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グローバリズムという病

グローバリズムという病 みんなのレビュー

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.1

評価内訳

21 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

タイトルと乖離

2015/01/03 11:29

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JUMBO - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の経験から、グローバリズムへの見識として主要なものかもしれないが、半分ほど読み進めてみたが、残念ながら理解できなかった。原因はこちらの読む力、理解する力が足りないのか、著者の言いたいことの汎用性が低かったのか。腹に落ちる内容は全体の5%以下と感じた。東南アジアでの駐在経験はあるが、欧米経験者はもっと共感して読めるのかも知れない。

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2014/08/11 17:43

投稿元:ブクログ

グローバリズムとは何なのか?
世界がグローバル化している&国際的な取引が当たり前になってきていると言うならば、古代の時代から、人はグローバルを目指して商売をしてきているはずであり、それがなぜ今ここまでクローズアップされ、声高に叫ばれるのか不思議で不可解だったが、その疑問に答えてくれる本だった。
日本には日本の価値観があり、経済活動があり、人口減少の時代に入った成熟社会にとって、それは単純な成長ストーリーを描くことにどうしても無理を感じていたが、そもそもそのようなことを信じ叫ぶ人達とは世界観や歴史観、人間観が根本的に異なることがよくわかった。
目先の人も幸せにする気持ちも情もない存在に対して、貴重な自分の力を使うわけにはいかない。そんな風に感じた。

2014/09/09 19:39

投稿元:ブクログ

英語熱とアメリカ熱だけ。
多国籍企業。脱国家
グローバリズムの発信源は成長とシェア獲得を自己目的化した多国籍企業。
多国籍企業にとってはニッチ市場は困るから。
商品は他者志向にある。
読まれるべき日本語を目指す。
漱石の文学の拝啓にはアジアの劣等な島国が近代化していく過程の中における知識人としての誇りと不安といったアンビバレントな心理的葛藤がある。

2015/01/28 14:57

投稿元:ブクログ

 自分と考え方がここまで一致する本というのも珍しい。
 
 そもそもグローバルとはなんなのだろうと考えると人の持ち物を容赦なく奪うという事この一言に尽きるのではないだろうか。今までは多様化という言葉で成り立ってきた社会がグローバルという掛け声ひとつで強者に吸収されようとしている。こんな考え方が特に気持ちが悪い。

 たとえこの国の需要が絶え、自国でまかり得なければ外に出て商売をすればよい。こんな考え方がまともだとすれば遅かれ早かれ世界の需要はこの考えに太刀打ちできなくなり破綻してしまう。なら次はどうするか何十年何百年先には他の惑星の知的生命体とでも貿易することになるのだろうか、そんなことを考えると本当の核というのが分からなくなる。何が大切で何が大切ではないかという根拠は各々の国の社会的基盤にのみ裏打ちされることだろう。

 



 人間の身体は、せいぜい半径数キロメートルの範囲のなかで生きていくように設計されている。人間の身体性が持つ限界が告げているのは、その範囲のなかで耕作をし、モノやサービスをつくり、人々と交わり、生活を営んで余剰がないという生き方である。人間には、丈夫な二本の脚はあるが、広大な大空を渡るための翼もなければ、海洋を泳ぎ回る鰭もない。     52

 1971年制定の合衆国憲法修正第二条
 「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、市民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを侵してはならない」
 A well regulated Militia, being necessary to the
security of a free State, the right of the people to
keep and bear Arms, shall not be infringed.
 この文章が成り立つためにはMilitia = Peopleが成り立たなければならない。
 原文を見ても、やはり前後の主語が異なっている。75

 しかし、それらの企業は、事業パートナー、顧客、下請けなどの経営基盤をもともと有していない、機動性だけが頼りの企業なのであり、出て行きたいのなら出て行けば良いと思う。
 そのかわりに、二度と帰ってくるなと言いたい。107

 

2014/08/03 00:58

投稿元:ブクログ

確かに、企業や政治家や評論家などがアホの一つ覚えのようにグローバリズム、グローバリズムと言っているのにはうんざりする。

そういう事象が進行しているのも事実だろうけど、それが全てではもちろんない。

ローカルなことや、多様なことがなくなったらこの世はどれほど退屈でつまらない世界になるのだろう。

鎖国をしていた時代、日本は小さな藩という地域社会がたくさんあり、総体として高いダイバーシティを実現していたように思うし、それが日本という国の強さになっていたように思う。

この本では世界規模でのグローバリズムをテーマにしているが、日本国内においても東京グローバリズムが蔓延し、地域社会からゆっくり命を吸い上げている。

世界でも、国内でも、優位なものがルールを押しつけている。世の中でよしとされているものに対して、その価値観は本当にそんなに素晴らしいものなのか?と、僕らはもう少し懐疑的になってもいいのではないかと思う。

2015/02/19 12:40

投稿元:ブクログ

グローバルスタンダードが、自分たちが何にビハインドしてるかの明確な指標が欲しいあまりに作り出されたものであり、本来は存在していないという考察を興味深く読みました。〜では、〜では、○○であるが、それに比して、日本の政府は〜、日本の企業は〜、日本の教育は〜という、何かに負けている、何かより劣っているという前提でしかものごとを語れない傾向は仕事をしていてもよく聞くロジックであるなあと思いました。その基準だけでなく、日本語を正しく操って内外に向けた表現や交渉が出来ているのか、それ以前にもっと内面内部に磨きをかけて外面外部ににじみだす努力も怠ってはいけないなと思う次第です。

2014/11/20 01:59

投稿元:ブクログ

平川克美『グローバリズムという病』東洋経済新報社、読了。「グローバル○○って、いい加減ウンザリしませんか?」(帯) そう思うなら紐解くべき一冊。本書は、グローバル「信仰」とその起源を追跡する経済エッセイ。想像の産物である国民国家と株式会社が飽くなき自転車操業で幻灯するのがグローバルだ。

発端はアメリカの守旧主義。グロバーリズムという名の重力の下で進むのは階層化と貧困の拡大。自己責任論を声高に喧伝しながら多国籍企業の収奪システムが国民経済システムを破壊する。しかもその内実は、本家アメリカのコピペ・下請けだから周回遅れが必然となる。もはや劣化ウラン弾のごとき状態だ。

著者は戦後の日米関係を自身の半生と重ね合わせながら省察を重ねるが、スーパーグローバル大学に見られるような戦後日本への強迫観念こそ、「美しい日本」(安倍晋三w・大笑い)を破壊する不断の「敗戦」であり、それは慢性的な成人病に他ならない。

「『今や、英語ぐらいできないと世界に乗り遅れる』とか、『グローバル化に対応して日本も鎖国的な状況から脱しないといけない』とか、『このままでは、日本は世界に取り残されてしまう』とは言うが、そこに『乗る』ことのメリットとデメリットとは何なのか、そもそもグローバリズムとは何であるのかについての議論はほとんどなされていない。
 あるのはただの『英語熱』。『アメリカ熱』。アメリカへの憧憬と、羨望、へりくだり」。


本書は地に足をつけた生き方取り戻す処方箋だ。

2015/11/16 03:02

投稿元:ブクログ

「グローバリズム」という新しいイデオロギーの危うさをエッセイ風に書き連ねている本。国民国家と株式会社の発生時期が歴史的にほぼ同じで、どちらも若い概念であること。現代では国民国家と(巨大な)株式会社が激しく衝突していること。各国で採用される政治形態は、その国の伝統的な家族制度との類似性が高いこと。などを書き連ねたうえで、株式会社は出資者の利益が優先されるため、スケールメリットを最大化すべくグローバル統一基準で効率よく利益を上げようとするが、本来の会社とは地域の文化を守りながら小さくとも存続し続ける存在であるべきことを主張している。まあ、なかなか難しいところではあるけれど、どこの大企業はおかしいところは満載だし、その根源を辿ると、米国や英国の金融資本主義に行きつくのかなとも思う。(金融やITの革命は、産業革命のような物理面ではなく、認知面でヒューマンスケールを軽々と越えてしまい、社会も人間も「進化」した帰結として壊れつつある。こんなのを「進歩」だとはとても認められない)

【川崎市立川崎図書館 333.6】

2014/11/08 22:40

投稿元:ブクログ

ご本人も自覚ありそうだけど、夏目漱石の私の個人主義に通じそうな本だった。
読んでる最中はちょっと好きになれないかなーと思ったわりに、読み終わってみたら意外にふせん沢山貼っていた。
一番響いたのはウルグアイ大統領ホセ・ムヒカの演説の引用でしたが。。
これから先世界はどこに向かって行くのかなと考えさせられる本でした。

2014/12/16 12:53

投稿元:ブクログ

この本の前に「資本主義の終焉と歴史の危機」を読んだので、同じ方向へ加速されました。
大企業主義というか、成長主義によって、知らずにとてもひどい世界を作り上げてしまったことへの反省は、もっと日を浴びていいのではないかと思います。
後戻りはできないですが、ゆっくりとでも方向展開できればと思います。

2014/11/24 16:54

投稿元:ブクログ

グローバルな人材、グローバルな企業、ここ何年も耳にタコな「グローバル」「グローバリズム」。かっこいいような、先進的なイメージながらも、なんとなく眉唾なものを漠然と感じる訳が分かった。やっぱりそういう面があったのね、と。そして、現政権への不安感って、右傾化だけじゃなく、そういう危ういものを推し進めようとする経済政策にも、やっぱりあったのか…と、腑に落ちた。
腑には落ちたけど、とりあえず、出来ることって、何なのか、じっくり考えてみなければ。

2014/08/31 13:48

投稿元:ブクログ

面白い。書かれてある内容についてはすべてにおいて
同意したいことばかり。
内田樹氏の仲間的な著者なので、内容的には
同じようなことではありますが、平川氏のほうが
論理的・理論的によくわかる気がします。

株式会社とグローバリズムに対しての警鐘。
成長すること・右肩上がりであることのみを
前提とした株式会社制度が先行きが成り立たなくなる。
そのためにグローバリズムを標榜し、国民国家の解体に
向かうということになってしまう。
それでいいのか?成長することだけが是なのか?
ということはいろんな方向で考えていく必要があるのだ
と思います。とはいえ無邪気に生活していかないと
いけない現実はあるのですが。。。

2014/10/05 17:23

投稿元:ブクログ

もうそれは概ねわかっているんだ。自分でも思考したし、本もたくさん読んでいる。それでどうするのっていうことにページの多くを割いている本は無いものか。私にとってはもう問題提起はお腹いっぱい。

2014/08/19 07:48

投稿元:ブクログ

書いてあることの全てに同意してしまう。

「法人税やら優遇制度やら国内の事業環境が悪いと主張して日本を出て行った会社は二度と戻ってくるな」、これをはっきり言う人が居ない事にイライラしてたんだよね、はっきり言ってもらってすっきり爽快。

2014/07/22 07:31

投稿元:ブクログ

処方箋無き病は厄介。。。

東洋経済新報社のPR
「内田樹氏推薦!
「これは平川君の書き物のうちでも最良のもののひとつだと思う。
僕はこの本のすべての頁に同意署名できる。」

東洋経済ブックスオンラインの人気連載を加筆・修正し単行本化。
著者が、常々感じていたグローバリズムというものに対する違和感を綴った経済エッセイ。

グローバル企業、グローバル人材などの「グローバル○○」という用語。
ニューストピックなどで見かけない日がないといっても過言ではありません。
同時に、グローバル、グローバルと迫られても「なんだかなあ」「もうウンザリ」と違和感をもつ方も少なくないはず。
そんなモヤモヤした気持ちをもたらす由縁である「グローバリズム」の正体を丁寧に解きほぐしていく一冊です。

グローバリズムは、資本主義が生き延びるための最後の処方箋かのようにいわれていますが、はたしてそうなのでしょうか?
むしろ資本主義が必然として生み出す副作用ではないでしょうか?
本書ではわたしたちが逃れ得ぬ「グローバリズムという病」に罹患しつつも、それでも生き延びていくための道筋を示します。

また、税逃れのタックスヘイブン、残業代ゼロ・低賃金かつ解雇自由な労働環境の整備が進むなど、このままでは国民国家が株式会社に乗っ取られるかのような動きも見られます。
国民国家と株式会社が手を携えて発展していた健康な時代が終わり、株式会社が病としか言いようのない行動をとるようになった背景には何があったのかも明らかにします。」

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