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キルギスの誘拐結婚

キルギスの誘拐結婚 みんなのレビュー

写真集

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みんなのレビュー27件

みんなの評価4.4

評価内訳

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27 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

結婚とは

2016/11/23 18:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Key - この投稿者のレビュー一覧を見る

キルギスという国に興味を持ち、キルギスについての本を探していた時に見つけた一冊。
結婚までに二人が出会う過程にはいろいろなシチュエーションがあるかと思いますが、この誘拐結婚はかなりの衝撃的でした。街で見かけた女の子が気になる。普通は声をかけるなりなんなりで恋人同士になるように行動するが、キルギスの一部では女の子を誘拐して結婚しようとする風習があるようです。男の家に連れていかれて、結婚を拒否する女の子を男やその家族が結婚するように説得する。その一連の状況を写真でまとめられていますが、女の子たちの表情が何というか。。。。同じ女性として見ていると辛い表情ばかりでした。世界の国々の中には、幸せな結婚には程遠い結婚がまだまだ存在し、その結婚で苦しむのは多くは女性だという現実があることはとても悲しいと思います。

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紙の本

真実をよく捉えた写真

2015/03/23 18:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

中央アジアのキルギスにて行なわれている誘拐結婚で結婚した女性の写真集であるが、いい意味で期待を裏切られた。女性の感情の変化が一枚一枚の写真に映し出されている。悲しい感情だけでなく、結婚をすることによって新たな決意をした強い女性の姿も写す。誘拐結婚を通じて、幸せになった夫婦の写真もあり、結婚とは、幸せとは、ということについて、深く考えさせられる一冊である。文章がほとんど無いので、それぞれの写真をしっかり見ることができた。

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2014/10/31 20:12

投稿元:ブクログ

誘拐結婚は人道に悖るかと思えば、誘拐結婚の結果幸せに暮らしている夫婦もいるのが不思議。
当人同士が好きでも親が反対しているというとき、駆け落ちのように誘拐結婚の形式を選ぶのは分かるが、女性にとってまったくの晴天の霹靂である誘拐で、幸せになれる人がいるのはなぜ? それって本当に幸せなの?
文字ではなく写真の本なので、答えは見る人が読みとるしかありません。

2016/08/30 23:40

投稿元:ブクログ

不思議。誘拐という形で無理やり1、2回会ったような男に連れてこられて結婚させられる。数時間泣き叫び抵抗しても、数時間すれば受け入れてしまう彼女たち、そして受け入れるのが「当たり前」もしくは「仕方がない」となってしまっている風習、習慣、価値観。息子が誘拐した女性を説得する息子の母親たちの存在。すべてが不思議だった。
誘拐する男性も、チンピラとか犯罪者ではなく、ごく「普通(何が普通なのかも私の価値観ではあるのだけれども)」の人たちで、優しそうな家族がいる。誘拐された女性の家族も、娘を差し出すパターンもあるし、連れ戻そうとするパターンもある。
法律次第で善悪なんてコロコロ変わるし、何が道理的で、倫理的かどうかなんて、他の国の者が自分の国の価値観に照らし合わせて勝手に善悪をつけることではない、ということもわかる。だから、不思議としか言えない。

2015/04/11 11:01

投稿元:ブクログ

この写真集を手にしたからといって安直な発言はできないけれど、でも、誘拐結婚は伝統ではないし、少なくともこんなに乱暴ではなかったと話している老夫婦がいることからも、やはり異常な慣習だと思わざるを得ない…。
誘拐結婚の結果幸せに暮らしている女性もいるとはいえ、それは諦念の末に生み出した幸福ではないのかしら…。恋愛結婚、もしくは幾つかのお見合いを経て結婚したら今より不幸になっていたとは、誰も言えないのでは…。

そして所狭しと室内を飾る伝統模様の色彩の豊かさよ…。

2014/08/20 09:39

投稿元:ブクログ

世界報道写真展か何かの賞に選ばれていた写真家の作品。
キルギスで行われている女性を誘拐し無理矢理説得し、結婚をしてしまう慣習を追っている。
家族でも入り込めなさそうな場面に入り込んでいる取材力。
当事者の女性の気持ちがグッと伝わってくる撮り方がうまいと思った。

2015/02/22 08:36

投稿元:ブクログ

見たこともないリアルな表情、二十歳前後での過酷な人生を受け入れて行く女性たち。全てのページに釘付けだった。ただただ運命を受け入れる女性たちの強さに感服した

2014/08/24 20:35

投稿元:ブクログ

本書に載せられた写真は力強く、一度見たら忘れられない。今、自分がいる場所が明らかになる。私は今、キルギス社会に生きているわけではない。「アラ・カチュー」と呼ばれる行為が慣習なのか、犯罪なのか分からない。人口500万人余りの国が抱える歴史や問題も知らなかった。けれども、私が歩む一歩一歩にこの写真集が影響してきていることを感じている。林典子氏のフォト・ジャーナリストとしての覚悟と共に、目にすべき一冊だと思う。

2014/09/27 12:41

投稿元:ブクログ

この写真集は、いろいろな偶然が重なって手に取った写真集である。

きっかけは2つある。まず1つは、ユーラシア大陸を旅している友人から、「今キルギスにいるよ〜」とメッセージをもらい、「キルギスってどんなとこだろ?」と調べたこと。そこで、キルギスという国を調べていると、「キルギス 誘拐結婚」という文字が飛び込んできて、そこでまずキルギスで誘拐結婚ということ結婚の形態があることを知った。

そこで一度忘れてしまったのだが、その一週間後、新幹線に乗っている際に、新幹線に置いてある雑誌に、このキルギスの誘拐結婚の記事が載っていた。ものすごい偶然。そしてこの写真集の存在を知ったのだった。

誘拐結婚は、キルギスではもう「慣習」になってしまっているんだと思う。誘拐結婚が「おかしい」と思う人もたくさんいるんだけど、もう慣習として根付いてしまっているから、それは無くすのが難しい状態になっているんじゃないか。

そして、この誘拐結婚は、誘拐した男の親戚の年長者の女たちが、誘拐した女を説得して結婚させるのだが、キルギスでは、年長者の意見は敬わなければならない、という文化が根付いている。また、あまりにも頑なに帰りたいと言う場合は家に返してもらえるのだが、「一度男の家に入った女は純潔ではない」と言われ、結婚のもらい手がなくなる、という文化もあるため、誘拐結婚が無くならない。

誘拐結婚は、様々なパターンがあるようだが、一目惚れで誘拐されることが多いようだ。婚約者がいたのに、誘拐され、泣く泣く結婚。他国の大学で、都会のアパートに住み、学問を学ぶ予定だったのに、誘拐され、何も無いような牧草地に連れてこられ結婚。

誘拐結婚で結婚した女性たちは、最終的には「幸せだ」と言っている人が多いそうだが、それはただの結果論である。誘拐前に描いていた夢などを泣く泣く諦めざるを得ない現実があること、また、誘拐結婚から幸せを奪われて自殺をしてしまう女性もいるだけに、やはり許し難いことである。

誘拐結婚の歴史なども書いてある。元々、キルギスでは、見合い結婚が普通で、誘拐結婚もあるにはあったが、それは愛する男女が駆け落ちする、的な意味で使われていたそうだ。ソ連に組み込まれた際から、だんだんと暴力的な誘拐結婚になったらしいのだ。なぜ暴力的になったのか、は、書いてあったのだが内容を忘れてしまった。。。

すごく詳しく書いてあり、一気にこの現実を知ることが出来た写真集、エッセイ集であった。

2015/06/28 08:43

投稿元:ブクログ

タイトルからしてインパクトのある写真集である。最初に知ったのは購読している『ナショナル・ジオグラフィック』誌上で、この写真集にも収められている「誘拐されて抵抗する女子大生」をとらえた1枚が胸にドスンと響いた。

「え?なにこれ現代の話?」「そもそも誘拐と結婚て同列に並べていいもの?」いくつもの疑問が脳内をよぎり、ハッとして写真に添えられていたテキストを目で追った。キルギスで伝統とされている結婚様式のひとつであること、現在は現地での法律でも禁止されているが未だに根強く行われていること、誘拐後に結婚を拒否して戻ってこれても、その後汚れた存在として周囲から冷たい目で見られてしまうこと…。

他国の「文化」と関連のある慣習を、その文化圏以外の人間が語ることは難しい。日本人の「刺身」という食文化ひとつとっても、我々の感覚と諸外国の方々とでは想いが異なる。そういった迷いが、写真家である林典子さんからもうかがえた。敢えて、記録に徹しているのだな、という印象も受けた。だからだろう、この誘拐結婚に対して、(本来なら、彼女自身が働く自立した自由な女性であるので、こういった形式には反対の立場なのだろうが、)意識的に多角的な見方をしようと試みていることが分かる。誘拐結婚をして幸せになっている夫婦も取り上げているし、このシステムを賢く利用して、駆け落ち同然で結婚してしまったカップルなども紹介されている。

ただ、やはり、写真を見る限りでは誘拐されてきた女性の瞳はほとんどの場合が虚ろだ。彼女たちのインタビューが多少載っているが、大抵、まだ大学生だったり、1年後に都会へ出て就職する予定があったり、既に恋人がいたりと、自分自身の人生を自分で作っていく途中であったことがうかがえるものばかりだ。そういったものを諦めて、状況を受け入れて花嫁になった者もいる。そのこと自体が絶対的な不幸だとは断言できないが、女性の犠牲の上にこのシステムが成り立っていることは忘れずにいるべきだ。

キルギスの男性の中にも、誘拐結婚に反対の人は多くいる。しかし、学校の教師のような「学がある」と周囲から思われている人であっても、誘拐結婚に手を染めるケースが未だに存在している。更に、林さんのリサーチによれば、このような乱暴な誘拐結婚は決して「伝統」ではないと言う。

生活と文化と時代が複雑に絡み合った「生き方」の一場面の切り取りとして、この写真集は非常に優れている。問題提起という側面も孕んでいるだろうが、写真家本人が一概にそうとも言えないというスタンスを一貫して崩していないので、変にヒステリックな要素もない。そういう地域、人々、現実があるということを、美しい写真とともに知る第一歩となればと思う。

誘拐結婚の写真がメインだが、キルギスの町並みや伝統的な家具デザイン、子供たちの様子など、場所としてのキルギスについて知ることのできる写真もおさめられている。何気なく壁に掛けられた織物の美しさに見惚れる。

2015/01/10 11:34

投稿元:ブクログ

誘拐結婚が慣習として存在しているのも驚きだけど、どうやってこんな写真が撮れるくらいの関係を築けたのだろう? って写真が満載。

2014/06/24 21:45

投稿元:ブクログ

ショッキングな写真が、なんて書いてあるから恐る恐る見たけど、そんなことなくて安心。

「誘拐結婚」という習慣があることも知らなかった。

新郎は、泣き叫んで抵抗してやがて観念して諦めた女性に、毎日どういう気持ちで向かい合うのでしょう?
終わりよれけば全て良し?

何より、新婦は、どれだけのことを諦めたり憎んだりしたらいいんだろう。
悪しき慣例、助けてくれない家族、味方になって欲しいのに説得にまわる新郎の家族の女性。

子供が産まれるまでにそれはそれは無理をして気持ちの整理をしているのでしょうね。


誰か、キルギスの男性に、誘拐しなくていいんだよと、口説く楽しさを教えてあげてください。

2015/02/01 19:06

投稿元:ブクログ

タイトルが強烈過ぎて、ちらっと中身を見て、こんな慣習(このように呼ぶべきではないかもしれないが)がある地域があるなんて…と、詳しく読んでみたくなり、図書館にて予約。ずいぶん待ちました。誘拐された女性のほとんどが結婚を受け入れざるを得ない事実。しかしその是非については、古くからの背景を、万が一調べ尽くしたとしても到底知ることのできないわたしには意見できかねます。数々の写真に、事実とともに写っている、キルギスの自然や、織物や、人々の美しい衣装がまた、印象的な本です。男性も女性も、子どもたちも、とても凛々しいです。

2014/09/29 10:10

投稿元:ブクログ

仲間を連れた若い男が、嫌がる女性を自宅に連れていき、一族総出で説得し、無理やり結婚させる――中央アジアのキルギスで今も行われている「誘拐結婚」の驚くべき“慣習”を、誘拐の現場やその後の生活に密着して取材した渾身のレポート。

世界最大規模の報道写真祭ビザ・プール・リマージュで「ビザ・ドール(金賞)」を日本人で初受賞したフォトジャーナリスト林典子さんが、2012年7月から5カ月間のキルギス滞在中、実際に誘拐現場に数回遭遇し、誘拐で結婚した約25組の夫婦や女性たち、いったんは結婚を受け入れたものの数日後に逃げ出した女性や、離婚の準備を進めている女性たちを取材。さらに2014年1月から1カ月余りの追加取材を行い、彼女たちのその後の暮らしぶりを撮影したものだという。

この慣習については聞いたことがあったけど、書評を見てますます読みたいと。

2014/06/14 14:06

投稿元:ブクログ

写真はかなりショッキングなものが多い。

あとがきで写真家として目の前で起きている”誘拐”について介入すべきか否か、人権侵害と捉えるか文化の一部ととらえるか等、葛藤があったんだろうな。
今回撮影していた林さんもキレイな女性で、自分自身100%安全とは言い切れないのに良く撮ったと思う。だけどむしろ女性だからこそ、誘拐された花嫁達の姿も写し取れたのかな。

キルギス国内でもハッキリ違法とされ、結婚後命を絶つ女性、このような結婚を支持しないキルギス人男性、また欧米でも人権侵害として問題になっている誘拐結婚。
もっと色々な人に見てもらいたいなと思う。

それにしても女性は強い。

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