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みんなのレビュー12件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本

大好きな一冊

2015/08/31 23:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:仔猫のあくび - この投稿者のレビュー一覧を見る

泣きました。それも大泣き!!
人間嫌いの夜の王がミミズクだけにみせる分かり辛い不器用な優しさにも、ミミズクが夜の王を恋い慕って泣くシーンにも、胸がギュッとなりました。
シリーズと言っていいのか判りませんが、数年後の世界を描く「毒吐き姫と星の石」もご一緒にいかがでしょうか?

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紙の本

痛みを伴うからこそ見えるもの

2015/03/26 14:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなおとぎ話があっていいのだろうか。静まり返った森、真っ暗な夜から始まるまっすぐなミミズクと不器用な夜の王のお話。痛みを伴うからこそ見えるものがある、だからこんな世界でも美しい。

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2016/04/01 14:28

投稿元:ブクログ

有川浩も解説で書いているように、「奇をてらわない」「まっすぐ」な小説なのだけど、その美しさが印象に残る。

2015/03/23 10:28

投稿元:ブクログ

基本的にラノベは感想書かない自分ルールなんですが(微妙なラインのものも多いですけど)

この本に興味を持ったのは、何かの雑誌の書評で「この本には通常のラノベ的表紙は必要ないのでそうしなかった」という編集者だか誰かの話を読んだからです。記憶で書いてるのでちょっと違うかもしれませんが。
まあともかく。それはまさにその通りだと思いました。もしそうされていたら、多分ここまで引き込まれなかったと思います。
絵はなくとも想像でどこまでも鮮やかに広く描かれているこの本がとても好きです。
よかった。

2015/06/21 12:26

投稿元:ブクログ

とても可愛くて優しい話だった。
ほっこりして、愛しくなる。
幸せを知らなければ辛いこともわからないけど、幸せを知ってしまうと、泣いたり、手を伸ばしたり、ワガママになったり、するのかも。
優しくされたわけではないけど、許してくれる。そういう優しさが、染みる。

2016/06/24 19:56

投稿元:ブクログ

奴隷として虐げられ生に絶望した少女は、機を見て逃亡するも、逃げた先は魔物が棲まうという深い森。そこで少女は魔物の王に出会い、苦痛に満ちた生を終わらせるべく、魔王に自分を食べるよう懇願するも、それは果たされない。森の中で魔王と過ごすうちに2人の間には奇妙な心の交流が生じる。ふとしたことから魔王への討伐隊が編成されることになり、少女は魔王に囚われていた人間として「救出」されるが、森を出たとき、魔王の呪いによって少女の記憶は失われる。討伐隊によって捕らえられた魔王は、討伐隊を派遣した王の、不具の王子を癒すために利用される。魔王の呪いを解くことによって少女の記憶は回復され、少女は囚われの魔王を解放する。魔王によって王子は癒され、少女と魔王は森に去り、幸せに暮らす。

端的に言えば『美女と野獣』型の異類婚姻譚であるが、平和に暮らす魔物と戦争に明け暮れる野蛮な人間という対比は『ガリバー旅行記』の『フウイヌム国』が想起される。魔物と人間との転倒した関係、過酷な生の記憶から少女を解放する魔王の「呪い」、聖剣、石女、不具、癒される王国など、著者は物語の文法に自覚的であり(『最後のユニコーン』が連想される)、その設計には目を見張るものがあるが、一方で、誠に残念ながら、著者はこれらの素材を融合し一つの物語へと昇華させるための筆力を欠いていた。

この小説には魔王と少女(恋人)、国王と王子(親子)、騎士と聖女(夫婦)、さらに野蛮な人間と成熟した魔物という4つの対立関係があり、これらの対立を回復させるものとして少女の努力、すなわち冒険があるのだが、この少女の冒険が不十分なものであることが本作の最大の問題。『美女と野獣』型の童話では呪われた恋人(男性)救うための主人公(少女)の冒険が物語の山場となるが、本作における少女の冒険は自己の同一性の危機にまで到達しない。失われた記憶が回復してから、人間の世界と魔物の世界の二者択一に際して、少女の苦悩に関する深い描写があればまた違ったのであろうが、この点がいささか軽薄に過ぎる。

加えて、国王と王子の親子関係、騎士と聖女の夫婦関係の対立に関する描写があまりにも浅い。尺の問題があったのだろうか?そのため、物語の頂点に向けて読者の精神は十分に抑圧されず、結果としてその頂点において読者が得る満足は限定的である。

非常に非常に惜しい!とても惜しい作品。著者の構成力には傑出したものを感じるが、それを文章に落とす力がこの時点ではその素材に対して完全に不足していた。おそらくそのことを著者自身自覚しているのではないだろうか?著者の成熟を首を長くして待ちたい。

2016/02/05 12:53

投稿元:ブクログ

読み終わって心が温かくなるお話

 この本のあらすじは、奴隷だった少女ミミズクは魔物の王に食べてもらおうと夜の森に行きます。しかし王はミミズクを食べてはくれませんでした。去れと言われたミミズクは王のそばを離れません。王はしばらくするとミミズクがそばにいることを許します。少女と魔物の王が心を通わせていく物語です。
 紅玉いづきさんの作り出す、独特の世界観と個性的なキャラクターが読み手の心をつかみます。暇なとき、疲れているとき、ちょっと休憩というときにもおすすめです。

2015/11/22 17:42

投稿元:ブクログ

読み終わってからどうしようもなく暖かい気持ちになる。
ミミズクとフクロウのどうしようもなく優しい愛に触れると何度読み返しても涙が止まらない。

愛する人のためにナイフを握り、零れる涙に知らないふりをしながら「たいしたことじゃあないわ」。そう呟けるミミズクのような女の子に私もなりたい。

2015/10/22 16:39

投稿元:ブクログ

ミミズクと夜の王が電撃大賞を受賞したと見て購入した本。何年か前に読了。
ジャンルはライトノベルだけれど、ライトノベルらしくない。絵本のような話と雰囲気。
詩的な文章が世界観にとてもあっていて、文章に美しさを感じたのは初めてだった。
今でも憧れる文章だし、紅玉いづきさんの文章が好きだから、紅玉いづきさんの文章に似ていると自分が思う作家さんを読む日々。

2016/02/13 21:55

投稿元:ブクログ

全体的に物悲しいファンタジー
最後はハッピーエンドで終わるからいいものの、このまま終わったら嫌だなと途中どんよりとした気分になった。
パターントいえばパターンではあるんだけれど。
人の幸せの形はそれぞれとわかっていても、それでも自分と違うものは否定しがちな人の心って嫌だね。

2016/07/15 19:37

投稿元:ブクログ

【図書館本】読友さんの恒川さんに雰囲気が似ているというコメントに惹かれて、早速読んでみた。電撃文庫というラノベという事と、文章自体が幼いなと思い前半はあまりのめり込めずいたが、読み進めていくうちに、徐々に物語にすっかり取り込まれてしまい、最後あたりは、不覚にも涙でうるうるしてしまった。(T_T)あとがきをみると、これを書かれたのがなんと高校三年生の時ではないか。そう考えてると末恐ろしい。高校三年生の女の子に40半ばの男が泣かされたのだから。

2016/10/31 01:59

投稿元:ブクログ

10代ならではの作品!
単純で、読みやすかったです。
解説でも書かれているように、「昔々あるところに…」と小さな子へ語るような物語。

少し背伸びしたような文体だけれども、決して教訓的でなく、心に湧き出た物語を素直に書き留めただけなんだと、その真っ直ぐな様子に、文章にケチつけるのも無粋に感じてしまいます。
寝る前に読むのに最適で、心地良く、染み込むように優しく、ほっとするようなお話でした。

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