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紙の本

一つの時代を自分の信念に根差して情熱的に生き抜いた「阿国」という女性に魅かれるものが有りますね。

2016/12/08 00:35

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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

下巻に入るや、この違いを明確に意識し始めた“お国”は独自の歩みを始める。とは言え、躍動感溢れる踊りで天下一へ向かって突き進む姿にワクワクさせられる上巻に比して、下巻は名実ともに天下一となりつつも、何故かツキに恵まれないうえに、模倣する芸人たちとの競合や、一座内でも不協和音に悩まされるなどで没落気味となる下巻はかなり物悲しさを優って来る。特に、出雲の鑪者の娘として生まれた「お国」がその原点である出雲の山奥で人知れず息を引き取っていくというラストは酷く悲しく、虚しくさえある。自由奔放・感性に根付いた躍動、権力・権威に媚びず民衆とともにあるといった情熱的な女性の生き方としてはふさわしいのかもしれないが、やはり私個人的には寂しさを感じ得ない。
 1572(元亀3)年に生まれ、没年不詳とされる「出雲 阿国」。ウィキペディアによると、「安土桃山時代の女性芸能者で、ややこ踊りを基にしてかぶき踊りを創始したことで知られており、このかぶき踊りが様々な変遷を得て、現在の歌舞伎が出来上がっている。」とされるが、その詳細は(様々な言い伝えの真偽)未だに明らかでない部分が多いという。こうした、不鮮明な部分を肉付した本作品で、有吉 佐和子は何を表現し、何を伝えたかったのだろうか。情熱的で自由奔放さを併せ持つ“お国”というフェミニストの先駆者的女性の生き方だけではないし、かといって単なる情熱的な傾き女の生き様などではないし、現在の歌舞伎の発祥と変遷を描きたかった訳でもなさそうである。まあ、少々難しさもあるが、やはり一つの時代を自分の信念に根差して情熱的に生き抜いた「阿国」という女性に魅かれるものが有りますね。

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2014/10/24 21:52

投稿元:ブクログ

阿国については、それほど資料はないだろうから、著者の創造に依るところが多いだろう。
権力者に翻弄され、搾取されていた農家の娘が、自由を求め権力者に媚びることなく生きた様子を、史実とうまく絡めながら描かれている。
さすが有吉女史。

武将を扱った歴史小説より、よほど読みごたえがあった。

2016/09/19 22:25

投稿元:ブクログ

天下一の阿国歌舞伎。 豊臣〜徳川の時代を駆け抜けたお国の生涯と、呆気ない最期。 豪気に本能のまま駆け抜けたなお国と、対照的な山三や一座の面々、縋りながら生きるそれぞれの人間模様。 戦乱から泰平に移り変わる時代の摩擦熱を感じた。

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