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みんなのレビュー213件

みんなの評価4.6

評価内訳

213 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

彼らがいたから本が読めた

2016/02/11 07:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本大震災から5年が経とうとしている。
 あの日のことをどれだけ記憶しているだろう。
 被災地だけではない。この国全体があの日から節電に努めたはずが、今では煌々と灯りをともす震災前の状態に戻っている。
 いつの間にか震災以前の生活に戻っている。それを復興というのであろうか。
 「人は簡単に環境に順応する。ひとたび緩んでしまえば、震災前と同じだ」、東日本大震災で致命的な損害をえた日本製紙石巻工場の再生の姿を描いたこの作品の中の一節だ。
 元に戻ってしまうことは悪いことではない。
 しかし、あの日のことを忘れてはいけない。忘れそうになった時、もう一度あの日に戻る、あの日に続く日を思い出す。
 震災を記録した本は、だからいつまでも読む価値がある。読む理由がある。

 紙の本か電子書籍か。出版業界はここ数年いつもこの二者択一に揺れている。
 その時、本が成立する紙のことを忘れてはいないか。
 「読書では、ページをめくる指先が物語にリズムを与える。人は指先でも読書を味わっている」と書かれて、はっと気づかされる。
 本はそのコンテンツだけでなく、紙の質感なくして成立しないということに。
 東日本大震災の時、その紙の供給が覚束なくなったという。
 日本製紙石巻工場が津波で大打撃を受けた。
 瓦礫が工場内に押し寄せ、マシーンは泥水に沈んだ。
 工場で働く人たちの中にも犠牲者はいた。それでも、出版の灯を消すわけにはいかない。
 わずか半年でマシーンを稼働させるという、誰もが無理だと思った目標に向けて、彼ら石巻工場の人たちは前を向いた。

 震災の起こったあの日の行動からマシーンの再稼働までを丁寧に追跡したノンフィクション。
 この本の中には美談のように語られた被災者の人たちの冷静さだけでなく、被災した町を強奪する人たちがいたこともきちんと描かれている。
 美談だけでは正しい記録といえない。あの日とあの日につづく日々を、人々はどう生き、行動したのかを正しく伝えることが大切だ。
 被災地だけではない。東京だって同じだ。この国全体がそうだ。
 一冊の本が伝えることはわずかなことかもしれない。それでも、それすら伝えきれなければもっと悲惨だ。
 紙をつないだ彼らの意味は大きい。

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紙の本

初めて知った本の紙の質

2014/09/15 19:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たいしょう - この投稿者のレビュー一覧を見る

本と呼ばれるものにとって、紙質というものがどれほど大切な物かを教えて貰った。
日本のモノ作りは、あらためて世界に誇れるものだ。

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紙の本

慟哭と誇りの書

2017/03/23 15:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

あの時凄まじい悲劇が起きていた事をわかっているつもりだったが はるかに想像を絶する事態だった。知っているつもりだったのが恥ずかしい。この世の地獄の中で希望の灯をともそうと奮闘した人たちの記録。我が家にも震災後に出版された角川文庫があるが あの奇跡の紙で作られたものなら嬉しい。

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紙の本

本を作る人のプライドをかんじます

2016/04/06 17:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴっぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る

震災という、絶対絶命に、当たり前のように、仕事をこなしていく、
現場のかたの素晴らしさ、プライドを感じました。
震災ボランティアで、たまたま工場のまえを通り、
その時に、この工場、動いている!すごい!
と、思ったあの時の気持ちと重なって、非常に感動しました

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紙の本

プロフェッショナルな精神

2015/10/12 17:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Cubic You - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本大震災から復興していく過程には,血がにじむような努力があったことを,改めて知らされた本でした。石巻工場が製紙業に占める比重がかくも大きいものであることも始めて知ることができました。
 工場再生の過程をインタビューで聞いた中には,書けなかったことも沢山あると思いました。本にして私たちに教えてくれた著者に敬意を表します。

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紙の本

感動のノンフィクション

2015/09/09 22:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まさに、感動のノンフィクションですね。内容に関しては、有名なので書くまでもないと思います。印象に残ったのは、無秩序状態になったときの恐ろしさです。災害の時でも日本人はマナーが良いという印象があったのですが、マナーの良い人ばかりではないという当たり前のことに気づかされました。極限状態になったときに自分だったらどう振舞うのか、ということを考えさせられました。

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紙の本

誇り高い仕事人たちの情熱に心打たれました

2015/08/15 10:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本大地震により壊滅的な被害を受けた日本製紙石巻工場。
「工場は死んだ」とまで言われた絶望的な状況から、東北復興の
確かな道標として、そして出版業界の屋台骨を支える為、わずか
半年で業務再開を果した石巻工場を中心とした日本製紙関係者、
石巻の人々の奮闘が描かれています。

ノンフィクションなだけに決してきれいごとばかりが列挙されて
いるわけではありませんが、それだけに製紙に携わる方々の情熱
がより身近に感じられました。

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紙の本

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている

2015/05/05 09:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本大震災で被害を被ったのは住民だけではない。沿岸にある工場も、また甚大なる被害を受けた。日本の出版業界で使われる紙の4割以上を生産しているという、日本製紙石巻工場も、その中の一つである。被害の惨状を見て、関係者の誰しもが早期復興は困難だと思った。絶望的な状況から、いかにして復活したのか。この本はその道程を記したルポである。恥ずかしながらこの本を見るまでは、日本の出版社が文雇用で使っている紙に、違いがあるとは思ってもみなかった。今度書店を訪れる機会があったら、その違いも確かめて欲しい。

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紙の本

本の紙にこだわり続けた人達の震災復興ドキュメント

2015/02/02 18:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

日ごろ手に取っている本の紙がどこで作られているか、ご存知ですか?日本国内で消費される洋紙の4割を日本製紙石巻工場が生産しています。「永遠の0」の百田尚樹作品、池井戸潤の半沢直樹シリーズなど、ベストセラーの単行本や文庫本、辞書や雑誌、「コロコロコミック」などの漫画までありとあらゆる種類の本の紙を作っています。その工場があの東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。その復興のエピソードです。「文庫の紙はそれぞれ出版社によって色を作り分ける」、「コロコロの紙は子供が紙で手を切らないように厚く、でも軽くする」、「書店で本を手に取れば独特のクセで自分達が作った紙だとすぐに分かる」など紙に対する愛情あふれる従業員の方の言葉がちりばめられています。是非、読んでみて下さい!きっとこの本の紙も石巻工場で作られた紙なのでしょう

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紙の本

毎日読むあらゆる書物の紙はどこからくるのか

2015/01/27 22:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りあ - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻。
その海辺に立っていた製紙工場。
被災から再び紙が出来るまで、そして紙を作る人々の物語。
途中何度も涙が止まらなくなることがありました。
なによりも、最後の話を読んで鼻水を流すほど泣きました。
紙の本を読める喜びをかみしめながら、是非読んでください。

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2014/07/13 23:41

投稿元:ブクログ

これは本に携わる人みんな読んだほうがいい。そして思いめぐらせたほうがいい。今手にしている本の紙、ページをめくる手触り、その音、文章を引き立たせる地の色、本を愛すべきものにするその全てが、どこから来ているかを。だれが作っているかを。その想いを。

2016/01/02 22:55

投稿元:ブクログ

私は東北に親類や知り合いがいないため、本や映像から状況を知るしかありません。当事者のつらかった経験を具体的に知ることがないので、歴史的な意味でも重要な記録だと思います。

2015/01/17 18:33

投稿元:ブクログ

復興の描写よりも震災直後の描写がメインのような一冊。紙のことなんて考えたことも無かったけど、本はめくるものだって言葉には強く同感。b7バルキーの写真表現は凄いな。ツヤツヤでぎっしりした紙が写真用ってイメージだったけど、進化してるんだな。

2014/08/26 20:22

投稿元:ブクログ

日本製紙石巻工場
 旧十条製紙、旧国策パルプと合併

1938 東北振興パルプを設立 1936 昭和恐慌や昭和三陸津波により疲弊した東北地方の救済目的で設立

1949 東北振興パルプが東北パルプを名称変更
王子製紙が解体されて十條製紙
東北パルプは十條製紙と合併
山陽国策パルプと合併し日本製紙石巻工場
2003 大昭和製紙と合併

2015/02/12 22:52

投稿元:ブクログ

人間の強さと、はかなさと、弱さが、日本製紙石巻工場の
物語から痛いほど分かりました。
今更ながら、あのときの震災がどれだけのものをもたらしたか、胸が一杯になりました。

そして、何気なくいつも読んでいた、文庫のページ一枚一枚が特別になりました。
確かに、講談社、集英社、新潮社などなど比べてみると色が違う。
これだけの技術と熱意で紙は造られているのかと、目からうろこでした。

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