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みんなのレビュー166件

みんなの評価4.1

評価内訳

166 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

向田さんの芸

2015/09/30 01:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:garuhi - この投稿者のレビュー一覧を見る

「かわうそ」から始まるこの13編の向田作品。三〇年以上も前にも『父の詫び状』と共に読んでいる。それは向田さんが直木賞を取る前であったか後であったかは、もう定かではない。どの作品も充実していて、独特の向田ワールドを形作っていて読むたびごとに鳥肌が立った。今回中学生までに読んでおきたい日本文学の中にたまたま「かわうそ」だったか「ビリケン」だったかが入っていて、もう一度読み返してみたくなり、新たに買い求めて読み返してみた。やっぱり何度読んでも凄い物は凄い。三〇年間自分のなかで埋もれていた作品のなかでも、「大根の月」が僕にとっては忘れられない作品だった。昼間見る月が大根の薄切りにそっくりだというたとえが昼間に月を見るたびに僕のなかで、向田邦子を連想させていた。なんて比喩のうまい人なのだろう。そして物語の展開も水上勉言うところの「向田さんの芸」であり、生中にまねのできる物ではない。向田邦子の文章、小説にせよ・エッセイにせよ、日常の中のふとしたことをきっかけとして人生の・人間の機微を鮮やかに切り取ってみせる「芸」は正しく絶品であり、他にまねのできる物ではない。
学生時代に読んだときもそうは思ったが、筆者がこれを書いた歳になって読み直してみると、その感慨は一層である。最近の小説にこういった深みを期待できないのは当然のことである。今宵、良い小説を読んだ満足感に久方ぶりに浸っている。

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紙の本

又吉くんの帯にひかれて。

2015/08/14 15:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

又吉くんの帯にひかれて手に取りました。
胃袋がグワッとなるような、ある意味ホラーだなと言える作品です。
歳を重ねいつか再読したい1冊です。

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紙の本

日常を生きる

2002/06/17 03:28

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アセローラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」など、13編が収められています。誰もが一つくらいは持っている弱さや、ずるさ、優しさ、哀しさがよく書かれていて、読んでいると何ともいえない気持ちにさせられます。夫婦や家族を題材にした話が多いのですが、人の心の闇の部分を描く向田さんの洞察力に驚かされます。でも、そういう闇の部分も含めて人間の愛しさとして表現されているところに、向田さんの力量を感じました。

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2004/09/23 21:14

投稿元:ブクログ

03/11/11
短編集。
ちょっと難しくてあほな私には理解しにくい話が結構あった。
もうちょっと国語力がついたらもう1回読み返してみたい。

2004/11/03 04:23

投稿元:ブクログ

向田さんの書く文章は、痛くない。でも、描かれている内容は、しがらみや、嫌味や、疑心暗鬼や、不信。とげとげしい現実なのだ。とげとげしい現実に刺されて鮮血が溢れる様子を描くんじゃなくて、向田さんが描くのは、もう血も出ないほどの老練した肌がとげに刺されて化膿し、腐っていく様子なんだと思う。だから主人公たちは皆、言い知れぬ黒さを身の内に抱えることになる。これが、歳を重ねるということなのだろうか。悲しい歳のとり方だ、と思ってしまう自分はまだ子供なのでしょうか。

2006/02/07 08:07

投稿元:ブクログ

読んで無かったなーと思ったら、前に読んでた……。爆笑問題の太田氏曰く「向田さんは男に鋭いヤな女(それはすなわち「イイ女」)」の解釈はうなづける。向田さんの書くものは「暗黙」の針でちくちく指す感じがする。

2007/07/29 23:14

投稿元:ブクログ

向田邦子って、昭和の女らしい恋愛小説を書く人だと思っていた。敬遠していた。が。違った。なんとも面白い。なんとも強い、悲しい、結構どうしようもない諦めのあるような現実的な小説を書く。素敵。悲しく、厳しい、短編集。強く、いさぎの良い女たち。いさぎの良い人たちが描かれた小説が好き。

2004/12/31 08:37

投稿元:ブクログ

暗い。みちのく一人旅中に読んだのでさらに暗く感じた。あんまり人間のずるさとか陰の部分とか見たくない時に読むと「はー(溜め息)」が出る。でも、「人間」ってものがすごく上手に表されていると思う。

2005/07/27 19:04

投稿元:ブクログ

人間の汚い部分だとか、
卑怯な部分だとか、
手で目を覆いたくなるような面を
どうしてこうもさっぱりとした味付けで
料理できるのだろう?
「かわうそ」あれはあたしの様な気がした 

2007/03/24 18:03

投稿元:ブクログ

何気ない生活の中にある物事に関しての登場人物の「喜怒哀楽」がなんとも自然な表現。

平坦な調子の文章の中に妙に共感を覚える部分がいくつかあって面白い。

2010/08/10 22:47

投稿元:ブクログ

夫婦、男女仲の話、13篇。
「夫婦」なんてのは、夫婦を営んでいるにすぎないのだ、そんなふうに言われてるようで、私はどきりとしてしまう。

それだけ、夫はいつまでも男で、妻はいつまでも女なのでは…と。

心理描写と、主人公の思考が過去と今をいったりきたりしながらも最後にはしゅっとまとまる書き方とか、全てが丁寧で巧いなあと思う。

向田ファンが多いのも納得の一冊。

2006/04/08 02:01

投稿元:ブクログ

エッセイとは違い、小説ではなんて鋭く刺し込むような作品を書いていたのだろう、とまずびっくりした。
トランプという題名にあるように、13の短編集。「かわうそ」「犬小屋」「花の名前」で直木賞も受賞している。どの物語も、人に知られたくないようなずるさ、弱さ、やりきれなさが、キリキリと胸に残り、うつむいて直視したくないような気さえする。結局この後どうなったんだろう、と結末が余韻を持ちゾクッとするものもある。恐ささえ感じて、面白い作品とかすばらしい作品とは今は思えない。でもとても引き込まれるし、驚いたり切なくなったり、気分が悪くなるくらいのズルサを感じる、否定的要素が多いけれど、心に残る作品だった。

2005/07/07 00:49

投稿元:ブクログ

レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/4887758.html

2013/08/18 00:29

投稿元:ブクログ

こわい。こわいよお、向田さん…!
ああ、この人はいったい人間の何をみていたのだろうと思うほど、人のこわいところばかり書いてある。
人って、他の人からみると本当にミステリアス。
信用するのがこわい。
当たり前ね、自分のみているその人だけに、その人の人生があるわけじゃないから。
どんなに近づいても、きっとそれはそうなんだろう。

でも何だか割り切れない。
私は、誰かを100%信用してみたい。
預けきってしまいたいと思う。

だから、こわいと思ったんだろうか。

でも、でも、うーん。
面白い!

2006/03/24 22:01

投稿元:ブクログ

『指先から煙草が落ちたのは、月曜の夕方だった。』
この書き出しの一行で、瞳孔カッ開いた。短編とは斯くや。

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