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hontoレビュー

イーハトーブ探偵 ながれたりげにながれたり(光文社文庫)

イーハトーブ探偵 ながれたりげにながれたり みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー17件

みんなの評価3.1

評価内訳

17 件中 1 件~ 15 件を表示

2015/08/30 21:42

投稿元:ブクログ

近代日本文学作家が探偵として活躍するシリーズはちょくちょく見かけるけど、とうとうあの宮澤賢治が探偵役の物語が! ということで勇んで手に取った。日常の謎を中心にするのかと思いきやなかなかに重たい展開だったので初めはちょっと面食らったけれども、当時の世相や地方の風物を的確に織り込んであると思う。当時最先端の科学に造詣が深く、インバネス姿で片手には方位磁石やルーペを忍ばせた皮のトランク。そうだ、確かにどこかあの名探偵に似ている。

そして何より文庫版解説の著者にびっくりだよ!

2015/09/20 09:09

投稿元:ブクログ

名探偵:宮澤賢治
ワトソン:藤原嘉藤冶
ケンジ、カトジと呼び合う。

『ながれたりげにながれたり』
『マコトノ草ノ種マケリ』
『かれ草の雪とけたれば』
『馬が一疋』

短編が4編。
2編めは、ええっ、宮澤賢治なのに血腥い!…と思ったけれど…

岩手の風土や、時代の空気、農民の生活事情が丹念に描かれていて、「賢治の時代」に入り込むことが出来る。
賢治は、村人の困り事の相談に乗ったり、争議の調停をしたりしていたことが、作品からも読み取れるから、具体的にはこんなこともあったかもしれないな、と想像させる。
賢治好きには嬉しい1冊。
方言による会話も、読み進むうちにすっかり慣れた。

2014/05/25 20:34

投稿元:ブクログ

ちょこっと立ち読み。
方言がぽくぽくとやわらかくて好きかも。

その後購入&読了。
良いコンビなのだけど、偉人文人探偵譚はさほど珍しくもないのであまり印象に残らないタイプの本かも。
方言は良かったんですけどね~。

2015/02/07 22:42

投稿元:ブクログ

ミステリの本筋は強くないが、時代背景、方言、人物描写が丁寧。漫画化、映像化はしやすそう。モリアーティは現れるのか。7.0

2014/12/06 04:38

投稿元:ブクログ

真実なるものの社会性を自覚している探偵を初めて見た。少し新鮮。
各話の最後についている作者の二行ほどの注記は、おしなべて現地を訪れてみるようにと誘っている。
なるほど、文体に透けて見える土地や人への視線が、こうもあたたかく同時に切実なわけだ。

2014/06/27 07:33

投稿元:ブクログ

宮澤賢治の人としての魅力がフィクションの中で存分に発揮されています。ミステリーとしては本格の部類なんでしょうね。謎の魅力よりも登場人物のキャラクターで読み進めた感じです。
敢えて二点、一点は時々、地元というか、そこに暮らしている人なら言葉にしないようなことを登場人物が話している部分があるような気がしました。その地方の人なら知っていることを、セリフの中で読者に説明させている。地の文の方がいいんじゃないかと思ったところがちょっとあったこと。二点目に、ケンジのセリフの中に「岩手県全土に風評被害が出かねねえ」みたいなのがあったのだけれど、ケンジのセリフとしてはどうなのかなあ、と思ってしまったこと。そこで、星3つとさせてもらいました。賢治の推理手帳1とあるので2もあるのでしょう。次回も読みます。

2014/06/04 21:54

投稿元:ブクログ

宮沢賢治の友人藤原嘉藤治ことカトジが
持ち込んでくる事件を
宮沢賢治本人が、化学や物理を元に
ひもといていくミステリーです
ところどころに、賢治の詩もでて
話し言葉が岩手弁なところも面白い
賢治の解釈は仏教の心に沿い
人に優しく、楽しいミステリー小説でした
シリーズ化になるのかな楽しみです

2014/07/12 17:54

投稿元:ブクログ

宮沢賢治をホームズに仕立てたシリーズもの。
登場人物のしゃべり方が独特で、ミステリーなんだけど、登場人物たちそれぞれにもの悲しさがほのかに漂っているのが、世界観にあっていて、好きだなと思う。
あまり宮沢賢治について知識がないけれど、事件の種明かしにしても、よく調べられているんだろう、というのがわかる、かな。
ただ、万人受けはしないと思う。。。本として、悪くはないのだけれど……何が物足りないと思うのかは、よくわからない。

2014/05/17 18:24

投稿元:ブクログ

 一読、作者がひじょうによく宮沢賢治を読み込んでいることに驚く。賢治にかかわる伝記的な事実関係を踏み外すことなく事件を仮構して、賢治のテクストや思想に対する一つの解釈を、物語のかたちで示していく連作短篇集。
 大事なことは、描かれた事件の〈解決〉とは、犯人を捜し、特定することはではないというスタンスが貫かれている点。「ほんとうのしあわせ」とは何かを問うた賢治に、冷徹な探偵役は似合わない。たとえそれが結果として犯罪となっていたとしても、ひとつの事件や出来事にはそれなりの理由があり、「イーハトーブ」の貧しさと不可分に結びついたやむにやまれぬ事情がある。この作での「ケンジ」は、確かに「真実」を追究する。だが、その「真実」とは、事件や出来事の事実関係だけを意味していない。自らを含めた、人間としての「真実」こそが、彼が追い求めているものなのだ。

2015/03/25 09:05

投稿元:ブクログ

宮澤賢治を探偵役に据え、彼の作品から着想を得、そこに姥捨や間引きなど当時の東北の悲しい現実を織り交ぜた短編集。
河童が川を流れたり、馬が大量の蛾に喰われたりと不可思議な現象の解明にのぞむ一方、二作目では首なし死体が現れたりしてなかなか展開が重たく、トリックの方も大掛かり。
各作品にテーマとなった賢治の作品が引用されているので、賢治ファンにはお奨めしたい一冊。

2016/01/11 12:45

投稿元:ブクログ

宮沢賢治探偵登場の巻。
最初のお話が、日常の謎系だったので、そういう謎ばかり
だと思ったら、首なし死体まで登場でのけぞった。
ワトソン役のカトジさんとの関係がほのぼのしていて
微笑ましい。
賢治の作品からインスパイアされてるようなので、
詳しい方が楽しめるのかなと思うけど、知らなくても
のんきに読むには支障なし。

2016/11/01 18:48

投稿元:ブクログ

登場する宮沢賢治の人物像は、イメージ通りだった。犯行の手口も無茶な事はなく、納得感があった。でも、没入感があまりなかった。
なんでだろうか?主要キャストが2人だけなので話の広がりがなかったのかな?
お父さんとの確執、妹とのエピソードなどもっと書ければ盛り上がったんでは。短編だからスペース的に難しいとは思うが。

2014/12/02 22:48

投稿元:ブクログ

図書館で借りて中ほどまで読んで返却日になってしまったので読了できず仕舞。
推理ものが苦手でトリックを全然理解できないので時間かけすぎました。
でもわからないなりに雰囲気は嫌いじゃなかった。

2015/09/01 07:18

投稿元:ブクログ

宮澤賢治が探偵役、友人の藤原嘉藤治がワトソン役になって難事件を解決する連作短編集。どの話にも宮沢賢治の詩、岩手の名所や文化財、賢治ファンがニヤリさせられる小ネタが用いられており、なかなか面白いパスティーシュに仕上がっていると思います。
豪快な物理トリックは実際に成立するかは微妙なところですが、この手のトリックを使った作品は最近ではあまり見られないので価値があります。【マコトノ草ノ種マケリ】がお気に入りです。

2014/06/06 08:59

投稿元:ブクログ

宮澤賢治(ケンさん)を探偵役にした連作短編集です。親友の藤原嘉藤治(カトジ)が持ち込んでくる不思議な出来事から事件を解いていくのですが、交わされる地の言葉から人柄が伝わってくるようです。童話に触れたり詩の引用も、作者の賢治に対する敬意が感じられます。ただトリックに凝っているのが、犯人の人間性と合っていないように思います。物語の中でトリックだけが浮いている。そんな印象を受けました。続編も期待していますし、面白いことは間違いないのですが。

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