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そこへ行くな(集英社文庫)

そこへ行くな みんなのレビュー

文庫 第6回中央公論文芸賞 受賞作品

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みんなのレビュー13件

みんなの評価2.9

評価内訳

13 件中 1 件~ 13 件を表示

2014/11/09 21:21

投稿元:ブクログ

あるある、こういう、この線を越えてもいいことは無いとわかりきっているはずなのに、越えること。ただし、できれば大学生とか、若い大人のうちに済ませたいこと。それも経験のうち、と笑える。大人になっても一緒かな?こういう、曇り空が似合う話を否定も肯定もしないで書くのがこの人はうまいなあというイメージ。曇り空なのに、暗すぎないのがすごい。
最後の話はあまり越えてはいけない話の気がしなくて、終わりに希望があったので、意外だった。読み終わりを良くするためかな。いや、後味いいからいいんですが。バラバラに掲載されていたものを集めた短編集だから、話のトーンは揃ったけどオチは揃えなかったというだけかもしれない。

2015/10/04 21:38

投稿元:ブクログ

匿名から有名へと変化していく儚さと美しさと崩壊の話。
同じ死の先にあるはずの天国と墓場なのに
どうして墓場だと仄暗く感じるんだろう。
スクールカーストよりも家族に対する思いが先に立つ龍はほかの人よりも早く大人になっている気がする。

2014/08/17 23:41

投稿元:ブクログ

”匿名性を原則とする都市と、有名性を原則とする小集団が接する臨界面”を描く短編集。
私の感覚では、「そこ」というのは匿名性から見た有名性なのだけれど、本来どちらを不気味に感じるべきなのだろう。

>遊園地
匿名性を保ったままの夫、純一郎。
そんな彼に「家族」という有名性の関係を求めたら…。

>ガラスの学校
母親の事故死の理由と、離婚を切り出した夫の真意。
よく知っている存在だと思っていたけれど、相手のなにを理解していたというのか。

>病院
母親の入院をきっかけに、「僻地」のクラスメイトと距離を縮めた「都心」の僕。
匿名性のこれまでと有名性の現在。
知っている、ということの性質の違い。

ところで、紀之と生方英治が売ろうとしていた川沿いの家の意味は?

2016/02/23 22:58

投稿元:ブクログ

裏表紙の作品紹介から抜粋すると
「平穏な日常から足を踏み外す男女を描いた7つの短編集」 。どのお話も まるで曇天のよう。それぞれの闇を垣間見る感じだが、不覚にも?ふと共感してしまう感情もあったりなかったり。終始ドキドキするような高揚感は一切ないが 退屈することもなく読了。

2015/08/05 12:52

投稿元:ブクログ

初めの話は面白かったから期待したのですが、ほかの話はあまり…
驚く展開でもなく、【なんだ、そう終わるのか】という感じでした。

2015/09/15 22:39

投稿元:ブクログ

7つの短編集。

どの短編も「そこ」という描写に通じるものがある。
では、「行くな」にどういう描写が通じるのか、
理解する読解力が自分にはなかった感がする。

全編通じて、心理描写や日常風景は秀逸で引き込まれる。
しかし、結末がそこで終わりと不完全燃焼な分が多く、
個人的には苦手な作品だった。

2014/06/19 14:27

投稿元:ブクログ

祝文庫化

集英社のPR
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-745212-9&mode=1

2015/01/24 18:56

投稿元:ブクログ

相変わらずクズな男を書かせたら天才的だと思う。
今回も出てくる男はみんな揃ってクズである。
短編が7話掲載されているが、前半3つが面白かったから後半少々ダレた。

『遊園地』
40を過ぎた主人公には内縁関係の男がいて、男との間に出来た小学生の息子を育てている。
芸能関係の仕事をしている男は出張がちで母子の住む家にほとんど帰ってこない。
ある日、主人公の家に電話がかかってくる。正体不明の女から聞かされた、男には妻子がいるという話の真偽を確かめるため、彼女は教えられた団地に向かう。
そこには自分の”夫”だと思っていた男の若い妻と幼い子どもがいて、彼女は真相をただすことができずに悶々と日々を過ごす。

『ガラスの学校』
別居中の夫から離婚を迫られているが、のらりくらりと逃げ続けている主人公。
ある日母親がバス事故で死んでしまう。
母と住む妹夫婦とは折り合いが悪く、母の死をきっかけに決定的に決裂してしまう。
夫と妹、両方との関係がこじれてしまった主人公が悶々とする話なのだが、どの人物の悪意も心の動きもまっとうでリアルである。

『ベルモンドハイツ401』
中学を卒業してからも20年以上仲が続いている男女5人。とある出来事を境に関係が微妙になり、どう整理するかそれぞれが模索する。
現在と過去の関係を行ったり来たりして、若干こんがらがる話である。
出だしとストーリーのイメージが違いすぎてびっくりである。

『サークル』
同じ大学に通うイケメンシンガーの取り巻きをしている3人の女子。彼のデビューが流れたことを嘆き、生活の心配をし、励まし、勇気づける。
3人はみんな就職活動がうまく行っていないが自分のことよりも彼のことを心配している。
その中のひとりがメインで話が進むのだが、ラストに彼女達がただの取り巻きサークルではないことがわかる。
男の見事なクズっぷりがすごいし、でも音楽周りってこういう関係ばっかりなんだろうな、と思わされた。

『団地』
編みぐるみが趣味の平凡な主婦が様々な悪意に触れ気を病んでいく話。
精神ホラーなタイプだが、結局何の話だったのか中身が乏しい。

『野球場』
とある野球場の受付の女と、野球チームの男達の話。
男同士の猥談に終始した感。

『病院』
毛色の違う一作。
中学1年の男の子の成長と淡い恋の話。

どれもストーリー展開としては淡々としているのだけれど、味わいのある文章なのである。
登場人物の心理描写が細やかでリアル。
ストーリー性は高いとは言えないのだけれど(あらすじを書くとなんか薄い)、読ませる文章というあまりいないタイプの作家だなといつも思う。
どこがいいのかはっきり言えないけれど味わいを感じる。
裏を返せば合わなければとんと魅力はわからない系。

解説が非常に小難しいことを語っていた。

2014/09/20 01:02

投稿元:ブクログ

人生は、自分が主役だと信じて疑わない方がラクなのだろう。不安と期待で覗いたパラレルワールド、「そこ」で立ちすくむ人々の姿が描かれて、緊張を強いられる短編集。
世界がふわりと回転する「病院」の清々しさに救われる。
龍くんは素敵な一人前の男だと思う。

2014/08/16 14:34

投稿元:ブクログ

短編集とは知らずに、題名に惹かれて購入
どの作品も最後はどうなったのか?分からずじまいで終わる。
読者に考えさせようとする意図なんだろうけど、ん?んん??で?どーなるのさ、的な、消化不良で終わるため、どうもスッキリしない。
何が言いたい⁈ 私には合わなかった

2016/03/02 00:37

投稿元:ブクログ

どこか奇妙ででもきっと幸せではない展開が予想できるようなそんなはなしでした。最後の「病院」という短編を読んでなんだか救われました。それがなかったら救われなかったです。

2016/08/31 19:59

投稿元:ブクログ

最後の病院は泣けました。なんだか切なくて中学生の頃のなんとも言葉に出来ない色んな気持ちを思い出しました。
全体的に面白かったんだけどせっかく面白い話なのにほとんどの物語が12話連続ドラマの
第一話だけ見せられた感じで物凄くモヤモヤが残るのが残念でした。
ぜひそれぞれの物語の続きが読みたくなりました。

2016/03/20 12:24

投稿元:ブクログ

結末があえてはっきりせず、読後の後口に苦さを感じさせる作品が多い。モヤモヤとした怖さが気持ち悪いかな。

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