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hontoレビュー

芙蓉の人 新装版(文春文庫)

芙蓉の人 新装版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー9件

みんなの評価3.8

評価内訳

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9 件中 1 件~ 9 件を表示

2016/01/07 18:15

投稿元:ブクログ

読み終えたとき 芙蓉の人ロスになるくらい面白かった。
少し冬山登山の経験があるのでそれを思い出しつつ読み進めたが、雪の季節の富士山の厳しさは想像しきれない。しかも明治時代の装備…
健気だけど頑固に到に尽くす千代子すごい。

2014/09/07 08:03

投稿元:ブクログ

体力的には難しい、とか
女は家庭を守るものだ、などと
周囲から反対されながらも
過酷な環境で気象観測を続ける夫「到」を支えるために後を追った
「千代子」という女性のお話です。

強いです。

私だったら、ここまでして自分の意思を貫き通せるだろうか、と
千代子の静かな強さに感動を覚えました。

それだけに、ラストがせつなかったです。

2014/08/08 18:12

投稿元:ブクログ

時は明治28年である。正確な天気予報をするためには、どうしても富士山頂に恒久的な気象観測所を設けなければならない。そのために野中到は命を賭けて、冬の富士山に登り、観測小屋に籠もった。一人での観測は無理だという判断と夫への愛情から、妻・千代子は後を追って富士山頂に登る。明治女性の感動的な物語がここにある。

2014/10/06 23:39

投稿元:ブクログ

ドラマを見ました。想像を絶する極寒生活、死を覚悟してまでの使命…史実だなんて。夏の富士山ですらあんなに寒いのに…

2016/01/31 11:05

投稿元:ブクログ

 気象に詳しく、富士山頂での観測経験のある著者ならではの自然の厳しさが伝わってきた作品。
 自費をも投じて富士山頂での越冬観測に臨んだ野中到の夫人、千代子さんの目線で描いている。
 明治、士族の家、嫁という束縛が強く、形だけでも整えようとする親世代との確執が、例えば、冬山に籠るのに、男装はダメ、モンペもダメ‥今なお共感を呼ぶ。
 新たな時代の幕開け、そして列強諸国と、肩を並べたいがための国の威信をかけ
夫を支える千代子さんの不屈で、鋭意ある行動に、明治女性の芯の強さが読めた。

2014/08/01 16:10

投稿元:ブクログ

壮絶過ぎる。
実話がベースとは…。
自分の目的のため、冬の富士山頂上に一人で籠ろうとする男もすごいが、幼い子どもを残して夫とともに生きようとその環境に飛び込める女もすごい。
事実、あった話なんだよね……。
明治という時代だからか、壮絶でひたむきだ。

2016/01/22 21:27

投稿元:ブクログ

冬季の富士山頂での気象観測に挑む夫を追いかけて、富士山に登り、厳寒の観測小屋にともに籠る妻の千代子。

それは、現代の私たちが想像する気象観測のイメージを大きく超えて、未知の極地探検のような、命がけの過酷な事業。

彼女の強さに心を揺さぶられ、偉業を成し遂げる人のすざましい力を思い、それとともに、そういう力を前提にして成果だけを求めようとすることのずるさ、危うさを感じました。3つ目については、この作品のことではなく、読んだ私の個人的な思いであって、感想とするのは間違いなんですが。

作者の新田次郎さんは、実際に富士山での観測に携わった方でもあり、偉大な先人への敬意をもってこの作品を書かれたのでしょう。淡々とした描写がかえって胸にせまります。

2014/09/09 18:03

投稿元:ブクログ

【NHKドラマ化、決定!】天気予報を正確にするには富士山の観測所が必要だと厳冬の山頂に籠もる野中到と命がけで夫と行を共にした妻千代子の夫婦愛を描く。

2016/08/26 14:27

投稿元:ブクログ

映像化しているらしいので先に原作を。。と思い
読み始めたが、意外に淡々とした感じ。

あとがきに実際に会った時について軽く触れられているが
その後、どんな人生を送ったのかも気になる。。

今は本当に便利な世の中だと痛感。

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