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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.3

評価内訳

8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本

ガニメデ支配

2015/09/30 01:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

P・K・ディックとレイ・ネルソンの共作ということですが、ディックらしさは十分感じることが出来ました。
 レイ・ネルソンという人は、映画「ゼイリブ」の原作となった「朝の八時」の作者だそうです。知らなかった。

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紙の本

分かりにくい話

2014/08/02 10:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

ガニメデ人との星間戦争に敗れた地球。
世界のほぼ全域はガニメデ人に占領されていた。

ただ一箇所、アメリカのテネシー州を除いて・・・。
そこには、カリスマ的な指導者パーシィXに率いられた「解放戦線」が頑強に抵抗を続け、ガニメデ軍も手を焼いていた。

そのパーシィXを取材するため、有名なテレビ司会者であり、パーシィXと元同級生であるジョーン・氷芦(ひあし)が彼の許を訪れる。

ちょうどその頃、テネシー州の農場経営者兼ホテル経営者、そして山師的要素200%のガス・スウェンズガードが、星間戦争の際、開発されながらも、なぜか封印された兵器群を発見する。
それらは相手に幻覚を見せる兵器群であったが、何かがおかしい。
とりわけ、その中の一つは原理的にテストすらできない、と資料に記載されていた・・・。


レイ・ネルスンの作品は読んだ事がないが、「ディック」という名前に思わず喰いついてしまった。
「幻覚兵器」にからんで、何が現実で、何が虚構か、そもそも現実と虚構とは何か、という話が出てくるあたりディックらしい、という感じがする。

ただし、「幻覚兵器」が、どのようにして人間(とガニメデ人)の脳に作用するのか、なぜそんな効果が現れるのか、というのが分かりにくい。
(仕組みは気にせず、「そのような効果があるもの」と思い込めば、気にならないかもしれないが・・・)

とりわけ、クライマックスで「最終幻覚兵器」がなぜ、ガニメデ人に致命的な打撃を与えたのか、というのが分からなかった。

巻末の解説によると、元々、もっと長い作品だったものが、出版社の都合(ページ数の都合)で一部削除された、という。
その影響だろうか。

また、ガニメデ人と、それに協力的な人間(「ウィクス」と呼ばれる人々)、解放戦線の関係は人種問題のメタファーであるように感じた。
パーシィXは黒人、という設定であるし、解放戦線のメンバーは、ほぼ黒人のみ(黒人以外の有色人種もわずかに加わっている)という事になっているのは、人種問題を暗示させたいのだろう、という気がする。
ガス・スウェンズガードに至っては、自らそうと喋るセリフこそないが、その言動を見ると、「人種差別主義者」である事が明白。
(それに「テネシー州」の「農場経営者」・・・)

ガニメデ人は、白人を意味しているのだろう。
ご丁寧にガニメデ人には身辺の世話する「公奴(クリーチ)」と呼ばれる人間の奴隷がつけられている。

そして、ウィクスは占領された側の支配層。

ただ、これらに関しては「差別」の問題までは踏み込まず、対立関係の暗示、という程度にとどまっている。


ところで、本作のクライマックス以降は、正直、話が分かりにくい。
何故、そういう結果になったのか、途中まではついていけるが、最終的に煙に巻かれてしまう。
これは、合作の悪い点が出てしまったのか、出版社の都合による削除の影響だろうか。

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2014/08/07 23:36

投稿元:ブクログ

共著ではあるけれど、まだ翻訳されていなかったディックの長編があったんですね。

読み始めると果たして期待を裏切らず、はちゃめちゃでサイケデリックでガジェット満載なディックの世界は健在でした。ディックの最高傑作の頂きには至らないけれど、じゅうぶん納得できる作品です。

地球を支配している芋虫みたいなガニメデの異星人が、戦闘機のプラモデルにハマったり、英国国教会に改宗したり、地球の精神医学に魅せられたりしているのは何だかかわいい。

あと、ヒロインのジョーンは日系人という設定だけど、氷芦(ひあし)っていう姓は珍しいですね。そんな名前あるかな、とためしに検索してみると、けっこうたくさんヒットしたので驚きました。

(THE GANYMEDE TAKEOVER by Philip K. Dick & Ray Nelson 1967)

2014/08/19 08:24

投稿元:ブクログ

ディック節炸裂だが

 なんだがスッキリしない作品。テレパシーとか幻想を生む兵器とか。おもしろくない。

2014/09/03 16:16

投稿元:ブクログ

期待度が高かった割にはがっかり。
異星人地球征服後の反乱軍の抵抗を描く。
反攻は成功して異星人は撤退するのだが、その武器がなんとも形容しがたい。
幻視兵器で五感を混乱させるのだが描写がマンガチック。
ゴジラやキングコングまで出てくる。
最後は異星人の占領司令官の一人が地球の精神分析学にかぶれたおかげで共有意識を持つ異星人は全滅。
なんだか後期ウルトラセブンの没原稿を読んでいるようでした。(読んだこと無いけど)

2014/08/16 12:18

投稿元:ブクログ

1967年にこれが書かれていたというのがオドロキ。80年代に書かれたニューロマンサーのモリイの感覚情報をケイスが知覚するというアイデアを既に先取りしていたとは!
共著のレイ・ネルスンは、映画『ゼイリブ』(ジョン・カーペンター監督)の原作となった小説『朝の八時』を書いた人物というのも興味深い。
イケてる二人のサイケデリック・ジェットコースター的作品。

2014/07/24 22:11

投稿元:ブクログ

ずいぶん前のディック未訳リストかなにかで、ディック本人が気晴らしのジョーク小説だと言い放ったうえに、レイ・ネルソン(「朝の八時」!)との共著だったことから、おそらく未訳のまま残るであろうと予言された…ような記憶があるけど、夢だったかもしれん。とはいえ、本人お墨付きのぶっ飛んだパルプSFは、まったく予想外の大団円も、終わってみれば納得の力技に大満足。思わぬ箇所で「ゴジラ」も特別出演。怒涛の大風呂敷に気持ちよく包まれたいディック好きなら必読の書。あとがきのネルソン小話も楽しい。

2014/12/04 20:46

投稿元:ブクログ

今から50年位前の作品の訳なので、仕方ないかもしれないけど、なんだかお子ちゃまのアニメレベル以下・・・

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