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砂漠の反乱 改版(中公文庫)

砂漠の反乱 改版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.7

評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

2015/02/27 20:54

投稿元:ブクログ

過去に映画アラビアのロレンスを観ていたのだが、やっと原作を購読。
作品発表当時は、珠玉のノンフィクションだったのだろう。
イギリスの工作員であった主人公が、灼熱地獄に苦しめられ、物資不足であった事や、研究家による解説が、理解の一助となった。
しかし、無学な私には、地名がさっぱりわからなくて消化不良となってしまった。
ただ、アラブ民族の残虐なシーンの証言・描写があり、イスラム国の残虐性とダブった。
仕事や旅行などで、イラク・シリアに土地勘のある人の感想を聞いてみたい。

2016/07/16 07:23

投稿元:ブクログ

『アラビアのロレンス』を読んだ時に、人間味が足りないと思ったが、本作はそれを見事に補っている。食べること、恐怖、虚しさ、暴力、そんな描写が物語にリアリティを添える。けれど、それにも関わらず、読んでいてどこかわくわくするのは、ロレンス自身がこの行軍をどこかロマンを伴う冒険として捉えていたことの表れだろう。ラクダが雪に埋まった際のエピソードの描写がすごく文学的。『アラブが見たアラビアのロレンス』『知恵の七柱』も読まなくては。あとトルコサイドの物語も。読めば読むほど、自分が何も知らないことに気が付かされる。

2016/08/20 05:15

投稿元:ブクログ

[果たされぬ想いと]第一次世界大戦の対トルコ戦線で成果を挙げようとするイギリスが、アラビアの地に送り込んだ青年ロレンス。民族運動に火をつけダマスカスに入城を果たすまでの足跡を、ロレンス自らが記した回想録です。訳者は、中東調査会会長等の職を歴任した小林元。原題は、『Revolt in the Desert』。


部族や氏族ごとにバラバラであった人々を、「アラブ」という大義の下に結集させていく過程が描かれており、現在読んでも非常に興味深い。大きな歴史の前にロレンスの小さな歴史が呑み込まれていきながらも悩みぬくところが、彼が今日でも多くの人を惹きつけてやまない理由なのかなと感じました。

〜思えば、名声などというものは、すべてこの私の場合と同じように、虚偽の上に作りあげられるものかもしれない。〜

とんでもないスケール感の人なんですね☆5つ

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