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hontoレビュー

天皇制国家と政治思想

天皇制国家と政治思想 みんなのレビュー

  • 松本 三之介
  • 税込価格:5,18448pt
  • 出版社:未来社
  • 取扱開始日:2014/05/17
  • 発送可能日:1~3日

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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2015/07/18 21:59

投稿元:ブクログ

近代日本天皇制国家を支えた政治的正当性の思想的源流を、近世の国学をスタートに探る一書。

本書において個人的に最も印象的だったのは「四 天皇制法思想」である。なかんづく、民権運動が〈政治的運動に限定されてしまった〉としたのは、非常に重要な指摘である。研究史において民権運動は、権利を求めた反政府的な政治闘争史から、近代国家形成の一端を担った国民国家形成史へと大きな転回を遂げた。その後、研究じたいは不調に陥っているのだが、本書の指摘から実はまだ解かねばならない問題が残っているのではないかと感じた。

その問題というのは、ひとつは「民権運動が政治的権利を求める運動に限定されたのはなぜか」であり、もうひとつは「そのような運動として人々が民権運動を押し進めたのはなぜか」という問いである。

前者の問いは本書において思想史的観点から方向性が示されているが、思想史的問題が社会のなかでどう展開していたのかという問題はまだ残っているように思う。その点が示されなければ、松本の議論が正しいかどうか、歴史的な検証ができたとはいえないのではないだろうか。そうすれば、民権運動期に人々が政治的権利を求める運動に限定されてしまった理由を、考えていくことにもつながると感じた。

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