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hontoレビュー

愛書狂(平凡社ライブラリー)

愛書狂 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

2014/05/01 20:42

投稿元:ブクログ

 新刊情報を見て、白水社版を持っていたはずだと書棚を探したが見付からないので、恐らく浸水被害で廃棄せざるを得なかったのだろう…。
 悔しいので、勿論買う!

2014/08/25 23:24

投稿元:ブクログ

2014 8/23読了。
フランスの小説を中心に、モノとしての本が好きで好きでたまらない、愛書狂、あるいはいわゆるビブリオマニアを主役においた複数の小説をまとめた作品集。
著者らも多くは愛書狂、ただし訳した人はそうでもない、ということ。

A・デュマの話は短めだけど小気味いい感じ、愛書狂の変人っぷりが際立つ程度な感じなんだけど、他の作品は、まあ出る奴出るやつ、不幸になるw
ビブリオマニアの末路はみんなそんな感じということなのか。もっとも、フロベールの作品の主人公は、当人は実に幸せそうではあるんだけど、ほかは逆に余人には理解し難い不幸の中に落ち込んでいく感じがする。

ものとしての本なんか愛しても不幸になるだけだ、としめたら怒られるか。でも愛書狂ら自身が一番そう思ってるんじゃ。

あとセーヌ川沿いの古本屋露店をまたのぞきたくなる。

2015/01/15 16:53

投稿元:ブクログ

ビブリオマニア(愛書狂)という不幸な病に侵された人々に焦点を当てた短編集。
登場する人物たち自身はこの世に存在しなくとも、モデルとなった人物がおそらく在ったもので、極めてノンフィクションに近い愛書家小説集であると思います。
一言に「愛書狂」としても、十人十色で様々なタイプが見受けられます。
読書家だけでなく、文字が読めなくとも本の形・装丁だけに拘ったり、いや、そのような難しいことではなく書物の存在自体を愛しているような病人もいるのです。
私自身も書痴であると感じていましたが、この一冊に綴られているような猛者に対しては平伏し、尊敬し、そしてある意味では安心します。

2014/06/22 09:31

投稿元:ブクログ

・生田耕作編訳「愛書狂」(平凡社ライブラリー)もまた書物をこよなく愛する人々のアンソロジーである。例のフローベール「愛書狂」に始まつて、A・ デュマ「稀覯本余話」、ノディエ「ビブリオマニア」、アスリノー「愛書家地獄」、ラング「愛書家煉獄」の計5編を収め、更に作者名なしの、たぶん訳者自身による「フランスの愛書家たち」を載せる。作者紹介と訳註があるのは親切でありがたく、私にはうれしい。さうして最後にあとがきと恩地源三郎「解説ー〈愛書狂〉生田耕作」がある。至れり尽くせりである。本書の元版は1980年白水社刊、もはや古典的名著であらう。
・デュマ「稀覯本余話」はエルゼヴィル版「仏蘭西風菓子製法」なる書を読む男の蘊蓄話とでも言へようか。このエルゼヴィル版はエルゼヴィル家 代々によつて出版された書をいひ、しかもその代々によつて様々な違ひがあるらしい。それが無知の男の問に答へる形で語られる。たぶんそれだけの話と言つて良い。ただ、そんな書誌的な蘊蓄話でもそれなりにおもしろい。学問的といふよりは実用的な事柄なのであらうと思ふが、それにしても日本の書誌学とはずいぶん違ふ世界である。最後の方に「エルゼヴィル版の値打はすべてその余白の寸法によって決まる。余白が広ければ広いほど値打の上がるのがエルゼヴィル版です。」(53頁)とある。「余白の全くないエルゼヴィル版など一文の価値もない。」(同前)といふのは古書的価値を言ふのであつて、学問的な価値ではないのであらう。和本の場合、残存数自体が少ないから、匡郭や余白を問題にしたところで、値段が高いのに変はりはない。もつともこれは19世紀の話、現在では 欧州でも事情が変はつてゐるのかもしれない。この余白、ノディエ「ビブリオマニア」でも問題になつてゐる。これは愛書家、いや愛書狂か、テオドール氏に対 する追悼文の形を採つた作品である。この人の死因が余白にあつたらしい。売りに出た「一六七六年版のヴェルギリウスの大型判」(72頁)の余白が自分の所蔵本より「三分の一行」(同前)大きいといふのである。テオドール氏はこれが悔しくて、これを気に病んで「重症のチフス」(同前)に罹つたのであつた。ビブリオマニア・チフスである。何とつまらぬことをと言ふ勿れ。「ネルリ版の『ホメロス』の値段を百ルイつり上げたのは三分の一行なんだぜ!」(73頁)と いう世界である。テオドール氏所蔵本がどのくらゐになるのか、本人にはよく分かつてゐたのであらう。いづれにせよ、これは物理的にはごく小さいものである。初版本を探し回る男たちよりも更に小さな世界への拘泥である。その意味ではつまらぬと思ふのだが、ただこの愛書家達の書は古い。和本のやうに手垢にまみれて古ぼけてはゐない。装丁は美しい。「自分で本を買い、お気に入りの製本師にモロッコ革の表紙で装わせ云々」(149頁)といふ世界だから、1冊として同じ本はできないのであらう。余白も問題にならうといふものである。美しい装丁に小さな余白、それは実に重大な問題なのである。ただ集めるだけのコレクターは装丁の美しさを求めるものであらう。その一方で、古書価を問題にするのに余白を以てする人々もゐるのである。奥が深いといふより、実に大変な拘泥の世界である。そんなわけで、日本と欧州の古書の世界は、特にフランスのとは大いに違ふ。さうして私は、当然のことながら、こんな愛書家、愛書狂とは無縁の 存在であると思ふばかりである。それにしても21世紀の日本に生きてゐてもこんな世界が堪能できる。ありがたい時代である。次なる愛書狂の書はいつ出るのかと首を長くして待つてゐよう。

2014/04/23 17:07

投稿元:ブクログ

祝復刊!

収録作
『愛書狂』グスタフ・フローベール
『稀覯本余話』アレクサンドル・デュマ
『ビブリオマニア』シャルル・ノディエ
『愛書家地獄』シャルル・アスリノー
『愛書家煉獄』アンドルー・ラング
『フランスの愛書家たち』アンドリュー・ラング

2014/07/22 13:44

投稿元:ブクログ

随分前に白水社から出ていたものを平凡社ライブラリーが復刊してくれた! 白水社版はタイトルに相応しい、凝った造本の単行本だったが、平凡社ライブラリー版になると予想以上に薄くて吃驚した。もう少し分厚くなると思ってたんだがなぁ……当時は贅沢な単行本が出ていたものだ。
内容はと言えば、タイトル通り、愛書家の哀しい(?)生態を描いた短篇のアンソロジー。登場人物の気持ちが否応なしに解ってしまう読者も多かろう。
本文中にある『人間の一変種』、訳者あとがきにある『業病』という表現は正にその通り。
編訳者の生田耕作も泉鏡花の初版本のコレクターとして知られ、また、『サバト本』と呼ばれる凝った本を世に送り出した愛書家。この本を作るのにこれほど相応しい人はいないだろう。『サバト本』、財布と相談してGOが出たらつい買っちゃうもんね。
生田耕作は、この本の他に2冊、書物愛についての本を編訳している。残りの2冊も平凡社ライブラリーで復刊されますように……。

2014/10/19 20:24

投稿元:ブクログ

ビブリオマニアのアンソロジー、フランス編。書物に狂った人々がたくさん出てきて面白いです。アスリノー「愛書家地獄」はホラーの領域だなこれは…。とはいえ、この本は分量的に四話プラスおまけ一話しか収録されておらず、物足りなさはありました。もともとは限定250部のみ製作されたという、特装版としての価値が大事だったんだろうな、という気がします(内容というより、本全体としての価値という)。その時点ですでに、私のように「読めればいいや」的な価値観とはぜんぜん違うんだなぁと思った次第。

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