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死を悼む動物たち

死を悼む動物たち みんなのレビュー

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

2015/01/04 18:09

投稿元:ブクログ

例外に近いくらいの割合で、死を悼む(ように見える)動物が観察される。それをどうとらえるか。奇跡的なケースなのか、本能的な行動がたまたまそう見えたのか。本書の視点は「どの動物も何かしら、仲間の死を悼んでいて、人間に理解できるほどに顕著なケースが報告される」というスタンスだ。思い入れのある動物のケーススタディで涙するが良し。

2015/01/16 20:56

投稿元:ブクログ

 科学は愛を計量するには役立ちもしようが、愛をあますことなく語ることはできない。人間にとって愛がなにを意味するかもわからないのに、人間にとっての愛がゾウにとっての愛より勝るとどうしてわかるか。ときにゾウは食べることを拒み体重を落としいらつく。ゾウが悲しむのは人間がそうであるように愛を抱いているからと考えてみよう、悲しみは愛の指標だと。

2014/10/09 22:24

投稿元:ブクログ

人以外の動物も、仲間の死を悼む。
仲間の埋められた場所に集まったり、骨に触れようとしたり。
僕らの持つ、死を悼む感情は、思っている以上に古い進化的時期に獲得したのかもしれない。

2015/09/06 21:06

投稿元:ブクログ

「動物にそのような感情があるものなのか?」とタイトルに興味を引かれ手に取りました。
科学系(といってもこちらは自然科学の方ですが)の翻訳モノは読みにくいものが多い、という引っ掛かりがありがちですがこちらは大変読みやすかった。そして心揺さぶられました。

動物も、哺乳類だけでなくこれほど悼むような行動をする種(まだそれが本当に悼む行為であるという確証はない種もある)がいるのだなと驚きました。

そして章が進んで、最後の方になってくるといろいろ考えさせられもしました。クマを人間の勝手な目的のために発狂するまで飼い殺しにする、とか動物の自殺としか思えない行動など、読んでいてぞっとしました。
しかし知らないでいてはいけないことなのではとも感じました。

また、近年ではペットを家族と呼び、ペットをロスしてからもそのように扱う人がかなり増えましたが、そういう人々に対して違和感を感じている人との折り合いというのも難しくなってきているとも感じました。

特に死亡欄にペットの訃報を載せてしまうことに対する異議。日本ではまだ考えられませんが、確かに自分の肉親とよそ様のペットが一緒に訃報欄に載っていたら許せないと感じる人はかなりいるだろうと思います。
ペットを家族のように感じる人、それに違和を唱える人、どちらの立場も分るように思います。

人間がいつから死者を悼むようになったのか、という考察もとても興味深いものでした。
ところどころジーンと感動する場面がありましたが、著者の最後の「おわりに」を読むともう涙を抑えられなかった。
「動物も人間と同じように喪失の悲しみに打ちひしがれていると知ったとしても自分たちの嘆きが和らぐわけではない。けれども、自分たちの嘆きが落ち着いてきたときにそれを知ったなら、それはまぎれもない慰めになるのではないだろうか」という意味のことを著者は「おわりに」で語られています。
それが著者がこの本を著したかった一番の理由なのではないかな、とも感じました。

動物も、どの国の人間も、みんな大事な自分以外の存在を喪いながら生きているんだな、と強く感じることができました。
なかなか手に取られにくいジャンルの本だと思いますが、本作はもっと読まれても良い良書だと思います。

2014/12/10 21:42

投稿元:ブクログ

妹が死んで鬱状態になる猫、仲間の遺体を囲んで円陣をつくる馬、リーダーの遺骨を触りに来る象、動物たちの、仲間の死を悼むかのような姿が綴られる。

動物もまた死を悼むという考えは、人間を特別な存在と思いたがる私たちには受け入れがたいだろう。人類学者である著者は、押し付けるような書き方はせず、観察者の見方違いと考えられる事例は率直に否定し、また、自身への問いかけも続けながら、動物もまた死を悼むと結論する。

約10万年前の人類の埋葬の跡が発掘されている。私たちの祖先もまた仲間の死を悼んでいた。死を悼むという情動は、進化の過程で人間だけに発現した特殊なものでなく、人類がまだ人類ではなかったはるか昔から受け継がれているものなのではないか。
著者は繰り返し、全ての動物、全ての個体が、(人間がわかる方法で)仲間の死を悼んでいるわけではない、と念を押す。
人間も悲しみの表出は人それぞれであることを思い起こせば、人間だけが死を悼む、という思い込みは傲慢といえるかもしれない。

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