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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.0

評価内訳

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21 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

TVドラマ的キャラ立ち揃いシリーズ開幕!

2016/03/13 13:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

いろいろな本を同時並行的に読むのが私のクセですが、手を広げ過ぎると「あぁ、そろそろ北欧に戻りたいー」という気持ちになってしまうのが不思議なもの。 最近はヨーロッパ全土にあたし自身の興味が広まっておりますが、北欧、特にスウェーデンはちょっと別格。

16歳の少年の、めった刺しにされた上に心臓をえぐりだされた死体が発見される。
地方警察では手に余る事件に、国家刑事警察の殺人特別捜査班がストックホルムから派遣される。 送り込まれたのは4人の敏腕チーム。 しかしその町にはたまたま、かつて心理分析官として捜査に参加したことのあるセバスチャンがいた。 大変利己的な理由で、リーダーのトルケルとの個人的なコネを使い、セバスチャンも捜査に参加することに。

著者二人がテレビ脚本家出身ということもあり、場面転換がすごく映像的。
ハンス・ローセンフェルトが手掛けている『ブリッジ シーズン2』にもちらっと同じようなエピソード(?)が出てきて、読んでてちょっと笑ってしまった。
クセのある捜査官、基本捜査はチームプレイ、関係者それぞれがなんらかの事情を抱えている、など、基本的な流れは『ブリッジ』シリーズと同じ、といえるかも。

とてつもなく嫌なヤツ、とまわりの人間に思われがちなセバスチャンも、彼の抱える心の傷が地の文で描かれるので、読んでいる側はそこまで嫌悪感を持つに至らず(自分のそばにいたらイヤだろうな、とは思うけど)。 事件関係者だけでなく、捜査陣それぞれにも心の奥に秘密がある、というあたりと、ただの猟奇殺人ではなく合理的な理由があったというまとめ方には好感を持った。

シリーズ化、絶対しそうな勢いだな・・・むしろこれがドラマ化されそう。(2014年10月読了)

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2014/12/02 08:17

投稿元:ブクログ

二転三転する展開にひたすら翻弄されたまま、ラスト1ページでまたしても度肝を抜かれた。登場人物がたくさん出てくるが、彼らにはそれぞれの生活があって、暮らしがあって、社会があって、人生があって。事件によって一瞬重なった時間を多面的に描いていることで、1冊の本を読んだとは思えない程の充足感。早く2作目が読みたいです。

2015/03/09 20:28

投稿元:ブクログ

面白く読み終われました☆

地方の町で少年の遺体が発見され、たまたま故郷に帰っていたセバスチャン・ベリマンが10年ぶりに捜査に加わる。
心理学者のセバスチャンは、かって国家刑事警察のプロファイラーだったのだ。
女と見れば口説きにかかるセックス依存症で、事件関係者にも手を出してしまうという困った奴。
見た目は意外に普通らしいけど、それが案外抵抗感をなくすのか‥? 上巻の表紙イラスト、内面をイラストにすればこっちだと思うよ。
心理学の知識と経験を生かして、口説きながら反応を見てやり方を変えていくという。とんでもない男だけど、どうやるのか知りたい人もいるかも?(笑)

少年ローゲルの発見に遅れをとった警察内部の事情もあり、特別班のチームの中にも人間臭い秘密がある。
上巻ではセバスチャンが捜査に加わるのが遅いのと、表紙イラストや題名、軽妙な裏表紙の説明と、内容に少しズレを感じていました。

後半にきて人間模様の展開がなかなか面白い濃さで、セバスチャンだけに頼らない展開、でも最後はさすがセバスチャンね、という満足感もあり。
犯人になりかねない性格だから犯罪が理解できるというとんでもない男が抱えている心の傷も、仕事が出来る程度には癒えてきたのか‥?
総合的な納得感と、傲岸なセバスチャンが最後に腰を抜かす一幕が笑えて、続きも知りたくなりますね☆

2016/02/02 19:05

投稿元:ブクログ

下巻、読みおわった!

人物描写やカラクリが
なんと映像化しやすい小説なのだ!と思ったら
二人の作者はスウェーデンを代表する脚本家
なのであった。やっぱり。

同僚同士。
上司と部下。
夫と妻。
男と女。
友人同士。
教師と生徒。
そして、親と子。。。

あっ!と驚く結末も用意されており
上質の人間ドラマにできあがっている。

上巻で人物が人間臭く描かれていて良いと書いたが
下巻ではその魅力が一層際立っている。
主人公のセバスチャンの心の変遷と
事件解決へのラストスパートが
うまい具合に並走している。

実はセバスチャンはこの事件の捜査に
別の目的で参加していた。
それはある女性を探し当てることであったが
果たして、彼女に会うべきなのかどうか
彼は事件が解決してもまだ逡巡し続ける。
そして。。。

彼の人格破綻は
自分に手を差し伸べてくれなかった母親と
ふいに亡くなった妻と娘。
すべてそこから始まっていると言える。

喪失が彼の心に開けた穴はあまりに深く大きく
どんなに女性たちと肌を重ねても満たされず
一夜の情事をただ続けるしかない。

マザコン度が高い男ほど女を求める
というのはあまりにも定説だが
彼の場合、求めても得られなかったから憎む
というタイプで実に痛々しい。

だからこそ、彼がどんなに嫌な奴でも
母性ある女性は、その理由がわかるだけに
ひきつけられてしまうのである。
ドラマの主人公として、実に魅力的である。

犯罪そのものについては
特に真新しさはないが
全体のバランスがよく人物たちにも好感が持てて
十分に楽しめる小説であった。

おすすめします。

2014/10/28 15:24

投稿元:ブクログ

母が死に、薄情な息子は実家の処分をするためだけに故郷に帰って来て、高校生男子が心臓を抉り取られた遺体で発見される事件に遭遇する。かつて仕事仲間だった捜査班の責任者であるハンケルに捜査に加わって欲しいと言われ、実家で見つけた手紙の主である、かつて自分が火遊びをした女子大生が自分の子供を生んでいるかもしれないので、捜査に参加し警察のコンピューターをこっそり使って現住所を何とか調べられないか、と言う、全くの私欲で捜査に参加するセバスチャン。スマトラ沖地震の津波で妻子を一度に失うと言う喪失を抱えているとは言え、同情の余地なしなくらいに身勝手でセックス依存症気味な彼を、人は「嫌な奴」と分類する。セバスチャン自身も、深い喪失を抱えナイーブな面を持ち合わせているとは思えないくらい、普段の振る舞いは傍若無人である。読んでいて、この位に嫌な奴は普通に存在しているよ、こういう人間と仕事以外では付き合いたくないと遮断しているのでしょっちゅう遭遇してない気でいるが、と思いつつ読んでいて、殺人事件の核心に迫っていく臨場感と共に、セバスチャンはどこで「心理捜査官」としての顔を煌めかせるのだろう、と言う期待感で読んでいた。
セバスチャンは嫌な奴、卑怯とも言える程に自己中心な人間だ、最後までそうであったと言えばそうなのだが、犯人の心理を読み、一人説得に向かう様は「職業病」と言うよりは犯人の心の中が行き着くところが解ってしまうから、解ってしまう「人間」として対処したと思えた。犯人に深い同情を示すわけでもなく、職業人として自尊心を持って対峙すると言う大義名分も振りかざさず…ただ「話をしないといけない」と言う単純な方法を選択した、と言うだけで。
作中、私はあまり女性登場人物には感情移入しないんだが、この捜査チームの中で一番真面目に仕事してるな、と思ったヴァニヤが「誰で」あるか解るラスト、これがシリーズもの第1作目である事を踏まえると、次作が楽しみで仕方ない。

2014/12/29 11:15

投稿元:ブクログ

そろそろかカテゴリーに「北欧ミステリー」を入れた方が良い気がしてきた…。このセバスチャン、いいキャラしてる。特捜部Qも個性的なキャラクター揃いだけど、この作品の登場キャラ全員いい感じにクセがある。捜査の過程もしっかり描かれているし、彼らの今後の活躍が待ち遠しい。
引き続きシリーズの翻訳、お願いします!

2014/07/31 15:46

投稿元:ブクログ

セックス依存症で誰彼構わず口説き落とすトラブルメーカーの主人公セバスチャン。表紙や帯の印象から優秀な変人捜査官という感じでもっとユーモア色が強いのかと思っていましたが、考えていたよりも真面目な雰囲気でした。
彼が背負うものが重く、非常識な言動にもコミカルな要素は希薄でしんみりしたりイラッとしたり。

とはいえセバスチャンが捜査に参加するあたりからは軽快になっていきます。ごくごく個人的な理由で参加した事件にも、口ではどうでもいいと言いつつのめりこんでいき、生き生きと嫌味の言い合いをしているのは楽しい。
他の捜査官たちも負けず劣らずの個性派揃いです。

事件は心臓をえぐり取られた少年の死体の発見という猟奇的なものですが、人間ドラマの方が充実しており事件関係者のみならず捜査陣の方にも様々な問題が浮き上がっていき混迷を極めます。

着実に事件が真相に向けて進展していくにも関わらず、被害者少年の人物像が最後の最後までいまいちハッキリしないというのが謎めいていておもしろかったです。
周囲の人物にスポットを当てていき真相を覆い隠していくのも丁寧。
最終的に少年に深く注目した時に真相に繋がるというのは心理捜査官の面目躍如でした。

そして最後のオチにはビックリ。やりたい放題だったセバスチャンの唖然とした顔が目に浮かぶようでニヤリとしました。

私情で捜査に影響を与えてしまう警察の面々はちょっと鬱陶しかったですが、新たな展開を迎えてセバスチャンの傍若無人ぶりや捜査チームがどうなるのか、シリーズのようなので今後も注目です。


ネタバレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・












個人的事情に左右され中途半端に解決を急ぐ捜査官たちと、事件に興味がなかったにも関わらず真相を掴むセバスチャンという対比が良い。

校長や母親など怪しい人物が前面に出ており、セバスチャンの悪癖もあって事件の要である女教師が上手く隠れていました。

「殺人者ではない男」という書き方を最初からしているのですが、これのせいで殺人犯のサプライズが弱まったように感じます。

無味乾燥な生活をしていたセバスチャンが、事件を通して人生の刺激を感じていき、最終的に犯人の少年に対して真摯に向き合った姿にはぐっときました。

ハラルドソンはあれだけ引っ張ったのだから最後の最後に大活躍があるのかと期待しましたが、撃たれただけだったのにはちょっと残念。

2015/04/10 23:30

投稿元:ブクログ

面白かった。
キャラとテンポがいいね。
セバスチャンのダメっぷりが面白い。

犯人とセバスチャンの娘は割と早い段階で想像がついてしまう。

2015/04/15 11:08

投稿元:ブクログ

映画、テレビの脚本家が書いたということ(かどうか解らないが)で、読手の興味を持続させる運びが巧み。CMの入れどころが分っているというか…。

最後の仕掛けで、この1作目を書くにあたって、次作も用意されていることが窺える。

2014/07/03 18:46

投稿元:ブクログ

もっとワンマンショーか思ってたけどチームもなかなか個性あっていい感じ。テンポもいいし。
カバーも自分的にツボ。

2015/10/18 23:56

投稿元:ブクログ

淡々として静謐。クールな主人公。脇役にひとりすごい鈍臭いやつがいて、なかなかいい笑。大人が楽しめる推理小説。

2014/08/11 17:55

投稿元:ブクログ

心臓をえぐり取られた少年の死体。国家刑事警察の殺人捜査特別班に潜り込んだ心理学者セバスチャンは自信過剰で協調性ゼロのSEX中毒者だった。

サクサク読める。面白い。
きちんとツボをついた書かれ方をしている。
キャラクタもそれぞれがちゃんと個性を持っている。
泣かせどころもある。
バランスのよいエンタメ系ミステリだと思う。
だからこそ突出したものがなかったのが残念。
セバスチャンが最後まで不遜でいたらまた印象も違っただろうに。
でも、だからこそ次も読んでみたい。大化けを期待して。

2015/12/13 16:19

投稿元:ブクログ

捜査班メンバーの群像劇でもあるミステリー。
文章が読みやすい。また、回りくどい表現や惨たらしい描写もないので、残虐度の高い犯罪物が苦手だけどミステリーは読みたいという人にはちょうどいい良作ではないかと思う。

上下巻で群像劇も含んでいるせいか、捜査の進展が遅く感じた。
それでも、残りのページ数からしてこれは犯人じゃなさそうだな、この登場人物もミスリード誘ってるんだろうな、などと思いながら、こちらも焦らず気長に読んでいたし、犯人が判明した後はすべて一件落着したものと思い緩んだ気持ちで読み進めた。

…が、最後の1ページでまさかのオチ。そっちの決着がまだ残ってたか!
完全に油断しきったところに新たな導火線を放り込まれてしまい、俄然次作を続けて読む意欲が湧いてきたw
次作のタイトルが「模倣犯」ということは、何度か作中に出てきた連続殺人犯ヒンデとやらの模倣犯かな?

2015/04/21 16:41

投稿元:ブクログ

国家刑事警察の殺人捜査特別班にもともと在籍していた心理捜査官が主人公。地元での殺人捜査に無理矢理介入して、昔の仕事仲間たちと事件を解決していく話。事件の話自体は普通の話。こんなに周りから嫌われている主人公も珍しいと思った。頭は切れるようだが、言動がひどい。嫌われ具合が慣れてくるとおもしろく感じるのかもしれない。

2014/10/03 14:54

投稿元:ブクログ

 最後の一撃にやられた。これは予想していなかった。
 心臓をえぐり取られた被害者という設定はサイコスリラーの様相だが、実際には警察小説。スウェーデンの殺人捜査特別班の面々が地方で起きた殺人事件を捜査する。主人公のセバスチャン・ベリマンは自信過剰でセックス依存症の迷惑男。捜査に関わったのも個人的な目的がある。ユーモラスな半面、スマトラ島沖地震による津波で妻子をなくした過去にとらわれている。他のメンバーも個性豊かに描き分けられ、入り組んだ人間関係も読みどころだ。
 事件が終わった後に描かれる最後の一撃が効果的なのは終盤に立ち上がってくる家族のテーマと密接に絡んでいるから。これはうまい。訳者あとがきによれば、シリーズは現在、第4作まで続いているとのこと。続きが読みたくなる。

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