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ヴェニスの商人 改版(新潮文庫)

ヴェニスの商人 改版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー53件

みんなの評価3.7

評価内訳

53 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

変化への意志を

2004/03/17 01:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:無風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 冷血漢の出鼻を挫く。勝利に酔い痴れる。それも悪くない。けれど、それで終わりだろうか。何か大切な裏を、見落としてはいないか。

 クリスト教徒は悪意を問われたのではなかった。友を守る為、証文に判を押し、結果として証文を破った。それでも、事実を受け入れる。自ら進んで裁きを受ける。恰も、悲劇の主人公の振舞うが如く。けれど、どこか危うい。クリスト教徒には、裁きを受ける覚悟はあっても、納得がない。「覚悟」と「納得」は違う。納得しなければ、罰につりあう懺悔は生まれない。クリスト教徒を、悲劇の主人公などとは呼べない。事実を《甘受》したにすぎないのだ。

 ユダヤ人をして、『みんなこうなのだ、クリスト教徒の亭主というやつは!』と言わしめている。冷徹なユダヤ人の無慈悲ぶりばかりが槍玉に挙がりやすいが、これに限って、正鵠を得ている。皮肉なことに。

 もちろん、ユダヤ人は最終的には斥けられなければならない。好意をも裁けという無慈悲を。けれど、ユダヤ人の無慈悲だけを論点に据えて、それで良いのか。一方的で空虚な物語で終わらせて良いのか。

 「法学博士」には、逆転へと導く《意志》があった。《意志》がユダヤ人を斥けた。何故、斥けたのか。ユダヤ人を裁く為か。クリスト教徒を救う為か。それだけでは足りない。蓋し、《甘受》を否定する為ではないのか。《甘受》の虚しさを、示す為ではないのか。《意志》だけが、困難な状況に変化をもたらしたのだ。運命への甘えなど一切ない。何かを変える《意志》が、あった。

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紙の本

ヴェニスの商人

2001/08/14 04:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:須藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 色々と問題がないこともない(ユダヤ人に対する偏見?など)と思うのであるが、それでもこの物語の本質は非常にまっすぐであり、正義に満ち溢れている。
 若き青年実業家アントーニオが、悪徳高利貸しシャイロックにやむを得ず胸の肉1ポンドを担保にして借金をする。しかし、彼は事故により全財産を失い、担保を支払わねばならなくなる。
 そしてその裁判で…というお話である。

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2006/09/07 22:15

投稿元:ブクログ

シェイクスピアには珍しい(?)喜劇で、終盤の展開もスカッ!とするどんでん返しがあって印象に残る作品でした。

劇で上演される回数が多いのもうなずけます。

2006/08/04 00:32

投稿元:ブクログ

バサーニオー「…」〜ポーシャ「奥さんはあまりうれしくないでしょうな、もしここにいらして、その話をお耳にされたとしたら。」〜グラシャーノー「…」〜ネリサ「そういうことは、奥さんのおいでにならぬときにおっしゃったほうがよろしい、さもないと一荒れまいりましょうからな。」〜笑い転げた。あ、でもある人のレビューにあるように、自分のことをシャイロックのようだと言われたらかなりきついかもしれないと思う。

2008/12/17 00:25

投稿元:ブクログ

喜劇。比較的最近映画化されてましたよね・・・?
悲劇だけれど「ハムレット」の方が好きです。
脚本だから、演技によって、だいぶ解釈も変わると思います。会話だけだから、登場人物たちの外見的な特徴も表情も分からないし、普通に小説を読むのより読みにくい。

2009/04/22 21:15

投稿元:ブクログ

ヴェニスの商人。
実際この脚本が書かれた時代は、ヴェニスのユダヤ人たちは世界的に見ても結構良い生活を送っていたらしい・・・。
のに、この脚本では凄い扱いを受けているのでそこが変に引っかかる。
書いた人間がイギリス人だからだろうか、ユダヤ人への酷い扱いが目立つ気がする。
喜劇として読めばそれほど気にならないが、悲劇として取ると後味が悪く感じた。

2013/07/31 09:16

投稿元:ブクログ

(1999.01.12読了)(1998.12.17購入)
内容紹介 amazon
胸の肉一ポンドを担保に、高利貸しシャイロックから友人のための借金をしたアントニオ。美しい水の都にくりひろげられる名作喜劇。

☆関連図書(既読)
「ロミオとジュリエット」シェイクスピア著・中野好夫訳、新潮文庫、1951.11.05

2013/04/09 07:22

投稿元:ブクログ

バサーニオー アントーニオー、ぼくには妻がある、ぼくの命にひとしい貴重な存在だ。が、その命も、妻も、いや、この全世界も、今のぼくには、きみの命ほどに尊くはない。そのすべてを失ってもいい、そうとも、なにもかもこの悪魔にくれてやる、きみの命が救えるものなら
ポーシャ 奥さんはあまりうれしくはないでしょうな、もしここにいらして、その話をお耳にされたとしたら。
グラシャーノー ぼくにも妻がいる、もちろん愛してもいる――でも、死んでもらいたい、それでもし天国へ行けて、神様にでも会って、この畜生の根性を変えるように頼めるものなら。
ネリサ そういうことは、奥さんのおいでにならぬときにおっしゃったほうがよろしい、さもないと一荒れまいりましょうからな。
2013/04/08-04/12

2009/08/16 22:28

投稿元:ブクログ

おもしろい!
オシャレな皮肉。
悪の論理付けはどこかで破綻する。
ロジカルになることは答えじゃないんですね。

「もし善を行なうことが、それを知るくらいに簡単だったなら」
「あの方は顰め面よりほかに能がない。わたしが嫌なら、お勝手に!まるでそう言いたげな。おもしろい話を聞いても、にこりともしない。きっと歳をとったらあの泣き虫哲学者とやらになるのだろうよ。いまの若さでああ人前もなくふさぎこんでいるようでは…。」
「ぼくは好かないね。巧言令色にして、内に邪心を育むというのは」
「外観は中身を裏切るものだ。世にむき出しの悪と言うのはない。かならず大義名分を表に立てているものだ」
「慈悲は強いられるべきものではない。恵の雨のごとく、天よりこの下界に降り注ぐもの。そこには二重の幅がある。与えるものも受けるものも、共にその幅を得る」

2008/09/30 23:02

投稿元:ブクログ

有名な物には悲劇が目立つのですが喜劇が私は好きです。
シェイクスピアをまだ読んだ事のない人はもしかしたら「難しい古典文学?」と思っている人もいるかも知れませんが、もともと劇の台本なので物語も短く、登場人物も限られていて、またストーリーも簡単です。
何せ演劇で表現出来る物しか含まれていないからです。

でも色々な要素をうまくまとめて、最終的には色々な事が同時に丸く治まるハッピーエンドはさすがだなと思いました。

2011/05/07 13:18

投稿元:ブクログ

悲劇よりも読みやすい。
一休さんばりの機転で恩人の危機を救うばかりか指輪を使って旦那を尻に敷くなんてしたたかなお嬢様だ。一生頭が上がらないだろうな。

2011/10/28 23:53

投稿元:ブクログ

シェイクスピアの喜劇とはどんなものか知らなかったが、
なかなかに痛快な作品だった。

読んでいると、人種等々絡んでくるところもあるが、
そのあたりは深く考えずにざっと目を通すだけで。
(もちろん、背景を知った上で読む方が良いという意見もあろうが)


余談ですが、福田恒存の訳本も初めて読んだけれど、
歴史的かな遣いは出版時に現代かなへ改められたのだろうか。

2009/02/17 00:29

投稿元:ブクログ

かわいそうと思ったらそれはこの本の読み方を誤ってるとどこかに書かれていて、確かに。と思いました!あくまで喜劇。

2011/04/13 18:46

投稿元:ブクログ

AUN「ヴェニスの商人」観劇後、読了。

やっぱり戯曲は、字面追うのではなく、お芝居観た方がおもしろい、と実感。

シェイクスピア作品では喜劇に分類されているけど、かわいそうなのはシャイロックで。

「今まで足蹴にされていた」っていう台詞があるから、完全な悪人として捉えられなかった。

まぁ、ユダヤ人を完全な悪人に仕立て上げてしまったら、それはそれで問題になるからなのだと思うけれど。

2009/10/25 15:51

投稿元:ブクログ

相手はユダヤ人だ。渚にたって、盛り上がる高潮に鎮まれと命じるようなものではないか。
オオカミに向ってなぜ子羊を食い殺して雌羊泣かせたと問うても仕方がない。

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