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平安人の心で「源氏物語」を読む(朝日選書)

平安人の心で「源氏物語」を読む みんなのレビュー

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.9

評価内訳

8 件中 1 件~ 8 件を表示

2015/01/30 18:52

投稿元:ブクログ

「源氏物語」の背景を知ることができ、ますます「源氏物語」への興味が広がる。いろいろな角度から「源氏物語」を知っていきたいと思う。

2015/06/28 10:25

投稿元:ブクログ

平安人の視点で源氏物語を読めるように,その背景となる平安時代の貴族社会を紹介した本.
源氏物語の五十四帖(長い部分は2節にわけてある)のそれぞれに対し,1ページの要約と3ページの解説というスタイルですすむ.要約は本文から読み取れるよりも,思い切って踏み込んだものになっている.解説の部分が秀逸.かならずしもその巻に密着したものではなくて,平安時代の政治や社会の常識から,紫式部が源氏物語を書いた背景,貴族の生活など,まさに平安人が源氏物語を読んだときに常識としてもっていたことがいろいろ紹介されている.源氏物語を読む上でよい伴侶だと思う.

2014/08/12 22:32

投稿元:ブクログ

巻名がずらりと並んでいるから、その巻と連動していると思うと簡単なダイジェストだけで、あとはテーマごとのコラムになっている。
週刊もののコラムをまとめたということで、やっと納得がいった。

書き方もわかりやすく、おもしろくて、とてもよい副読本だと思う。

2014/08/18 13:59

投稿元:ブクログ

本書は「週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖」というビジュアルシリーズに連載されたエッセイがもとになっているそうで、一般向けの読みやすいものだ。最初のあたりは、以前出た著者の「源氏物語の時代」と比べるとやや浅い感じがして、読者サービスのような軽い書き方に少し違和感があった。章のタイトルが「恋の”燃え度”を確かめ合う、後朝の文」とか「祖先はセレブだった紫式部」とかだったり…。それでもやっぱり、専門の研究者による源氏のお話はさすがに面白く、内容も章が進むにつれどんどん深みを増して、結局は大満足のうちに読み終えた。

「源氏物語」は(今更言うまでもないけれど)たいそう魅力的な物語なので、時代により人により、いろいろな読み方をされるのは当然だと思うが、私はどうも現代人のものの考え方に引きつけて源氏を読んだものが苦手である。中にはいたって無自覚に、源氏の登場人物が今の私たちと同じような考え方、感じ方をするものとして書かれているものもあったりして、それは違うでしょ!と思ってしまう。

近代以前、どころか千年も昔の王朝人の感覚など、そう簡単に想像できるものではないだろうが、この物語が、どういう社会常識や生活文化の中で書かれたのか、作者がどんな思いをそこに込め、当時の人々がどのように読んだのか、少しでも知りたいと思う。だから、本書のような研究者による一般向けの本は本当にありがたい。疑問に思っていたことがすっきりしたり、間違った受け取り方をしていたことがわかったり、思いもかけなかった視点が提示されたり、いやまったく充実した読書だった。

なるほど!と思った点を箇条書きで挙げると

・「源氏物語」というタイトルは、主人公が身分社会の敗者であることを示している。
・巻名はいつ誰が付けたのか。
・作者はいつから「紫式部」と呼ばれるようになったか。
・物語はサブカル。文芸の中でも格下のジャンルだった。
・今私たちが読んでいる「源氏物語」は、研究者の並々ならぬ苦闘の成果である。
・源氏には語り手がある。
・薫は決して「草食男子」ではない。
・平安京で火災が多発したのはなぜか。
・外戚という方法での権力掌握は、考えてみればまことに迂遠な方法で、実に平和的。

などなど。源氏好きな人は楽しめること請け合い。

圧巻は、終盤で提示される源氏物語のとらえ方だ。著者は、一条天皇の中宮定子こそが「源氏物語」の原点であり、主題であった、と考える。同時代に目の当たりにした中宮定子の悲劇的な人生、その理不尽さに深く思いをいたし、虚構世界の中でその投げかけた問いに答えようとしたのが「源氏物語」なのだと。これは著者の持論であり、長く主張していきたいと書かれているだけあって、筆致に迫力があった。

「人とは何か。それは、時代や運命や世間という『世』に縛られた『身』である。身は決して心のままにならない」「筆を執り物語を書き始めたとき、紫式部が生み出した登場人物たちは、誰もがすべて『世』を生きる『身』であった。人として『世』に阻まれる『身』、それを各々がどのような『心』で生きるか。それを描くことに挑んだ『源氏物語』は、日本の文学史上初めてのリアリズム小説となった」

2014/07/24 20:50

投稿元:ブクログ

同時代人なら、源氏物語を読んで、どんな現実の事例を思い起こしたか、ということを主題にした本。
『週刊絵巻で楽しむ源氏物語』で連載されたコラムが元なのだそうだ。
あらすじはあるものの、例えば、若紫の巻の記事では、「源」氏とはどのような位置づけの一族かという解説がくる。
若紫(紫の上)のことは一言も触れられていない!
源氏物語の筋も全く知らない、という人にとっては、びっくりするかも?

ただ、私にはこの解説、面白く読めた。
桐壺の更衣と桐壺帝のモデルは定子中宮と一条帝だという著者の持論も。
(さすがに浮舟にも定子を重ねられるというところでは、どうなのかと思ったけれど)

2014/05/23 12:41

投稿元:ブクログ

アンチョコを物色中なので、ちょうど良い本かも。。。

朝日新聞出版のPR
「日本文学の最高傑作『源氏物語』。
現代の読者が、少しでも平安社会の意識と記憶を知り、その空気に身を浸しながら読めば、物語をもっとリアルに感じることができるのではないか。
本書は、平安人の世界を様々な角度からとらえ、 読者を誘うことを目指した一冊。
全65編のほか、五十四帖のあらすじ、主要人物相関図、平安の暮らし絵図なども収録。」

2015/03/29 16:23

投稿元:ブクログ

源氏物語の各巻の要約と、その内容に関する背景の解説が続いていく構成で、源氏物語と交互に読んでいくのに非常に親切。内容に関する背景の解説は、内容にあまり関しないときもあるけれども。源氏物語自体は長すぎて途中で断念してしまい、これを読んで源氏物語を読んだ気になることにしました。

2014/09/10 18:30

投稿元:ブクログ

紫式部の時代について詳しく考証し、源氏物語が当時の人たちにとってどんな意味があったのかを、各巻毎に詳しく解いているので、物語の内容を復唱しつつ、意味を考えていくことが出来るという嬉しい構成。第17帖「絵合」は当時のサブカルだった物語(小説)が登場人物により多く語られるという堪らなく魅力的だったという!逢瀬の場面では濡れ場に差し掛かると、登場人物を肩書きなしで単に「男」「女」と呼び始めるとの説明がある。実にリアルで当時の人は目に浮かんだ!?。最後に著者はこの作品が読者に醍醐天皇の時代を思い出させるという策を講じつつ、一条天皇が愛し続けた中宮定子へのトルソーとして書かれていると主張する。桐壺更衣も浮舟も当時の人は定子を思い出させたという。これは少し無理があるとは私は思うが・・・。

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