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2016/04/27 00:40

投稿元:ブクログ

4/8 読了。
地中海を挟んでヨーロッパとアフリカを繋ぐ都市であり、20世紀初頭には多くの知識人から愛された国モロッコ。アメリカからモロッコのタンジェに移り住み、二度と新大陸に戻ることのなかった作家ポール・ボウルズの足跡をたずね歩きながら、かつてフランスとスペインの植民地であった、そしてイスラム教徒のアラブ人とベルベル人の国であるモロッコを考える。

チャトウィンの『パタゴニア』や菅啓次郎の『コロンブスの犬』などを思い起こさせるところのある、<旅>という概念のそのものにまつわる思索の記録。ここに出てくる人びとはボウルズにしろ平岡千之(三島の弟)にしろジュネにしろ、モロッコで生まれたわけでもない異邦人なのだが、だからこそ距離を保ちながらも自らの視線を彼らと重ね合わせる著者の筆致には嘘がないと思える。長年タンジェを住処としながらイスラム文化にとけ込むことのなかったボウルズに対し、イスラムの中心的思想である喜捨の精神を体現し、モロッコの人びとから愛されたジュネの墓所をたずねる最終章は、どこか須賀敦子のユルスナールをたずねる旅にも似た静謐な空気をまとっている。

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