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ギリシャ棺の謎(創元推理文庫)

ギリシャ棺の謎 みんなのレビュー

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2014/09/16 06:43

投稿元:ブクログ

献本でいただいた一冊。
エラリー・クイーン、十何年ぶりでしょうか。。

舞台はアメリカ、時代は1930年代、になるのかな。

主人公は著者と同名の、エラリー・クイーン。
その若き日の物語、、大分イケメンのようです。

事件の発端は美術商・ハルキスの死。
これ自体は自然死で、特に問題はないと思われたのですが、、

死の直前に彼の“遺言状”が書き換えられたこと、
そして、その遺言状が紛失されたところから物語が始まります。

なんといっても、登場人物の多さにビックリです。
巻頭に上がっているだけでも、約30名。

その人物相関図を思い浮かべるだけで、なかなかに混乱でした。
で、そんなこんがらがった状態を解きほぐすのが、、

大学を卒業して間もない、若き日のエラリー・クイーン。
警視を父に持ち、頭のよさでやや天狗状態でもあります。

意気揚々と推理した“遺言状”の在処からは、
見知らぬ男の死体が出てきたり(第二の事件)、、

ハルキス氏が死の直前にあっていたというシーンの推理を、
いとも簡単にひっくり返されたりと、、

いい感じに鼻をへし折られる様子が、若いなぁ、と。

最後には、その失敗を糧にして見事!になるわけですが、
そこに至る過程もなかなかに興味深く。

また、タイプライターを使ったトリックなど、
当時を偲ばせるネタも多く、ふむふむと。

1930年代のアメリカ文化、意外と違和感なく読めました。

いわゆる“国名シリーズ”に分類されるようですが、
他のも読んでみますかね~、なんて。

2015/07/06 16:45

投稿元:ブクログ

美術商の葬儀、不可能状況下で遺言書が紛失するというツカミが強烈で一気に引き込まれました。
間違いを含めた四つの犯人絞り込みロジックは高レベルですが、色覚異常に関する誤解や根拠が弱いと感じる箇所があったので、切れ味は『オランダ靴の謎』の方が上回っているかなと思いました。
また、真犯人の意外性は抜群でしたが、どんでん返しの為に無理をした感があり、少々唐突な気がしました。

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