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2014/12/28 17:30

投稿元:ブクログ

《1.「ネットワーク文化の政治経済学―ポストメディア時代における<共 common>のエコロジーに向けて」水嶋一憲》p18〜

むろん、2011年にバトンを手渡すようにして拡大していった「アラブの春」やOWS等の出来事や活動を、「ツイッター革命」や「フェイスブック革命」などと嬉々として名指す振る舞いは、ナイーヴなテクノロジー決定論を振りかざしながら、それらの叛逆や闘争に関する私たちの理解を脱政治化し、コミュニケーション資本主義に媚びへつらう働きをしているとみなすことができるだろう。と同時に、ブログ圏やフェイスブックをはじめとするソーシャル・ネットワークが、それらの蜂起や闘争のなかの新たなエレメントやフィールドとして確実に機能してきたことも紛れもない事実である。けれども、その場合に重要なのは、「革命」を企業ブランド名やテクノロジー決定論に従属させたり、ソーシャル・メディアをその社会的・技術的なアレンジメントから切り離して、その<道具>としての有用性を過大宣伝したりすることではないはずだ。仮に「ツイッター革命」や「フェイスブック革命」というフレーズが相応の意味を持つとするならば、それは、ソーシャル・メディアとソーシャル・ムーブメント(および革命のプロセス)のあいだの力動的な関係や連結について探求するための導入句としてそうした常套句が役立つ限りにおいてであろう。p25
↓(浮かび上がる問)
社会メディアと社会運動を結ぶ<ソーシャル>の可能性は、あらかじめ構成された諸個人(「友達 friends」)やアイデンティティをノードとしてつなぐことでのうちに求められるのではなくて、さまざまな特異性のあいだの相互作用を通して<共 common>を構成することのうちにこそ求められるべきではないか。

《2.「批判的クリエイティブ産業論へ―社会的エンジニアリングに抗して」毛利嘉孝》p42〜

ソーシャルメディアは単に人々を断片化し、個人化するだけではない。むしろ前言語的なコミュニケーションを通じて、再びより大きな共同性へ結びつける。それは、しばしば、非合理的で非理性的で、原理主義的で排外的な形をとり、世界の「再魔術化」とでも呼ぶべき意識の再編を行う。近年世界中で見ることができる原理主義的なネオナショナリズムの広がりは、こうしたソーシャルメディア時代の権力の浸透の一つの例である。p66

《3.「ポスト・マスメディア時代の“ジャーナリズム”研究―デジタル化時代における「公共圏の構造転換」の可能性とリスク》p71〜

インターネットというツールは、統治者と非統治者という溝を埋めてどこまでもフラットな空間を形成し、国家という装置さえ覆すようなネットワークを組織することも可能な、民主主義の体制を深化させるポテンシャルを提供する。たとえば、2011「アラブの春」はその例とされる。p82

《13.「オーディエンス概念からの離陸―群衆からマルチチュードへ、移動経験の理論に向けて」伊藤守》p304〜

タルド「純粋に精神的な集合体で、肉体的には分離し心理的にだけ結合している個人たちの散乱分布」=「公衆<public>」p311

「分子的な微粒子状の流れ」とドゥルーズが述べる情報の��れは、情報を流し始めた最初の公衆やそれを中継し、模倣する無数の公衆の意図や意志など無関係に情報が増殖し、彼らが制御できない独自の自律性とリアリティを構築していく。タルドが見た「模倣」現象そのものである。それは多くの人々を混乱や不安に陥れ、一方では「うわさ」や一種の「催眠」状態に巻き込む。あるいは広範囲の「流行」現象を生起させる。そして、時には「熱狂」や「蜂起」といった事態さえ生起させる。p316

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