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降り積もる光の粒

降り積もる光の粒 みんなのレビュー

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みんなのレビュー24件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (8件)
  • 星 3 (9件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
24 件中 1 件~ 15 件を表示

2016/06/20 22:06

投稿元:ブクログ

旅行記なんだけど、旅行先の感想を述べるのではなく、旅行にまつわる雑感にしてるところが読ませどころ。旅行から帰っての日本の風景とか、荷物の量とか、若い時の旅行と今の旅行とか。しかし、たくさん旅行に行けていいなぁという気分が感想の半分ですね。
最後の章は一転して、マリ、インド、パキスタンとハードに地域に行った旅行記そのものになっている。文章うまいなぁと思うが、あまり興味は惹かない。

2014/10/15 12:36

投稿元:ブクログ

+++
旅好きだけど、旅慣れない。そんなスタイルだからこそ出会えた、ひと、もの、風景。二度は出会えない貴重な旅のレポート。
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第一章 「旅先で何か食べるのが、私はよほど好きなのだ」
第二章 「旅には親役と子役がいる。年齢や関係じゃなく、質だ」
第三章 「旅と本に関しては、私には一点の曇りもなく幸福な記憶しかない」
第四章 「彼女たちは、母親の世代からずっと、ひどい仕打ちを受けているという意識はあった」
+++

一章と二章では、旅の途中のあれこれ、が綴られ、三章では旅に関する書物が紹介されている。そして四章では、自由な旅ではなく、女性の人権の心許なさを取材する旅が描かれ、そこで見たもの感じたことごと、観光地化された首都との落差、女性がひとりの人間として自立することの困難さが悲痛な気持ちとともに描かれている。だが、当の彼女たちに希望がないわけではなく、このままではいけないと考える人も多くいて、不断の努力を続けていることに希望を見出すことができるのである。著者と旅人の切り離せない関係を、あれこれ思わされる一冊である。

2014/12/17 06:44

投稿元:ブクログ

旅好きの角田さんのエッセイ。
”けれど旅を終えたとき、私たちは気づくのだ。それらが、きらきらと光を発しながら自身の内に降り積もっているのを。”

2015/04/22 22:14

投稿元:ブクログ

旅好きだけど、旅慣れない。そんなスタイルだからこそ出会えた、ひと、もの、風景。二度は出会えない貴重な旅のレポート。 (「BOOK」データベースより)

海外旅行というと、行きたくて仕方なくて、でも気負いしてしまって疲れてしまう・・というのがたいがいのイメージなんですが。角田さんの旅はステキ。心のままというか、自分らしい旅の数々。その時の気持ちや、状況、経済状態のまま行く旅。本来、そういうものなんですよね。時間がないから、とか、余裕がないから、とかは言い訳。旅に出たい!

2014/10/22 10:40

投稿元:ブクログ

図書館の企画の棚に置いてあった。
そうか、旅に関する内容だからね♪
どうやら秋の行楽シーズンをイメージする企画だったようです。
そういえば、角田光代さんってアジア、バックパッカーのイメージが(小説から)。好きで一人旅に出られていたんだね。
いい季節だし、旅に出たくなる。その旅の途中で読むのもいいかも。
それにしても、ちょっと近所も含めてどこへも行ってないや。たまには出かけないと息がつまりそう。

2014/09/07 16:47

投稿元:ブクログ

“ただの”旅のエッセイを集めた本だよね~、と読み始めたが、それだけじゃなかった。というより、それだけでは済まされなかった、という感が強い。
まず、序章で打ちのめされた。そして、知ってはいるんだけど、やはり凄すぎる角田さんの感性に、打ちのめされつつ読み進める。
で、第四章である。
私が、知らなければならない、知るためには何か読まなくてはならない、でもしんどいから、と後回しにしてきたものたちが密集していた。
まったく、こんな形で、向き合うように示唆されるとは思ってもいなかった。とんだ油断である・・・。
神様はやっぱり見てて、道を指し示すのね、ちぇっ、と思った次第である。。。

さて、私も、私にできることをしなければ、ですね。

2015/04/21 20:27

投稿元:ブクログ

角田光代さんの旅のエッセイ。
若い頃の海外バックパッカー旅、大人になっての旅。
取材旅行や友達との旅。旅は良い事ばかりではないけれど、
心の中に降り積もる光の粒が心に残る。

後半は女性が虐げられているアフリカ、インド、パキスタンなどを巡ってそこに暮らす女性たちの話に耳を傾け、被災地も再訪して住んでいる人達と交流を持つ。

旅に出たくなる一冊

2014/10/06 19:09

投稿元:ブクログ

昨年『Because I am a Girl』を読んで、とても印象的だった。
第四章は、そのキャンペーンの経緯、取材についての文章も掲載されていたので改めて読むことができて良かった。

2014/09/24 09:42

投稿元:ブクログ

数多くの作家さんが旅についてのエッセイを書かれているが、中でもわたしは角田さんの書く旅の記憶たちが一番と言っても過言ではないほどに好き。
過去の角田さんのバックパッカー的な一ヶ月ほどの期間をドミトリーに宿泊した記憶や、今の、長い休みが取れず短い期間を自分の行きたい地で思いっきり旅する角田さんの記憶が詰まった一冊、面白くないわけがない。
最後の章のルポルタージュ、世界の貧困とか、情勢、そして女性の立場。
深く心に残る一冊。おすすめ。

2014/09/16 01:10

投稿元:ブクログ

この本は、角田さんの旅のエッセイをまとめた本。内容が濃すぎて、この一冊はかなりお得なんじゃないかな、と思う。特に4章では、自分の将来についてすごく考えさせられた。。

角田さんは、旅って、面倒だし辛いし嫌だな〜と思うことの方が多いけれど、それでも旅はやめられない、ということを書いていたけれど、私もそう思う。

本当に旅って、自分でルートを考えたり、宿を決めたりするのも面倒だ。「その国治安悪いからやめとき」と言われ、心配のしすぎで疲れてしまったりもする。(結局行くんだけど。)南米を旅行していた時は、「もう安宿に泊まりたくない…バストイレ兼用のところには泊まりたくない…最低限清潔感のあるところに泊まりたい…お湯のシャワーを浴びたい…」とも心底思った。

でも、その国の景色、文化、そこに住んでいる人などを自分の目で見たいから、面倒でも辛くても嫌でも旅行をやめられないし、学生で普通のところに泊まる余裕もないから、仕方なく安宿になる(本当は綺麗なところに泊まりたいが)。しかし、その国の文化や景色、人などを見てしまったら、それらに魅了され、安宿でもあまり気にしなくなり、(というか安宿がどんなところだったかを完全に忘れているだけだが)また違うどこかへ旅をしたくなる。

私にとって、良いところに泊まるより、その国がどんな国であるかを知ることの方が優先事項なんだろう。今のところは。老後は普通に良いところに泊まって旅をしたいけど。笑 というか、老後ならではの旅の仕方があるはず。

私の、この「自分の目でそこに住んでいる人がどんな暮らしをしているのか、どんな文化があるのか、どんな景色が広がっているのか確かめたいからそこに行く」という旅の感覚は、一生変わらないのかもしれないなあ。

だって、この感覚は、海外だけでなく、国内、国内の中の近所でもそうだから。見知らぬ場所も、近所も、よく散歩をしていて、へ〜ここにこんな景色があるんだ、とかこんなお店あるんだ〜とか見るのが好きなのである。延々とそうしていられる。ずいぶんと安上がりな女である。

それにしても、角田さんと言い浅田次郎と言い、私の好きな作家さんは旅好きな作家さんが多いなあ。私も彼らの様に、旅と共に年を重ねてゆきたい。

いろんなところに行きたい〜!

2014/11/13 17:48

投稿元:ブクログ

「これこれ!私の言いたかったことはこれ!」と思いながら読み進めた。
それを表現できる人が作家になれるのでしょう…。

2014/11/16 18:32

投稿元:ブクログ

旅好きの角田さんの旅エッセイ。いつまでも旅慣れないでおどおどビクビクしている角田さんが自分と重なり、読みながら自分の旅のことを思い出しました。いい時間でした。

2015/09/15 09:07

投稿元:ブクログ

旅エッセイは角田さんおなじみ、といった感じだが、本作に関しては角田さんの旅に対する意識の変化を感じた。年齢と共に、変わっていく価値観。かつてのように長い休みでバックパッカーな旅はもうできないと言う。でも、今の角田さんだから感じられるしっとりとしたエピソードもまたいいものだと思った。旅のエピソードで一番好きなのは、「北斗星おんな一人旅」。惜しまれてその役目を終えた北斗星、鉄子だった私は憧れて憧れて北斗星のガイドやルポを読んでは妄想し、乗車計画もたてていたものの叶わなかった。角田さんのルポで、ちょっとは疑似体験ができたかな。
本書の第二章が連載されていたJR東日本の新幹線車内サービス誌「トランヴェール」、たまに東北新幹線に乗る機会があったときは角田さんのこの連載を読むのが楽しみの一つであった。が、一度、角田さんの連載ページだけ破り取られていたことがあり(号泣)「誰だよぉ~こんなことするの!」と怒りに震えたことがあった。このときから数年を経て、破られていた分も含めて今回読むことが出来たのでよしとします。
今回は、気が向いた章から読んでいった。最終章のアフリカやアジアのルポに興味が湧き、ここから手を付けたのだが、予想以上のずっしりとした内容に言葉を失った。女性器切除、虐げられる女性…これが同じ世界のことかと愕然とする。この章だけがあまりに重いためアンバランスに感じる人もいるかもしれないが、私としては、角田さんのエッセイの中で読むことが出来てよかったと心から思う。
そして、震災後の東北。第二章の「あの夜の若い二人」、最終話の「三陸来訪」は、被災地出身の私にとっては特別なエピソードだ。読むたび涙が出てくる。「雪の積もった平地に、かなしみも絶望も未だ強く残っている。でも、絶望はない。絶望している余裕なんて、ないのだ。」これからのことを思うと気が遠くなる時もある。後ろを振り返ることが出来ないことが辛いときもある。それでも今は、再生を信じるだけだ。
「降り積もる光の粒」というタイトルが、本当にぴったりだなと読み終えて改めて思った。「見知らぬ土地で蓄えた、そうした小さな光の粒は、時間の経過とともにますます輝きを強くする。」色々な輝きを放つ光の粒エピソードを是非堪能して欲しい。

2015/02/27 16:30

投稿元:ブクログ

「人は、基本的には善きものであると私はどこかで信じている。道を尋ねたら、ほとんどの人が何も考えずに正しい方角を教えようとする。なんでもないことだが、それは、悪意ではなく絶対的な善意である。私がそのように信じられるようになったのは、ひとり旅で多くの人に助けられたからだ。」

このエッセイに書かれているこの文章。
これ、とっても角田さんの人となりを表しているように感じた。
角田さんの信じる性善説こそが彼女の作品の根幹になっているように思う。
どんな人も最終的に受け入れる寛容さが彼女の小説にはあるのだ。

以前は角田さんの書くエッセイ、特に旅にまつわるエッセイはあまり好きになれなかった。
読み手の私が変わったのか、書き手の角田さんが変わったのか、このエッセイはすとんと私の中に入ってきた。
なんだか嬉しい。

ところで以前テレビで見たのだが、インドで道を聞いたらほとんどの人が見当違いの方向を教えていた。
方向が間違っていようが、角田さんにとっては一生懸命教えてくれようとしている行為そのものが善になるんだろうな、とふと思った。

2014/10/23 23:36

投稿元:ブクログ

角田さんはエッセイより断然小説だ、と思ったり書いたりした記憶があるけど、やっぱりそうだと再認識。旅好きな著者の旅に関するエッセイを集めたものなのに、どうにも印象が薄い。読んでいて楽しいと思わない。それがなぜかと考えて、感情の表出がないからだと思い当たる。「ない」ではなくて故意にそのように書いているはずだけど、著者の小説を知っている者からするとなんだかとても物足りない。でも、さらに考えて、そうか角田さんは"自分のこと"を小説と同じようには書かない、書けない、書きたくない、のいずれかなんだろうな、と勝手に納得した。(とはいえ、終盤の国際NGOのBecause I am a Girlキャンペーンの一環で行った旅について書かれたものは、知識を得るという意味で読み応えがあった。)

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