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狼たちの戦旗(富士見ドラゴンブック)

狼たちの戦旗 みんなのレビュー

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.3

評価内訳

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2014/08/23 21:44

投稿元:ブクログ

1巻に引き続き、王道キャンペーンです。君主がフラッグを掲げるにあたって、国の方向性をしっかり示すというシナリオが良かった。袂を分かった仲間をふたたび呼び戻す展開はアツいです。といいつつ、ブヒ様がぜんぶ持っていった感もありますが。天氏の著作だけど奇天烈さは弱く、オーソドックスな話だなと油断していたところで、思いっきりぶちかましてきましたね…。ともかく前作と同様、実際にキャンペーンをやってみたくなる、良リプレイであります。

2015/06/15 01:01

投稿元:ブクログ

…ブヒ様が…とか言ってしまいそうになりますが、非常に熱いロールプレイの連続でした!

同盟締結までの流れは…ホントにヒドいものがあります(いつもの田中天節ではあるw)。
歌う君主や農民君主なんてマトモなもんだった…ブヒ様に比べればw これは確かにヴァーンが会わなくて良かったと漏らすのもわかりますw
しかし、裏を返せば、一言で君主と言っても色んな立場・考えの者がいて、レグナムとは目指すもの・目的がそれぞれ違う。例え同じように領の平和を望んでいたとしても、どんな手段(戦うのか、恭順か)を最善と考えるかという事すら異なるのです。
「多を率いる」事の意味、難しさを面白おかしくも的確に描写してるなぁ、と今更思うのでした。

その上で。
突き詰めれば決定的に目指すところが異なる君主・レグナムと復讐鬼・アフラヴァーン。この二人が袂を分かつという驚愕の事態が発生してしまいます。
物語的な衝撃もありますが、これがTRPGのセッションであるという事実は、嫌な汗の感覚すら覚えるほどです。
一つのチームとしてセッションに臨むのがTRPGの基本。シナリオの展開等でチームが分断されたとしても、最終的な達成目標は共有し、達成するように進めていくのが常だといえます。
しかし、二人は決定的に別れてしまった。それぞれのキャラクターを考えれば、安易な妥協はありえません。正直、この状況をどうやってまとめれば良いのか私には思いつきませんでした。…ひいてはセッション失敗かな、とさえ思うほど。

…さて。
そんな大変な状況下ではありましたが、実に熱い展開でした。
ついに君主として覚醒したレグナム。彼が悩みに悩んで導き出した答えは、なるほど確かに彼らしい。そして熱く理想に燃えつつも困難な道だな、と。
レグナムを支えるシスやアン、そしてヴァーンらの生き方もまた熱い。そしてかっこいい。
なんというか、本当に理想的なチーム・集団です。

こういう王道な物語、やっぱり憧れるものがありますねぇ…。



というか。確かにシスが黒いオーラ放ってしまうのもやむなしなくらい、ミシカが可愛いですなぁw

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