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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (4件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
11 件中 1 件~ 11 件を表示

電子書籍

木原さんの傑作の1つです!

2016/05/08 14:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る

痛い話だという認識はあったものの、その衝撃は、想像以上で、ものすごく余韻を引きずりました。
これを読み終わった後、次に読む本を手にしたものの、この本の内容が頭から離れず、なかなか次の本に移行出来ませんでした。
秋沢は、どうしようもないですが、母親の性格に似てしまったのと、母親に捨てられたトラウマから、楠田にも裏切られたような被害妄想を持ってしまったのは分かります。
ただ、Cold Feverの透の暴力は理解出来ても、秋沢の楠田に対しての仕打ちは、同情の範疇を超えてました。
でも、透が楠田に「あれ(秋沢)のどこがよかったんだ?」と言った時には、お前が言うな!と思わず、突っ込んでしまいました。
確かに、秋沢目線になっても、彼に同情する気持ちは湧いてはきませんでしたが・・・
ジェシカが、楠田のことをルームメイトと言ってたので、ジェシカと楠田が付き合っているというのは嘘なんだろうな、とは思いましたが、どうしても、Cold Sleepでの明るい楠田のイメージが好きな私は、本当にジェシカと付き合ってて、彼女と結婚した方が、幸せなんじゃないのかな~?、なんて思ってしまいまいした。
でも、結局は、楠田も秋沢を忘れられなかったんだろうし、秋沢が少し成長を見せたことで、楠田も少しは救われたのかな。
最後の楠田のセリフが、いつまでも心に残ります。

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紙の本

いつもの木原作品。

2016/10/23 13:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る

木原先生なので、いつ落とされるか、とドキドキしながら読み始めました。
前作が甘めに終わったので、カクゴしていましたが…案の定な仕打ちが
…orz
楠田が可哀想。自己中過ぎ。
そして、お喋り五木にもイラッと。
ジェシカに秋沢の根性を叩き直してもらいたいです。
全体的に起承転結が激しすぎてドラマチックで面白かったです。

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2014/08/16 10:57

投稿元:ブクログ

木原作品は、やはり一筋縄ではいかない手強さでした…
前回の成り行きにふんわりしていたかと思ったら、奈落の底へ一直線。案の定、突き落とされます。

きっかけは相手を御するための恋愛モードだったのが、もはや本気の付き合いであることを自認する楠田。
だからこそ、受け入れられないこと許せないことが、秋沢にはまったくわかっていません。
人の心がわからないアホと愛し合うことで味わう失望に震撼とさせられます。失望どころか、これはもう恐怖の段階。

楠田は何とかして自分の気持ちを秋沢に伝えようとするものの、人の気持ちを慮ることができず、自分の感情ばかりを人に押し付け、好かれるための努力もしない相手には何ひとつ通じることもありません。
秋沢のクズで幼稚な人格のせいで、恐ろしい状況に陥ることになる楠田です。
客観的に見てこれは許されません!楠田の味わった恐怖を思うと読んでいてもう耐えられませんでした。
「FRAGILE」も酷かったけど、これは酷すぎ。そして悲しいのは、楠田の中に秋沢に対する「情」がまだ残っているところです。
秋沢も憎しみでストーカーのごとくつけまわしているのではなく、愛しているからこその仕業なのが辛いです…
誰かこのアホ犬に常識ある大人の行動を躾けてくれないでしょうか?

書き下ろしは秋沢視点で、ヤツのいじらしいところがぽつぽつ見えて、コキ下ろし罵倒しながらも、あまりにおバカであわれで泣けます。

私見として、二人に幸せな未来は不可能に思えるんですが…
秋沢はめちゃくちゃがんばりそうですけどね~
でも、もしもこの先に二人の幸せがあるのなら、ものすごく見てみたいです!そんな気持ちにさせる壮絶なドラマです。
センセも甘い時間に至るまでには、あともう一冊必要そうとおっしゃってるので、ぜひぜひ薄い本ではなく商業誌で後日談を出して欲しいです、プリーズ。

2015/09/02 19:24

投稿元:ブクログ

秋沢のぶっ飛んだ思考が経過した歳月で常識化するとは思えないんですが最終的になんとか楠田のもとに戻ってこれてよかった・・のかどうか・・・(笑)

なんにせよ人は変れると信じたくなりました。

2014/09/07 00:23

投稿元:ブクログ

なんで、こんなどうしようもない男に惚れるのか
イヤイヤ付き合ってたくせに
こんなことになってんのか
意味わかんない、と思った『~IN TOKYO』の続き。
かくして無茶苦茶にされて
相手が怖くなって死んだことにして逃げて
それから、な『~IN NEWYORK』

どう落としどころを見つけるんだろうと思ったけれど
上手いな、と思った。
楠田は秋沢をいつかは許せるのかもしれないと
そういう期待を抱かせる終わり方は
本音を言えばありえないだろう、だけど
BL的にはまぁいいんじゃない。

個人的には追いかける秋沢が、なんでなんでと
自分に問いかける様が凄くよかった。
それでもまだ不十分なんだよ、と思いつつも
少しずつ変わろうとする秋沢がよかった。
なのでこの本に前半のエグイ部分のある話よりも
その結果楠田に逃げられ、さんざん避けられて
好きなのに好きなのにと自分のことしか考えない
秋沢が変わっていく『~IN NEWYORK』の方が
私は好き。
面白かったです。

2014/09/12 23:08

投稿元:ブクログ

★をどうやってつければ良いのかすごく迷ったのですが話に引き込まれ、一気読みさせてもらえたので4つ。

in Tokyo では秋沢にイライラしながらもまだマシな方かな~などと思っていたのにin New Yorkで怒り爆発。
楠田、早く警察いって。誰か通報して、そればかり思ってた。
秋沢視点になってもまったく同情できるところが無かった。仕事のシーンは読んでいて楽しい部分もあったけれど、恋愛部分はとにかく胸糞悪かった。
自分の持つ普通・常識が全く通じないって怖いと改めて思った。
楠田が幸せなら良いけれど秋沢はやめておけ・・・そう思ってしまいます。

2014/09/21 12:47

投稿元:ブクログ

やはり東京編は嵐の前の静けさだったらしい。ここからが木原さんの本領発揮…痛いです。痛いんだけど夢中でページを捲る手が止まらず一気読みでした。ニューヨーク編になってからも秋沢が殆ど成長していない思考回路なのはさすがw人間そんなに簡単に成長する訳はありません。ただ少しずつ引くことを覚えているのかなぁ 一途なのは変わらないしこのまま少しずつでも相手の気持ちが分かるようになっていってほしい。まだまだ時間はかかりそうだけど。救いはラスト楠田が怯えるでもなく本来の楠田に少し戻っていたことかな。いろんな意味で楠田も時間が止まったままだしそれが少しでも動きだしたらいいと願わずにいられないラストでした。
木原さんの素晴らしさは続きが読みたいな…って思わせるラストでいつも終わっていること。決して到達点ではなくこれから愛が育まれていくやもしれぬ始まりで。だから全てのストーリーが尾を引くしいつまでも心に残るのだと思う。とりあえず今回も続き…続きが読みたい!

2014/09/11 11:10

投稿元:ブクログ

予想以上に糖度の高い前編から、一体どんな酷い展開が
待ち構えてるのかと、ありとあらゆる想像を巡らせて
読み始めた後編ですが……。

いやぁ……予想の斜め上いきすぎてたわ。

酷いなんてもんじゃなく、痛い。
アイタッ、アイタタタッ!
って感じで身も心も痛い。
楠田が気の毒すぎて、前編でちょっと可愛いなと思った
秋沢、じゃないアホ沢、楠田じゃないけどこいつ本当に
死ねばいいのに、とまで思いました。
普通のBLだと強姦輪姦された受って、怖がりつつも攻に
お清めエッチされてめでたしめでたしなんですが、そこは
やっぱり木原さんでした。
そうよね、これが普通の反応なのよね、と妙に納得。
とにかくこのアホ沢、いや、クズ沢か……?
歴代クズ攻の中でもぶっとんでます。
谷脇、廣末を越す私の中でのクズ攻認定トップの勢い。
話が通じないを通り越して、まるで人形に話しかけてる
気分になるくらいに、この男には自分が言ってることが
通じないのです。
そんな話が通じない、理解してもらえない、感情の振り幅が
極端すぎて、言葉を間違えたら殺される……という男から、
楠田はついに逃げ出してからの書き下ろし。

ここまではアホ沢ざまぁ、と胸がすかーっとしてたんですが、
視点がアホ沢になったと同時に……な、なんでしょう。
なんでしょう、この胸苦しさ。
今度はアホなのにアホ沢が可哀想なキモチになって
しまいまして。
完全にほだされてしまった私は、楠田の気持ちがわかって
しまいました……。
怖くて、怖くて、どうしようもないトラウマまで抱えても
なお、勇気を振り絞った楠田に涙が。
そして楠田の前に頭を垂れたアホ沢の、少しだけ変わった
姿、そのうなじに涙を落とした楠田の姿、ラストのページが
あまりにも美しくて、読み終わって余韻に浸りながら
表紙を見ると涙腺が……。

あとがきで木原さんが前編は甘口で後編は辛口とか言って
ましたが、そんな甘いもんじゃないです。
確かに前編は木原さんにしてはカレーの王子さまかって
くらい甘いですよ。
でもでも後編は、例えるなら本格インドカレー店の辛さ
レベル100倍(激辛)だと思うんですよ。
そのくらい痛苦しく見てられません。
でも見てしまうこの不思議。見ずにいられません。


このふたりが、というか秋沢がどんな風に少しずつ変わって
いくのか、是非とも続編を希望したい。
同人誌の方はまだ積んでますが、これから読みたいと
思います。
久しぶりに大満足したお話でした。
インターバル走を限界まで走らされた気分。

執着攻、ヤンデレはBLでは1ジャンルとして確立されてて、
それを得意とする作家さんもいますが、このアホ沢は
それを遥か凌駕するレベルのヤンデレ執着です。
突き抜けてすぎてて背筋が寒くなります。
好みが凄く分かれる話だとは思いますが、私はCOLD
シリーズ全部本棚に並べてにやにやコースでした。

2016/07/14 01:31

投稿元:ブクログ

秋沢くんがもうひどくてひどくて、ひどい!!!と思いながらがんばって読んでたら、最終的に大好きなかんじになった瞬間に物語の幕がおりて「ここで終わるんかーーーーい?!?!?ひどいよーーー」とうなだれながら本を閉じました、ひどい……アフターストーリー何年後でもいいから読みたいです。

2014/08/22 00:30

投稿元:ブクログ

作者ならではなのか、このシリーズだからなのか……甘い展開があった後にはがっつり落とされますね。かなり痛かった……というか酷い。
秋沢くんの常識のなさやら感受性の鈍さは読んでて呆気に取られるばかりですが、それでもやっぱり楠田くんの事が好きな気持ちは純粋にあるのが、アンバランスでモヤモヤしました。
こんなにも理解しあえない相手に対して、それでも情が捨てきれない楠田君は、やはり役者としての秋沢くんに惚れた弱みなのでしょうか……それほどまでに引き付ける才能ってある意味すごいですね。人間的にはほんとダメな子ですが。

この二人が幸せになれる結末は全く想像できないのですが、すずめの涙ほどの歩みでも秋沢くんの心が成長してくれればそのうち穏やかに幸せを感じられる時がくるかもしれないですね……そんな根気ある人いるだろうかとも思ってしまいますが。

2014/08/25 18:48

投稿元:ブクログ

前半部分の秋沢がただただひどくて楠田さんにひたすら同情。話しが通じないということの恐怖と諦めの先にあるものが、あの形でしかなかったのも頷ける展開。

しかし視点が秋沢に移った後半を読み進めるにつれ、秋沢はなんてかわいそうな男なんだろうと思えてきた。愛してる男の気持ちが全然わからないという点では秋沢もある意味同じで、加えてこの世界との齟齬…。

まぁだからと言って秋沢のした行為を許すことは私には無理なんですけど。シリーズ内で作中一フラットで優しかった楠田さんには一般的な形で幸せになってほしかったので、終わり方にモヤモヤしたものは残るけど、こういう一筋縄ではいかないところも含めて木原作品だよな、と。

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