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もういちど生まれる(幻冬舎文庫)

もういちど生まれる みんなのレビュー

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みんなのレビュー138件

みんなの評価3.9

評価内訳

138 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

期待外れ

2016/03/29 12:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞候補作という事で、期待して読み始めたけれど、第一話ですでにガックリしてしまった。期待外れ。私のツボが違うのか、それとも若い人にしか、この本の良さがわからないからだったのか。。。後半の話は程よく面白かったけれど、時すでに遅しと言った感じ。もっと初めからグイグイ引っ張って行って欲しかった。オムニバス形式の話としては、ツナグの方がよかった。

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2015/03/05 08:12

投稿元:ブクログ

おもしろかった。
最初、ふつうって思ってたし、上手だなとも思ったけどさらさらよんでて、読み終わったらおもしろかった。まあでも好き度はふつう。解説西加奈子。

2014/07/16 21:33

投稿元:ブクログ

やっぱり同世代だし考え方も似ている気がするからか、すごく良く理解できる。人の黒い部分というか、内側にあって誰にも見て欲しくないところとか。
ひとつづつの話のリンクさせ方も上手い。ごめんちこくすりってどこに出てきたかな、と思わず探してしまった。

大学生とか高校生の話をリアルに書けるのはその世代に近いからこそできるような気がする。もしかしたらそれは読む人にも当てはまって、これをもっと上の世代の人が読んだら良く分からないのかもしれない。そういう意味だと、朝井作品はこれからも自分の気持ちとリンクさせて読むことができる気がする。
これからはもっと社会人の小説書いてくれることに密かに期待してしまう。

2014/06/18 22:25

投稿元:ブクログ

一言で言うと桐島部活やめるってよの大学生版。
正確に言うと浪人生とか専門学生もいるからハタチ版という感じですかね。
何人かの主人公が登場しますが微妙に関連し合っていて
こういうのを描かせると朝井リョウという作家は本当にうまいですね。
関連のさせ方がしつこ過ぎずさり気無く。
最初の2作品はイマイチ感情移入しにくかったですが
3作目くらいから急激にのめり込んでしまいました。

大学っていうのは無責任を背負って自由を装っているという
表現があったのですがまさにその通りだと思いますし
こんな視点を持って大学生活を送れば少しは違ったかななんて思ったり。
いずれにせよ20歳(大学2年)ってリア充では決してなかった自分でも
一番面白かった時期でその頃を思い出しながら読むことができました。

2015/11/28 06:38

投稿元:ブクログ

凄く凄く、瑞々しい感性の、時々言葉あそびも交えちゃったりするような、イマドキ大学生の視線だなー、と思う小説。
読んでいてこの感じ何かに似ている、と感じたのは江國香織を最初に読んだときと似ているから、かもしれない。

2014/04/20 01:27

投稿元:ブクログ

書き出しにはずっこけてしまった。
読み始めてからもやばい、なんだかあどけなさすぎてこれついていけないかも…と不安に駆られる。が、なんとか読み進めて行くともう止まらない止まらない。
「もういちど生まれる」「破りたかったもののすべて」がすごく良かった。

自分で認めたくなくて恥ずかしくて蓋をしてしまった感情を、朝井さんはすべて書き残しておいてくれる。だからわたしは朝井さんの小説を読まずにはいられない。

2014/05/09 00:11

投稿元:ブクログ

このハタチ前後に何かしら経験するであろう、
痛さとか青さみたいなものを書かせたら
現時点で朝井さんにかなう人はいないんじゃないかなあ。
「今」を書かせたら今ピカイチだと思う。

ハルとナツ先輩のお話が好きだった。
「普通の女子大生になることを選べなかった」
「普通になることを選ぶ勇気がなかった」
とハルは言うけど、私は特別になることを選べなかった。
だからハルのことを誰も笑うなんてできないはずだ。

椿も梢も翔多も結実子もオカジュンも礼生も、
大人からみたら下らないかもしれないけれど
この下らなさの中でもがいていた自分たちを、
私は知っている、あの若さと苦さを覚えている。
まだ覚えている内に読めて良かったなと思います。
下らないと一蹴する人間にはなりたくないな。

2014/08/10 23:34

投稿元:ブクログ

この溢れ出る自意識も含めて認めてほしい。
そうしたらもう一度生まれて先に踏み出せる気がする。
特別でありたいと思えば思うほど
自分が普通であることがありありと伝わってきて
それでも誰かと繋がりたいし共有したい。
そのことで自分は普通じゃないと思いたい。
だけど普通じゃない=特別ではない。
特別は最初から特別。
そう感じること自体が自意識の塊である気がする。
ナツ先輩とハルの不安定にバランスをとっている自意識の爆発している兄妹関係が好きだった。

2015/06/12 07:28

投稿元:ブクログ

20歳になる若者たちの話なんだけど、はっきり言って私が20歳の頃は、将来のことは全然考えてなかった。目前に迫ることだけで精一杯だったし、もっと自己中な感情が100パーセント。
この話に出てくる人たちはみんな大人だなぁと思った。

2014/08/14 21:37

投稿元:ブクログ

外から見たら悩みなんてなさそうでも、それぞれに思うことはある。
みんな「何者」かになろうと大なり小なり将来とか今のこととかを考えながら
10代から20代になる、その直前のぎゅってなる感情がちりばめられた短編集。

思わず書き留めておきたくなるような秀逸な表現がいっぱいあったので
もう一回さらっと読み直したいなぁ。

2015/07/04 20:34

投稿元:ブクログ

少しずつリンクし合ってる短編集。最初の物語の「好きな人」が、こっちの物語で判明したりして、もう一回読みたくなる。リア充だらけの大学生活。19歳ってすごい年齢。

朝井リョウすごい、と改めて思って解説読んでたら解説でも同じこと書いてあって、そしたら西加奈子さんだったからさりげなく嬉しかった

2014/08/11 20:51

投稿元:ブクログ

読んだことのない人の本を読もう月間その2.
『桐島、部活やめるってよ』すら読んだことない.完全にタイトル&装丁で選びました.自分より若い作家さんを読むのは初めて(多分).

20歳前後の若者が代わる代わる主人公をつとめる連作短編集.どれも少しずつ人間関係がリンクしている.
何かになれると信じてたけれど何者にもなれない現実にぶち当たった人たちの話、と読んだ後に思った.大学生とかその辺りって、自分が何にでもなれるような期待と、そうはならない現実を薄々感じ取りつつもそれでも何かにすがってしまうような時期なのかなというのが、自分もその年齢を通り過ぎてずいぶん経った今だから思う感想なんだけれど、その渦中にいる人間の戸惑いとか葛藤なんかの心の動きがリアルで、読んでて思い当たる節がある人はきっと大勢いると思う.これは世界の大多数を占めてる「持ってない」側の人間の話だ.

好きだった話は『僕は魔法が使えない』『もういちど生まれる』.話の終わりに光が射すような話が好きだった.最後を『破りたかったもののすべて』(名前違うかも)で締めたのはどうしてだろう、不思議な終わり方.もうちょっと考える.

2014/05/23 01:44

投稿元:ブクログ

自意識の息苦しい感じが懐かしくもあり、この後そこまで人って変わらない気もする。私が成長遅いだけ? 登場人物の名前のセンスが好き。

#bookoff

2015/06/27 18:42

投稿元:ブクログ

桐島部活やめるってで、朝井リョウが気になる、で次に読んでみたのだけど…これもすごい大好きでびっくりした。

桐島よりは少し年令が上がって、これもまたあの頃のきらきらっていうか、あの特別な時間だった日々を見ている感じで、すごい入り込む。

たぶん、今度は、私はまだこの延長線の上にいるんだ…みたいなことを感じる部分もあって、そういうところにもなんとも言えない気持ちになるのかも。
時はどんどん過ぎているのに。

なんか、心の描写の仕方が、すごくささるんだろうな。江國香織と同じような感じの感じ。

ひーちゃんは線香花火がなんともいえない気持ちになった。

2014/04/13 14:54

投稿元:ブクログ

【ひーちゃんは線香花火】
線香花火の形がなみだに似てるなんて。
感じたことなかったけど、思い描くと夏の終わる切なさと重なった。
えくぼの描写。これも感じたことなかった。
スプーンですくった跡かー。なんかおもしろい。

【もう一度うまれる】
涙が零れ落ちるほどではなかったけど、
うるうるきた。たしかに表題作はこれだなって思った。(ここまで読んだときは...)

【破りたかったものすべて】★★★★★
泣いた!!!!!!!!!!!!!!!!
ビンビンきた。弱いとこ、心の曇りの感情の部分を自分自身で気づいてしまってて、言葉にできるくらい頭で理解、感情を認識してしまってて、かっこつかなくて、幻想は打ち砕かれて、ありのまま等身大を捉えざるを得なくて。最後は、翔多とどうにかなるのかなって思ったけど、うん、確定的なものはなくてよかったかも。もっとよかった!せめて兄貴だけは。そんな気持ちになるんだなんて、想像を超えてた。よかった。

*全体通して。
独特な比喩表現で、おもしろいなと思う。おもしろさだけでなく、なんとなくわかるっていう共感性もあるし。でも、短編やけんかもしれんけど、心に沁みわたるための比喩ではない。心持って行ってくれる効果があるとすれば、それは比喩のおかげじゃない他の部分が担っている気がする。

おもしろ半分に無駄に登場人物リンクさせるんじゃなく、その技法が巧みに使われていて、読む側は自然に奥行きのある感情をもった登場人物を思い描けていたみたい。他人から見えて認識されるものと自分に在るものって違う、あるいは、自分が何かに基づいて判断し認識するものとその人に本当に在るものって違う、そういう現実世界が本の世界で創られてた。(解説読んで本当だって言葉で気づけたんだけど)

音楽好きとしては、朝井さんがもし作詞した曲があったら心に沁みること必至だろうなと妄想した。

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