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夜の床屋(創元推理文庫)

夜の床屋 みんなのレビュー

文庫 第4回ミステリーズ!新人賞 受賞作品

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みんなのレビュー117件

みんなの評価3.5

評価内訳

117 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

謎がきちんと解かれないから良いこともある

2015/10/28 19:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yoshiya - この投稿者のレビュー一覧を見る

夜の床屋、読み終わった。めちゃくちゃ面白い。日常に潜むパズル的謎解きと、おとぎの国の中の幻想的謎解きが、双方とも、同じくらい妄想的ロジックで着地する。そうかもしれないけどそうじゃないかもしれないと感じるフワフワ感は、井沢元彦の逆説の日本史と通じる面白さだ

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電子書籍

ちょっと無理がある

2016/12/20 17:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭の「夜の床屋」から、日常の謎系ミステリーかなと思っていたら、後半は様相が一変する。そして全体が1つに繋がる、ということなんだが、やっぱりちょっと無理があるかな。後半の葡萄荘の話は島田荘司っぽいけど、島田荘司ほどの腕力はない。面白くなくはなかったが、全体的にもうひとつかなあ。

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紙の本

評判ほどでは

2015/04/05 21:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:長脛彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本のタイトルとなっている「夜の床屋」、その次の短編くらいまでは、ほどほどだった。紅斑の人魚ものになってからは、ミステリーなのか、伝奇ものなのか分からないストーリーになり、半端な話になってしまって失望した。評判に期待して読んでみたが、なぁんだとう感じ。

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2015/03/26 10:54

投稿元:ブクログ

山道で遭難しかかった男子大学生2人がようやくたどり着いた無人駅。
そこで一夜を明かそうとしたときに、さっきまでは開いていなかったのに夜中に明かりのついている床屋を見つけてしまう。
興味をもった2人はその床屋へ行ってみることに……。

短編がゆる~く繋がっているミステリ。と思ったら最後にあらびっくり!
ふんわりとした雰囲気に、そぐわない事件の数々。
読んでいる間ずっとふわふわした感覚に襲われていた。
最後はすこーし無理があるかな?と思いつつもとても楽しかった。

2014/10/24 00:00

投稿元:ブクログ

ミステリー?ファンタジー?ホラー?なんとも分類のしにくい連作短編集です。
無人駅の前にある床屋が夜だけ開く理由は?寝室で寝ている間にどうやって絨毯は盗まれたのか?子供たちのドッペルゲンガー探しの真相は?等々、日常の謎に見せかけてとんでもない話にたどり着きます。推理に無理もあるし、現実より非現実が色濃いし、好みが分かれるかもしれません。私自身、これは外れを引いたかなー、と何回か思いました。それが葡萄荘の辺りから俄然、その現実と非現実の曖昧さにとりつかれます。エピローグですべての短編を無理矢理紐づけるという力業にも関わらず、それこそ深い霧の中にいるような手探りの不確かな空気はそのまま。謎を残したエンディングは、Aに転べば辻褄は合うけど世界がひっくり返る。Bなら現実の世界なんだとほっとするけど謎は謎のまま。さぁ、読者はどちらのエンディングを望むのでしょう。
散々「無理矢理」だの「力業」だのいいましたが、「メインディッシュ」と「香水」の二つの単語が並ぶだけで飛躍して喜べる私は人の事を言えないんですけどね。

2015/02/16 09:50

投稿元:ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
慣れない山道に迷い、無人駅での一泊を余儀なくされた大学生の佐倉と高瀬。だが深夜、高瀬は駅前の理髪店に明かりがともっていることに気がつく。好奇心に駆られた高瀬が、佐倉の制止も聞かず店の扉を開けると…。第4回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」をはじめ、奇妙な事件に予想外の結末が待ち受ける全7編を収録。新鋭による不可思議でチャーミングな連作短篇集。

2014/12/09 16:17

投稿元:ブクログ

自分の中で、短編集ってあんまり…な所があって、めったに読まないんですけどね。
この本は良かった-!!
エピローグを読んで、そうきたか!! という感じです。

<以下、ネタバレです。>
ちょっと、『世にも奇妙な』的なお話なんですよねー。

■夜の床屋
偶然が引き起こした不思議な出来事。
でも、実は…。

■空飛ぶ絨毯
八木さんが霧の中で会った少年、七夕に再会する約束をするも、毎回すっぽかされて、ついに八木さんの家に侵入。←
で、家を知っているのに、七夕にまた、約束の場所で待っているというちょっとアレな人ですが。
例の事件の後、よく無事でいましたよねw
そもそも、何故、その時に限って家に行ったのか?
等、ツッコミドコロはありますけど。

■ドッペルゲンガーを捜しにいこう
気難しい老婦人・国府さんも、変わっているかもだけど、いい人じゃないかと思わせて、最後の最後で、ちょっと怖い。

■葡萄荘のミラージュ、『眠り姫』を売る男
ローランド卿に引き渡すまで、外観、内装、調度品に至るまですべて、一切手を加えてはならぬ。
という150年の期限を定めた遺言が残された葡萄荘。
建物内には、ローランド卿から預かった財宝が隠されているらしいが…。

で、エピローグ。
工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェ Σ(゚Д゚ノ)ノェェ,,
ここで、今までの話がつながる(?)とか!?
空飛ぶ絨毯の彼が無事だった訳とか。
ドッペルゲンガーの工場が、何を製造していたのかとか。
そして、巻頭の夜の床屋で、女性が付けていた香水が、ミラージュだったとしたら、それは一体、どういう事なのか。
ちょっとゾクゾクする秀逸なエピローグ。
こういう話、好きです♪

2015/12/12 23:32

投稿元:ブクログ

大学生…だったか?の男の子を主人公として、なんか淡々とハートほっこり系探偵話が進んでいく感じ。
夜の床屋、というタイトルにあるとおり、山奥の無人駅があって、商店街のシャッターが全部下りてしまうような小さな町に登山から遭難して行き着いてみれば、夜中にぼぉっと光る温かな床屋。その情景は非常によく脳裏に浮かんできて、そういう意味では良い小説なのかもしれない。
でもなんか、感情・心情orストーリー重視な自分としては、まぁ別に悪くはないんじゃない、くらいだったかなー。
短編集だけど、主人公が一緒。
夜の床屋
空飛ぶ絨毯 愛する女性を巡る日常生活内の不思議なミステリー
ドッペルンゲンガーを捜しに行こう 小賢しい(?)少年の(想像される)オーラがやたら印象深い
葡萄荘のミラージュ 古い洋館と人魚の香水の話。
眠り姫を売る男 これまた一緒。人魚の謎の壮大ストーリー

2015/01/12 12:58

投稿元:ブクログ

表題作を読み終わったときには、そんなにすごい作品かなぁと思いましたが、最後はなるほどなぁと納得しました。ただ、前半のしっくりこない落ちは、すべてファンタジーのなせるわざだったのかと思うと、肩透かしを食らった気分です。ファンタジーだと思えば、葡萄の話はかなり好きです。

2015/04/23 18:54

投稿元:ブクログ

短編集と思いきや
最後の最後で全てに関連があるような
無いような

深夜に営業する床屋
空飛ぶ絨毯
ドッペルゲンガーを探す子供達
猫が集まる洋館

あまり血生臭くないミステリー

2014/10/23 01:01

投稿元:ブクログ

大学生、佐倉の周りで起こる事件を
解き明かしていく連作短編集。

佐倉はほぼ毎回登場するが
探偵役は毎回変わる
(もしくは明確な探偵役がいない)。

連作短編の推理物にしては
不思議な人物配置。

エピローグは各話で残った違和感を使って
無理やり横串を差し込んだような形。
正直唸らされる、と言うほどではない。

幻想なのか現実なのかやっぱり幻想なのか…
とても境界線が曖昧な推理物である。

2015/03/11 14:57

投稿元:ブクログ

1篇目を読んで、がっかり。2編目を読んでさらに、がっかり。3篇目を読んでるうちに次の予約本が来てしまったのでそちらを優先、返却期限がきたのでそのまま返したのだが…4編目からが面白い!?最後まで読まなきゃ駄目!?…しまった、もう遅いよ(-_-)

2015/08/24 18:12

投稿元:ブクログ

単行本時は『インディアンサマー騒動記』
文庫化で『夜の床屋』
改題は本の魅力を引き出している気がする。

山で遭難した所に夜中に床屋がやっている??
といった日常の謎系の連作短編か?と思って読み進めていくと‥‥‥

1番最初に書いた『眠り姫を売る男』から広げたのであればそこは評価できるところ。

2016/04/13 17:28

投稿元:ブクログ

「ふと通りすがりの理髪店を覗いたら、三上さんと夏美さんが澄ました顔でお客の頭を洗っているかもしれない」
高瀬はゆっくりと微笑した。「悪くないね。そいつは」

(夜の床屋/空飛ぶ絨毯/ドッペルゲンガーを捜しにいこう/葡萄荘のミラージュ/『眠り姫』を売る男)

2015/01/25 09:51

投稿元:ブクログ

「夜の床屋」★★★
なぜ夜に床屋が開いていたか。
若干赤毛連盟を思い起こさせるような、まあまあのオチ。
「空飛ぶ絨毯」★
普通そんな大きな事件なら気付かないか?
あと最後のオチはホラーテイスト?
「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」★★
少年たちの企み。
あまりわくわくしない展開。
「葡萄荘のミラージュⅠ」★★★
隠されたものを探すという点ではなかなか楽しい。
「葡萄荘のミラージュⅡ」★
つなぎ?
「『眠り姫』を売る男」★★★
のちのちの登場人物が名前を変えている。
単純な犯人当てとしてだけでなく、彼は誰か?という点でも面白い。
「エピローグ」★★★
ここで一気にファンタジー。
ファンタジーとしてなら全部つながるってことね。

ひとつひとつのミステリーとしては面白くない。
連作短編ミステリーとしては成り立っていない。
連作短編ファンタジーとしてなら、なんとか読める。

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