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スピーチで最も大切なのは話してが本気で語っているかどうか。本気度は見抜かれている。本気を感じられると、思わず耳を傾けたくなる。本気などうかは、スピーチが用意されたものか、即興かでわかる。瞬間瞬間的な、その場その場での本心が表れたスピーチは印象を利き手に与える。
利き手にとっても関連付けられるものかどうか、どういう意味を持つかを意識し、工夫しながら話す必要がある。
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小泉純一郎、石川遼、野球選手ともうひとりゴルフ選手(名前忘れてしまった)を対比させているけど、さすがに石川遼びいきな感じがした。石川遼のくだりがめちゃくちゃ長いし。
野球選手のインタビューは、ああいう「湧かせる」パフォーマンスなのかなと思うけど、そこらへんを批判するあたり、堅めの著者なのかなと思ったり。
最初らへんは話し方のハウツーっぽかったけど、最後らへんは話が読めなかった。結局、聞き手を優先することが大切、と書いていたけど、そりゃあまぁ、ね、と思う。
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第五章の「内向的な性格の人に眠っている能力」にひかれて、珍しく新本で買った。
本書の趣旨は、相手を主体にし、相手と話題がどう関係しているか説明する具体的なストーリーが必要である、ということらしい。
その意味で、人をひきつけるスピーチをするには、決して外交的な性格でなくてよい、というわけだ。
なるほど・・・では、あるのだが。
取り上げられ、分析される例が、自分にはあまりフィットしなくて、どうも、この話しかたが魅力的なのか?と思ってしまうところが多数。
冒頭の「公的言語」「私的言語」の象徴的な例として出されている、「太郎からもらう」(公的言語)「太郎にもらう」(私的言語)の違いも、よく分からない。
ここから議論に乗りそこね、最後まで行ってしまった感じ。