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2016/11/27 12:00

投稿元:ブクログ

円安とデフレについて知りたくて読書。

学生時代は調整インフレという名称で邪道な経済政策として記憶していた。現在は、リフレなととも呼ばれ、アベノミクスとして実施されている。

記憶があるときには日本はすでに不況でデフレ社会。社会人になるころには自殺者が年間3万人を超えているのが当然の社会となり今も続く閉塞感しか記憶にない。

著者は、日本経済がデフレに陥り、長らく脱却できない原因は、日銀の経済政策にあるとしている。

その上で、世の中で言われがちな、諸原因について反論、否定するような形で進む。

読んでいて分からない経済用語があり調べたりするなど勉強不足を痛感したりもする。統計が豊富なので考えさせてくれる。

円高などにより日本人1人あたりのGDPの相対的低下が日本の自信と失わせて、内向き志向へ進ませたのか。他国と比べても凋落ぶりは群を抜く。

円高とデフレ、そして、失業者、自殺との因果関係は興味深い切り口であり、面白い。

日本国内にいると感じづらいが、国外から眺めて日本のブランド力、影響力はかなり下がったと庶民でも比較すると実感できる。

著者は、財政再建、消費増税前にまずデフレを脱却し、2から4パーセントのインフレと低成長でもいいので持続的な経済成長をしっかりと実現せないと財政再建はできないと述べている。財政再建や緊縮財政は、円高、デフレを加速させる。

労働人口減少=経済成長できない。インフレにならない。
というマクロ経済の定説は正しくないという主張もしている。

総人口減少している国でデフレ状態な国は世界でも日本だけという現実はしっかりと受け止めないといけない。

ゼロ成長、デフレ社会でもいい。過度な競走を止め、生活の質を向上させ、人に優しい社会を日本は目指すべきだという風潮は確かにある。

「脱成長」の先にあるのは、「凄惨な奪い合い社会」でしかないのだから。(p163)

読書時間:約1時間

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