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投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件をしり、追悼の意味で読了。やっぱり良書。惜しい。デマの分析など、アップデートして欲しかった。何があったとしても殺されることはない。「釣り」だって楽しめるんだから。寛容さがどんどん社会から減っているようで怖い。
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釣りを見破るために形態素解析しようぜ!って言うのはちょっとウケた。自然言語処理でこういう研究ありそうだな。
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釣り文章を分類わけして、それぞれで釣り要素を解説した本。
まとめサイトの類を見慣れてる人にとっては釣り文章も楽しむぐらいの気持ちでいるのかと思いきや、
このような本が出ている以上、意外とネット文章を純粋な気持ちで読んでいる人が多いのか、と思った。
掲示板などの意見交換サイトが悪質だという風潮はまだまだあるが、
表現の自由の一環として釣り文章も楽しめるぐらいの余裕が欲しいと思う。
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釣りの世界と、釣りであるかを見抜くことの奥深い世界。釣りだけでここまでのことが書けるのか!と驚く。かなりネットユーザー向けの本だと思う。ただ、あまりにデマが増えてきていて、それが安易に拡散されていく現状を思うと、この本に書かれている内容をもっとたくさんの人が認識した方がいいのだろう。
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私が、いわゆる「釣り記事」と呼ばれるものの存在に気づいたのはわりと最近のことだ。
インターネットを使い始めたのが遅かったし、漠然と「ネットは怖いもの」というイメージがあったので、あまりいろんなサイトを見ないようにしていたからだ。
しかし、少しずつ慣れてきて、ヤフーの知恵袋だとか、発言小町、はてななどを、ツイッターからの誘導で読むようになって、なんでこんなすごい話や恐ろしい話、とんでもない話がたくさんあるんだろうと不思議に思っていた。
そう、最初は全部信じていたのだ。
ただ、レスをつける気持ちはなかった。それこそ恐ろしいことだと思っていたから、ただ読むだけだったのだ。読むだけだったけど、世の中には信じられないような話がたくさんあるものなんだなあと思っていた。
「釣り」という行為を知ってからも、そういうことをわざわざする意味がわからなくて、信じがたかったのだが、本書を読んで、今まで私が信じていた話のほとんどが「釣り記事」であることが判明した。ショックである(笑)
ツイッターでは、元は善意なのだろうけれども、悪質なデマがよく拡散される。東日本大震災の時はほんとにひどかった。今でもひどいけれども。
ああいうことが起きる心理、背景などについても、本書に詳しく書かれていて、とても勉強になる。
ネットの世界は、ただ闇雲に恐れて拒否していればいいものではなく、また無防備に信じこんでもいけないものである。
自分の身を守って楽しいインターネッツライフ(笑)を送るためにはどうしたらいいかの方法がここには書かれている。
基本的には、ネットに上がってる話は、話半分で受け取っておき、むやみに拡散しないことだ。真実はそう簡単にわかるものじゃない。
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金銭的に報われなくても時間と労力を惜しげもなく投入。昔から趣味というのはそういうものだったんだろうし,それが使える技術が増えたために多様化してこういう人々も出現したということかな。
発言小町なんかの口コミ掲示板を跋扈する釣り師たち。その心理と手口をベテランネットウォッチャーが解き明かすという趣向。釣りを見破るマクロとミクロの視点,デマとの比較,元釣り師との対談もなかなか興味深かった。
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よくありがちな釣り文章を例えに挙げて,なぜその文章は人々の心をざわつかせるのか?ということを解説した本。
本文中に出てくる「フック」という考え方は分かりやすく,なんとなくもやもやしていた気持ちに名前がつけられた気分。
また,対立のキーワードを合わせればありがちな釣りタイトルがすぐに作れる(隣国のキーワードを入れて、嫁が韓国人だったことが判明wwにする、みたいな)のも衝撃を受けた。
2chやTwitterなどの事例は比較的少な目で,発言小町の内容に偏っているのが少し気になるが,釣りの基本は同じであると感じた。
作者は,ネット記事をすべて釣りと判断したくなる病についても触れています。釣りについて情報を入れるのは良いですが,釣り判断は自分で考えましょう。
なお,オビに「釣りウォッチャー歴15年を超える~」と書かれているなど,本書自体もいろんな煽り文章が散見されるのもポイント(笑)
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釣り(創作話)を見破る方法が書かれている。
TwitterやFacebookといった拡散性の高いサービスを使っている人は読むべきだ。
たとえいい話であっても嘘を拡散してはいけないから。
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ネット釣りだと見分け方とその楽しみ方、ネット釣り師という新しい依存症の生態がよく分かる本である。
そもそもネット釣り師とはあたかも実際にあったことのようにインターネット上の掲示板に書き込むことで人々の関心を惹く人たちのことである。私も何度もひっかかっているのだが、出来が良いものも多いのもあるが、イラッとさせられたり、読後に気分よくさせられたりと感情を呼び覚ますような内容のものが多い。
本書ではこれらの書き込みを行うネット釣り師について、そのモチベーションをいくつか挙げているのだが結局のところ、ギャンブリング依存と同じで脳内麻薬を出すことの快感を求めている「病気」だと思われる。その中には日々の生活ができなくなるほどのめり込んでいたり、逆に「仕事」として稼いでいるものもいるらしい。
ネット釣り師の被害者も、自分は見分けられるから大丈夫だという酒が止められない酒飲みみたいなことを言う人や、「情弱」つまりそのネタのウラをとらないで素直に受け止めてしまう人など反応も様々である。
最初からネットは見ない、と逃げをうつのも手かもしれないが、全く0にできないインフラなのだから、交通安全で自分の身を守れるのは自分だけと同じ論理で、インターネットの利用者自身が知恵をつけなければならない。そういう意味では良い教科書かもしれない。問題は、この本を読むことでさらなるネット釣り師を誕生させる可能性もあり、難しいところでもある。
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ネットの釣り師を見分けるノウハウをしたためています。
どうしてこれを1冊の本として書く必要があるのかよく分かりませんでした。
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「釣り」は、釣り師と読者の対決でありスポーツ。
「デマ」は、社会を混乱させる妖怪。
そのぶん、「デマ」の方が、質が悪い。
(※何度か私も騙されましたが...(反省))
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インターネット掲示板、よくできた話がたくさんあります。感動的だったりショッキングだったり、新聞を読むように読み進めてしまうと、まともに信じてしまうばかりです。しかし、すべてのはネットの向こう側、その信憑性ははっきりしない。本書は掲示板で繰り広げられる、「でっちあげ」を進んで書き込んでしまう「釣り師」の所在を明らかにしています。
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善意的に表現すると、今まで漫然と書いてきた私が己を見直す機会を与えてくれました。ただ、この稚拙な「なんちゃってプロファイル」を商品として世に出す必要があったのか、と。自称釣り師のトピシュさんの属性だって、本書で挙げた釣り師要素モリモリですよね。
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ネットを利用する上でこの手の理解は必要不可欠だと思う。特に最後のデマの対策は大切。中には笑い事では済まなくなるのもあるし。
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ネットにあふれる釣り師とその手法について語った一冊。
釣り師の手口が巧みであり、それを見抜くのが難しいことがよくわかった。