凍れる涙を読んだら一気に高子に好感をもった。

最後は結構きついなと思う内容だったけど、
それぞれの人々の想いが交錯し読んでいて
夢中になってしまった。

宮木さん、初読みだったと思うけど、
こんな文章を書く人なんだなぁと。
女心をさらっと書ける人なんだなぁ。
他の作品も読んでみたい。

2014/09/09 18:02

投稿元:ブクログ

【平安王朝で繰り広げられる狂おしい恋愛劇】いつの世も恋はせつなく、苦しいもの。清和、陽成、宇多、三代の御世を舞台に、気鋭の女性作家が描くさまざまな愛と官能のかたち。

2016/10/11 00:45

投稿元:ブクログ

平安期の朝廷を舞台に繰り広げられる、物苦しい恋の物語が三編入った連作短編集。
日本史を勉強する際に暗記した、単なる記号に過ぎなかったいくつもの名前達。それらがこの小説を通して色鮮やかに命を吹き込まれ、悩み、苦しみ、それでも恋い慕うことを止められない、ひとりひとり心を備えた人間達であったのだと、ひどく間近に感じられるようになった。現代にまで伝わる歴史的事実とは、だからこうして生み出されたのか、と嘆声を誘われ自然と納得させられた。出てくる人の誰も彼もが切なくて、出来る事なら全員が幸せになってほしかった。

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