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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

歴史とフィクションのコラージュ

2015/08/10 07:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マリアッチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

20世紀のヨーロッパで実際に起きた史実が多く取り入れられている。今までの人間の歴史でよかったことがあったのだろうか?と改めて思わされるような、戦争やジェノサイドに溢れている。語調はとても淡々としていて、陰惨な歴史の話かと思えば、かなり軽い日常の話題も交えて、時代が交錯して、歴史が解体されると同時に再構築される。それは歴史のコラージュであるが、入念な言葉遊びで描かれるおぼろげな20世紀の様相はフィクションに似た響きをもつ。内容に関わらず話題を等しく扱うことで、全ての出来事が重要でないかのように見せかけて、逆にその重要性を浮かび上がらせている。同じことをぐるぐると繰り返しているのが人間なのだろうか。どのレベルまで皆で愚行を阻止することができたのだろうか。そんな疑問が浮かんでくる。

日本翻訳大賞を受賞したのも納得の翻訳とは思えない日本語のスムーズさとテンポの良さがありました。

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紙の本

愚かさのリミックスアルバム

2016/05/29 00:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は20世紀のヨーロッパに関する記録・実話・スローガン・学説が虚実ないまぜになった作品です。歴史に詳しくないのでどこからが嘘でどこからが現実なのかがよく分かりませんが、そんなことは分からなくても楽しめる一冊です。

66の段落で構成された人間の愚かさのリミックスアルバムみたいな本なので、歴史上の出来事を題材にした言葉遊び感覚で楽しんで読むのが良いのではないでしょうか。

(文学者と歴史家の共同訳によって実現した日本語版。この作品の魅力を保ったまま他言語に訳すのは相当大変だと思います)

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2014/10/07 14:48

投稿元:ブクログ

兵士がガスマスクを身につけている表紙はおどろおどろしく、しかし真ん中のロバによって滑稽な雰囲気も漂わせており、この本の内容が上手く表現されている装丁である。
20世紀とはなんだったのか。その多くは戦争であり、殺戮であり、そもそもは個々の人間の虚栄心を根源とした人種差別である。100年の間に歴史的に起こった事実だけを俯瞰する文章。歴史上の人物や学者の具体的な名前は出てこないが、カトリックとプロテスタント、エホバの証人、そしてサイエントロジーまで登場。それだけ宗教が近年のヨーロッパにおいて猛威をふるっていたのだろう。語られる時代は唐突に前後するランダム・アクセス・メモリーズ。これは小説ではなく、歴史書でもない。
どこか別の本で読んだかもしれないエピソードがあり、知らなかったこともあった。それは裏打ちされた事実であるのだろうし、いつかあの場所で生きていたかもしれない人間の記憶、そしてその名も無き人々の記録である。起こったことの是非はここではあえて問われない。こんなことがあり、今は21世紀となり、わたしたちはこうして生き残っている。

2014/11/05 08:53

投稿元:ブクログ

[ 内容 ]
現代チェコ文学を牽引する作家が、巧みなシャッフルとコラージュによって、「ヨーロッパの20世紀」を大胆に記述。
国内外で反響を呼び、20以上の言語に翻訳された斬新な歴史‐小説。

[ 目次 ]


[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

2015/09/30 00:08

投稿元:ブクログ

差異と反復?永劫回帰?ダダイスム?意識の流れ?
言葉の波間にたゆたう感覚が不思議に心地よかった。
140ページあまりの薄いけれど豊かな本。

2014/12/19 15:23

投稿元:ブクログ

20世紀の社会と戦争(第1次、第2次世界大戦)、ジェノサイド等とバービー人形やブラジャー等の日常のトピックスが同列に並記されている

章建てのない変った構成

表紙の写真は1915年に発明された馬用の特殊ガスマスク

トピックスにはちょっとした興味を抱かせるが、そこから特に何かを得られるような程でもないようにも思える

避妊は20世紀最大の発明p14
女性は自分が望むときに妊娠を気にすることなく成功できるようになり、その結果、性的自立と経済的自立を獲得できた

ブラジャーの考案p21
1914年フランス人女性が考案し、女性たちに新しい生活をもたらし、コルセットの消滅に繋がった

バービー人形p56
バービー人形は幼い子供の性的欲求を満たす装置でもある

セックスp58
20世紀のヨーロッパにおいて、宗教以上にきわめて重要なものとなった

共産主義者とナチp66
学者は宗教信仰を革命信仰に置き換えたものと指摘
強制収容所等

女性の歪んだ性生活(自転車のサドル)p112

あとがき
20世紀を語るさまざまな言葉をめぐる書物

「ユーロピアナ」EUが公開している電子図書館

2016/08/14 21:11

投稿元:ブクログ

ブラジャーやバービー人形、といった惹句ももちろん必要だが、
おおむねジェノサイドや主義主張といった20世紀を通じて、
「大手を振ってまかり歩いた人間の愚かさ」の列挙。
むしろこれはロミ(「突飛なるもの」「ビザールな歴史」「雑多な事象」「人間の滑稽」といったニュアンス)
と同じ棚に並べて然るべき本かもしれない。
いい本だとは思うけど、第一回日本翻訳大賞。……うーん?

2014/07/02 13:55

投稿元:ブクログ

チェコの作家は読まねば!

白水社のPR(版元ドットコム)
http://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784560090350.html

2014/10/01 13:05

投稿元:ブクログ

段落が詳細に分かれており、人間の歩んできた戦争史をその裏に潜む社会、宗教、民俗、科学を独自の視点で綴るのは斬新。話が色んな方向へ飛んでいくが繋がりを感じさせるため、最後まで一気に読むことができた。

2017/01/02 23:36

投稿元:ブクログ

チェコの作家による、20世紀のヨーロッパ史概説。歴史教科書のような客観的な文体で書かれた、しかし実に手の込んだ事実のテキストのコラージュ。

様々な概念のカテゴリーもスケールも時間軸も、実に自在な足取りでひょいひょいと飛び渡り、ワンセンテンスで広い範囲と長い時間を飲み込みながら、おそらく嘘はないのだろうが、全体として嘘のようなホントの話として語り紡がれていく「歴史」。

皮肉たっぷりにふざけて見せているようではあるが、批判をしようとすると、そもそも歴史を叙述するということは、こういうことでしかありえないのではないかとの反論が返ってきそうだ。

欄外に散りばめられた小見出しも面白いし、脱臼しながら繰り返される単語の列挙の形の流れとリズムは実に詩的だ。チェコ語の原文と照らす力は私にはないが、翻訳は実に滑らかで美しい。「ごろつき」ってチェコ語では何なんだろう。

レイモン・クノーとか、形式が卓越している文章が好きな人にはたまらない。

形式が卓越する一方で、題材として選択されているエピソードは、世界大戦、宗教、バービー人形、共産主義、インターネット、現代科学と情報理論、ファシズム、フェミニズム、ブラジャー、ロマ、2000年問題などスケールこそ様々ながらそれぞれに深刻で切実なものばかりで、此処に個々に相互に孤立しながら羅列された離散的様相こそ実に20世紀ヨーロッパなのにちがいない。この様相は21世紀もなお続いているように思われる。

2015/02/28 19:42

投稿元:ブクログ

20世紀のヨーロッパ時々アメリカの出来事を、独特の視点で描かれていて、単なる歴史書と違う趣きで面白かった。産業革命以降、豊かさを目指して戦争して破壊しつくし様々な思想や技術や科学差別…と独自の方法でつないでいく。大きなヨーロッパ近代史の出来事と小さなエピソードが同列に挟みこまれて、どこか物語めいた作者の創作した小説にも読める不思議な本であった。

2015/05/01 08:09

投稿元:ブクログ

気になりつつほったらかしだったところに翻訳大賞ってことで読んでみた。うーん、遊びとしてはおもしろいし、まぁそれでいいっちゃいいんだろうけど、ちょっと食い足らんというか。

2014/09/26 17:21

投稿元:ブクログ

「二〇世紀史概説」という副題のとおり、戦争と殺戮の世紀であったヨーロッパの20世紀を概観するのだがその切り口が一風変わっていてしかも痛烈。140頁強と短いのも特徴。さまざまな統計、生活風俗、風説が時系列を無視して次々と並べられる。一見脈絡がないようにも見えるが不思議なリズムがあり、無造作に投げ出された無数の過去の断片を眺めているとだんだん背筋が寒くなってくる。
スタイルにどうしてもなじめずあまり楽しめなかったけれど、決して凡庸な作ではない。いつか再読する時は存分に味わえるようになっていたい。

2015/05/11 09:22

投稿元:ブクログ

ヨーロッパでは第一次世界大戦の影響が日本とは比較にならぬくらい大きいのだなと改めて実感。日本人には今ひとつ理解できないユダヤ人差別についても詳しい。幾度も語られるナチや共産主義国家の虐殺や強制収容所の悲劇。20世紀は戦争と虐殺の世紀、そして新しい時代が期待された世紀。カバー表紙の写真がインパクト大。

2014/10/13 22:03

投稿元:ブクログ

WW1以前は、一切の戦闘で落命する兵士より疫病で落命する兵士のほうが5倍も多かったそうな。清潔な現代社会に乾杯★

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