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史料としての猫絵

史料としての猫絵 みんなのレビュー

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

2015/07/18 22:10

投稿元:ブクログ

とても面白い。歌川国芳の一枚の猫絵を手がかりに、その絵に流れ込む中国の猫絵と猫をとりまく文化、日本列島で中世以来蓄積されてきた猫に対するイメージと歴史を解きほぐしていく。スリリングといってもよい読み応えであった。

と同時に史料論としても貴重な提言がなされている。

「「歴史に学ぶ」とは、過去に教訓を求めることではなくて、今を生きる私たちが、ものをみるとき、考えるときに、時間的・空間的な深度や遠近法をもって臨むことであると考える。感性や直感する能力への信頼を失う必要はないが、都合のよいところを抽出して耽溺することは、深い理解を妨げることにもなりうる。日頃、重箱の隅をつつくような細部の詮索を事とする歴史家は、そこを徹底的に掘り尽くすことにより、「実証」的な手続きでは捉えようのない歴史的社会に想像をめぐらしている。文献や絵画に限らず、さまざまな史料を網羅し、読み込んでゆくことは、その想像力を鍛える場といえるかもしれない」(p.103)

この「実証」についての考え方に、強く共感するのである。

2014/09/25 23:38

投稿元:ブクログ

予備知識なしで体験することも一つの方法だけれど、様々な情報の蓄積があっての体験は、得るもの、感じることをさらに深くすることを、国芳の「鼠よけの猫」の絵から説き起こしていく。確かに、初めてこの絵を見た時と、本を読み終えて再び見た時と、感じるものが違っていて、さらにここから、知りたい欲も湧いてくる。

2014/11/04 19:58

投稿元:ブクログ

この歌川国芳による猫絵が、どういう文脈性をもっていたのかということを明らかにしていく著作。美術鑑賞において、「さかしらな知識はいいから、見て感じろ」というスタンスだけがまかり通っている現状に疑問を呈し、その絵の置かれた歴史的文脈を見ることで、立体的で奥深い解釈を可能にする道を示してくれる。(べつに筆者は「感じろ」式の観賞態度を否定しるわけではないが)、絵だけじゃなくて、いろいろな分野の作品解釈に通じると思った。

2014/05/30 12:05

投稿元:ブクログ

猫だ!

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