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富岡日記(ちくま文庫)

富岡日記 みんなのレビュー

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.4

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

2014/07/31 00:00

投稿元:ブクログ

著者が自身の富岡製糸場での伝習工女時代を振り返り、
手記として綴ったもの。

「繭えり」やら「糸とり」やら、仕事の内容が
イメージしきれずにいると、突然登場人物が
悔しがったり泣いたりするので
理由がわからず混乱した箇所がいくつかあった。
(あとがきを読んで意味が分かった)

筆者が如何にストイックかが良く分かる
内容だった。
皮肉でもなんでもない本当の意味での
「育ちの良い人」ってこういう人のことを
指すのだと感じた。

伊達に製糸場出た後に指導者側に
回っていないな、と思う。

2015/03/16 17:30

投稿元:ブクログ

富岡製糸場の歴史、もっと大きく言えば日本の近代史を語る上では貴重なのでしょうが、素人さんがが書いた文章であるためか文章の綴り方が少々変でかなり読みづらいです。

半分ほど読んだ時点で読み続けるの苦しくなり、「積読」の状態に戻してしまいました。

続きを読まなきゃと思ったりもしますが、気が重くなったりしてなかなか手が伸びません。

★の数は貴重な記録としては5個なのかもしれませんが、
読みづらさを考えると3個以上は付けられない作品といわざるをえない気がします。

2014/12/20 22:38

投稿元:ブクログ

世界遺産に登録された富岡製糸場で働いたある女性による回想記。

明治の初期のころ、長野県から群馬県富岡まで「修行」に出かけた娘たちの様子がわかる。
それまで旅行もしたことがなかったような娘たちが、「製糸技術を持ち帰ってほしい」という期待を背負って遠く親元を離れて暮らす。若い娘といえども気合いが違う。


製糸工場のはなしなので、製糸の色々な過程なども詳しく書かれているのだが、そのあたりが知識がないせいかよくわからないことが多かった。
巻末の解説を先に読んでから本編を読むほうがよかったのかもしれない。

2014/10/01 15:42

投稿元:ブクログ

富岡製糸場に務めた女工さんが当時を振り返る回想記。地方から出てきて最先端の工場で技術を学び、持ち帰ったその技術を故郷の工場で活かすことで国の発展に貢献するという、まさに「故郷に錦を飾る」話でした。いわゆる黎明期の期待感に満ち溢れていて、これより後の時代の「女工哀史」とは無縁の世界であり、ある意味よかった時代と言えるのかもしれません。また著者の、他から来たヤツには負けてらんねぇという気風の良さや、自分が正しいと思ったらストライキまでやってみせるプロフェッショナル仕事の流儀っぷりも楽しめます。

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