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紙の本
意外なことにドイツ軍の戦車が超貧弱だったとは意外な事実でした。
2016/12/13 10:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
標題から「スターリングラード攻防戦」を予定してたのに、(第一部)ソ連、フィンランド戦争(P-1~146)、(第二部)スターリングラード戦からハリコフ戦まで(P-147~308)、(第三部)北アフリカ最後の戦い(P-309~399)、の三部からなる。
(第一部)と(第二部)の対戦相手は当然ソ連であるが、意外なことにドイツ軍の戦車が超貧弱だったとは意外な事実でした。ソ連の方が圧倒的に強力な戦車を有していたとはねーー。ドイツが戦車の性能で圧倒的優位に立つのは、無敵を誇ることになるティーガー戦車が1942年8月29日に初めてレニングラード戦に投入されてかららしい。
地図、挿絵の不適切さは相変わらずでした。特に、文章と全くかみ合わない地図の不適切さには諦め気分です。また、戦車の性能比較や戦車数比較位はしっかりと行ってほしかったです。この点は、477:「エル・アラメインの決戦 タンクバトル2」で405:「西方電撃戦 タンクバトル1」での印象を引用した下記の評価のままでした。
「ちょっと期待はずれでした。陸戦の王者である戦車戦ということで、もっと戦車自体の知られざる部分を期待していたようなのだが、どちらかと言えば一般的な戦記の中での一般的な戦車戦の記録といった感じでした。例えば、各戦車の性能を比較表にしておくとか、各戦闘での決定的要因を掘り下げるとかの工夫が欲しかった気がする。」という405:『西方電撃戦 タンクバトル1』での印象はそのままである。加えて、イラストよりも文章中に出てくる地名が何処なのかを適切に示した地図が欲しかったこと、ドイツ側の視点だけでなく相手側からの視点も欲しかったことである。
まあ、歴史的戦記なので、面白いとかいう感覚で読むべきではないとは思いつつやはり期待外れ感は免れませんです。
蛇足ながら、北のレニングラードはサンクトペテルブルク(1991~)へ、南のスターリングラードはヴォルゴグラード(1962~)へと名称が変更されていた。
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