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みんなのレビュー39件

みんなの評価3.9

評価内訳

39 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

プロ犯罪者キャラを演じたいプレイヤー必読

2016/11/29 15:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さすらいGM - この投稿者のレビュー一覧を見る

趣味がTRPGなので、たいていの本はその参考に、という視点で読んでしまう。
本書のことは前から気になっていたのだが、実際に読むきっかけになったのは、著者がオーバードーズで亡くなったというニュースだった。
惜しい、実に惜しい。ひとたび読み始めると、ぐいぐいと引き込まれた。プロフェッショナルの銀行強盗である主人公の一人語りが素晴らしい。5年前のとある仕事をしくじった経緯と、それによって背負った借りを返すために挑む現在の事件が、交互に語られる。
行動だけを描写する乾ききった文体に、ほんのわずかな人間味がかいまみえる。
もっともっと、この作者の小説を読みたかった。
トーキョーN◎VAのフィクサーやレッガー、シャドウランのランナー、ガンドッグあたりをプレイするなら読んでおかれるべき。亜侠にはシリアスすぎるかもしれない。

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紙の本

クールな悪党が疾走する!

2015/08/10 00:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arima0831 - この投稿者のレビュー一覧を見る

巨額の現金強奪を生業とする世界的なプロが主人公の犯罪小説。

一昔前の銀行強盗は、拳銃片手に銀行に押し入って、カウンターで「金を出せ!」だったが、いまやそこから数十年たって、すっかりハイテク化。昨今は極めて高度で緻密な犯罪となり、分業化も進んでいる。
その仕事の一つが「ゴーストマン」で、事件関係者の痕跡を幽霊の如く消してしまう役割だ。他に「ホイールマン(運転担当)」、「ボックスマン(金庫破り担当)」、「ボタンマン(荒事担当)」と色々な役回りがあって、企画立案者の「ジャグマーカー」の声掛けで世界各地から事件ごとに集まってくる。主人公はこの「ゴーストマン」だ。

二つの現場が同時並行で描かれていく。一つはアトランティックシティ。もう一つは5年前のクアラルンプル。先の事件が失敗し、48時間後に爆発するように設定された現金200万ドルが行方不明に。この金の行方を追うように依頼される主人公。後の事件で主人公は致命的な失敗を犯していたため、そのオトシマエとして嫌々追跡に乗り出すのだが…。

スムースな語り口と臨場感で、瞬間的にストーリーに引きずり込まれた。話の牽引力は一級品で、一度読み始めると、400ページのラストまで息もつかせず読み耽らせてしまう。
登場人物がどいつもこいつもとんでもない悪党ばかりで、強烈なノワール感を充満させている。主人公の偏執的なほどのプロ意識が実に細かく描き出されていく一方で、血も涙もない殺戮シーンや戦闘シーンもふんだんに盛り込まれてくる。勢いだけでなく、ディテールもきっちりした話で、これがデビュー作とは到底思えない。凄い新人作家が出てきたもんだ、とただ驚きながら読んだ。

まあ、非常に細かいところを突っ込むと、あれ?と思う部分もなくはないのだが。例えば、一流ホテルの使い方なんかはかなり大ざっぱだ。これだけ偏執的なプロがそれはなかろう、とちょっとムッと来た。

しかしまあ、全体に上々の犯罪小説ではある。次回作は是非読みたい。

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2014/12/02 18:48

投稿元:ブクログ

一気読み。犯罪の痕跡を消す、ゴーストマンの仕事ぶりが面白い。
犯罪の薀蓄や、細かい描写は、ややもすると冗長になりがちだが、テンポもよく、物語の奥行きを増している。
スピーディーに進むハードボイルド。
これがデビュー作とは驚き。
映画化されそう。

2014/09/23 19:06

投稿元:ブクログ

“ゴーストマン”とは、己の存在を完璧に消し去り、全くの別キャラを作る犯罪スペシャリスト。その名無しの主人公の語りによってストーリーは進行していく。時限紙幣を奪い合う現在の犯罪と、大きな借りを作ってしまった過去の強盗事件が交互に描かれ、クライム・ノヴェルとしての面白さを、キレ味鋭い筆致が丁寧になぞっていく。

余分なぜい肉を削ぎ落とした体脂肪率ひと桁の文章は、精神衛生上非常に好ましい。どことなくパンクな疾走感に作者の若さを感じるけれども、世界観はきちんと出ているし、もう少しどっしりすればハードボイルドとしても読めそうな気がする。

このスリムな筆致が縦糸とすれば、横糸は犯罪社会の細かなディテールだろうか。蘊蓄や内部情報を織り交ぜた裏社会の描写が秀逸で、軽いショックを受けた私を無視してどんどんストーリーが展開していく時間がとにかく楽しかった。

もう少し短くても良かったかなとは思う。中身は濃いが展開自体にそれほど厚みはない。キャラに含みを持たせてあるのでシリーズ化するのかな。久々に収穫の多い作家の登場です。

2017/05/03 21:50

投稿元:ブクログ

「21世紀最高の犯罪小説」という売り文句に加え、同業者や批評家の大絶賛が並んでいるが、どうにも精密さと盛り上がりに欠ける作品で、〝天才作家〟などという称賛は逆に嫌味ではないのかと勘ぐるほどだった。この程度のクライムノベルなら、創作時期や時代背景が異なるもののハドリー・チェイスが何作も書いているし、より上質な仕上がりで楽しめる。期待していた分、失望も大きい。私個人と波長が合わなかったと結論付ければそれまでなのだが、全てに於いて中途半端な印象しか残っていない。

まず、登場人物の造形が浅い。主人公は隠語で「ゴーストマン」と呼ばれる役割を担う男で、関わった犯罪の痕跡全てを消しさることが使命となるのだが、その専門稼業の特異性が今ひとつ伝わらない。名うてのゴーストマンだったらしい元女優に師事し訓練の末に第一人者となったという設定だが、その核となるのは、かつらや化粧、声色で別人に成り済ます「変装の達人」でしかないのである。他に何か特殊な才能があるかといえば、指紋が無いということぐらいか。犯罪組織には重宝がられていたが、マレーシアの銀行を狙った大仕事で失策を犯し、男は姿を隠す。その5年後、当時の犯罪計画立案者から「借りを返せ」と呼び出されるというのが発端となる。

男が強要されたこととは、犯罪プランナーが関わった強奪事件の後処理。現金輸送車を狙った計画が漏れていたことに加え、その紙幣には時限式の特殊な爆弾が仕掛けられていた。実行犯2人の内、1人は死亡、1人は重傷を負いつつも金を持って行方をくらます。背後にはギャング同士の抗争があり、これを好機と捉え潰し合いへと転回する様相を見せていた。ゴーストマンが借りを清算するためには、24時間以内に120万ドルの「時限紙幣」を奪回しなければならない。

本作には、さまざまな犯罪の〝天才的〟プロが登場するのだが、彼らの思考/行動から玄人ぶりが伝わることは無い。交互に語られていくマレーシアでの銀行強盗の顛末も、計画自体が穴だらけで予測された危機に対処もできずに破綻しており、ゴーストマンも大した活躍もせず地下に潜る。主人公はタフで頭の切れる男であり、他の登場人物らにも一目置かれる犯罪者としてホッブズは描いているのだが、物語中にそれを納得できるエピソードは無く、違和感がある。読み進めても、主人公の自尊心の拠り所が不明なため、闇組織と真正面から渡り合う姿が滑稽に感じた。

終盤に主人公は麻薬密売組織の小ボスと対峙し啖呵を切るのだが、その手法としてロシアン・ルーレットを選ぶ。これがまた都合良く事が運び、本来なら緊張感を煽るシーンだが、リアリティに欠けている。タネがある訳でもなく、ハナから強運の持ち主であることを結果によって示すだけだ。要はご都合主義が目立ち、ムードのみが先行している。唯一面白いと感じたのは、小道具である携帯電話の大量廃棄。通信手段としてゴーストマンがあらゆる場面で活用しては放り投げていくのだが、これこそ存在を示す痕跡とならないのかと苦笑した。

【追記】著者はこの後、急逝した。若干28歳、まだまだこれからだったに違いない。クライムノベル、久々の新星として期待されていただけに残念だ��

2015/08/05 22:46

投稿元:ブクログ

彼の本名も素顔すら誰も知らないゴーストマンという設定は面白い。前半はイメージ通りの淡々としていたのが、展開が混み合ってくるにつれ、段々と話が荒っぽくなっていく。
最後まで、プロっぽく、サラッと仕事をしていく方がイメージに沿うかも。

女性FBI捜査官のレベッカは結局なんだったんだろう。
まさか、あとがきに書かれていた続編への布石だったりして!?

2014/09/06 06:12

投稿元:ブクログ

随所随所のエピソードの面白さに加え時間系列と場面が二重構造になっているため読む人を飽きさせない。
ノアールの限りを尽くしているのに何故かすっきり感。
ゴーストマンのまた再びの活躍、続編をまってます。

2015/07/03 20:13

投稿元:ブクログ

女性FBI捜査官は結局何者?
そのままただの優秀捜査官だけなのか?
以前犯した過ちと同じことをした相手だけに、何か秘密があると思っていたのだが・・・
アンジェラだったらおもしろかったんだけど。
読み方が違うのかなぁ。

2014/10/26 11:53

投稿元:ブクログ

 いわゆるタイムリミット有りのスリラー物なんだけれども、ありきたりでは無いのは語り口というか、登場人物の性格設定である。主人公の魅力だけで話を持たせていると言っても過言では無いと思う。

2014/10/16 18:10

投稿元:ブクログ

一気読みできる、
まるで映画化するために書かれたかのような作品。
スピード感はあるが、
甘いところはスピードに乗ったまま読み過ごさないといけない。
2013 年 CWA(英国推理作家協会)賞イアン・フレミング・スチール・ダガー賞受賞作品。

2015/06/22 06:20

投稿元:ブクログ

気を持たせるような引きやはったりばかり上手で肝心の中身は薄い。前評判を見聞きしていたので、一体どのような驚きが最後に待ち受けているのか、中断したくなる気持ちを我慢しながら読んだが最後まで期待外れだった。シドニー・シェルダンをさらに劣化させたような印象。4.0

2015/05/17 18:18

投稿元:ブクログ

私の評価基準
☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
☆☆ 普通 時間があれば
☆ つまらない もしくは趣味が合わない

2015.5.15読了

なかなか面白かったです。

作者が若くから頭角を現していることや、その才能が評判になっているようですが、それもうなづける作品だと思います。

しかし、ネタバレになりますが、過去の48時間と現在の48時間が切り替わりながら場面が展開していく構成はよく見かけるけれども、映画ではサスペンスを盛り上げる効果が見られるものの、小説では余程の技や仕掛けが入っていないとイメージがブツブツ切れてしまうので、あまり好きではありません。
本作でもとくに仕掛けがあるわけでもないので、煩かっただけでした。

最後に、何と言ってもこういう作品では翻訳の良し悪しが大きく左右すると思いますが、今回も田口氏のそれは、とても良かったです。

2015/08/09 21:51

投稿元:ブクログ

プロフェッショナルな描写が好きです。

何かになりきるための過程が緻密で、まるで映像で見ているかのよう。そう、映画のようなんだよ。でもね、映画は映画でも邦ドラマの映画化のような展開で、最後のあっさりっぷりには肩透かしをくらいました。

伏線が伏線でもない、無駄の多い登場人物、敵が誰だか分かりづらいなど、欠点をあげたらいっぱいありますが、田口俊樹さんの訳も相まってぐんぐん読み進められます。

2014/09/07 22:10

投稿元:ブクログ

時系列の異なるふたつの「ヤマ」が重なり合う。
表題の時限紙幣という仕掛けもおもしろい。
だが何といっても「ゴーストマン」のゴーストになりきる手口がおもしろい。
自己催眠をかけ、髪の毛を染め、メーキャップをする。
臭いだけは変えられない……。
テンポもキレもよくサクサクと読めた。

2015/01/05 09:35

投稿元:ブクログ

映画のシナリオのようなスピーディな展開、ミステリーというよりはアクション映画を見ているような内容でした。あまり頭をひねるところはなかったような、映画化されるそうなので、楽しみです。

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