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幻肢

幻肢 みんなのレビュー

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みんなのレビュー32件

みんなの評価3.1

評価内訳

32 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

脳がテーマは?

2015/12/01 15:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

事故で大けがを負い、記憶を失う。よくあるパターン。だが、本書は、回復して記憶を取り戻しつつあるものの、事故当時のことだけが思い出せない。ここがキモ。目の付け所は確かに面白いのだが、その割に内容が軽い。脳は、そのメカニズムがまだ解明されていない部分が多いだけに、扱いが難しいのか。

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2014/10/19 19:50

投稿元:ブクログ

 糸永遥は、病院のベッドの上で目をさます。しかしなぜここにいるのか、自分は誰なのか、周りにいる人が知っている人かどうかも思い出せない。覚えているのは「雅人」という名前だけ。自分の親友だという佐々木彩に話を聞くと、自分は交通事故で車ごと崖から落ちたのだという。その後も記憶が戻らず、雅人の消息もはっきり伝えられず、不安から遥はうつ病を発症し、自殺未遂をおこしてしまう。そんな遥を見て、彩は自分たちの大学で行っており、雅人も研究していたというTMS治療をすすめる。治療は良好な結果をもたらしたかに思われたが、以前の雅人の研究内容を思い出した遥は、教授たちの目を盗み、雅人のファントムが見るために、磁気をシルヴィウス溝にあててしまう。

 ちょっと期待外れだった。テーマありきで映画化ありきだからなのか、全てにおいて説明くさいのと、ストーリーがありきたりでオチも想像通り。短編でいいくらいの話を無理やり引き延ばした感じ。しかしこの男、よくヨリを戻せるな(驚)。

2015/01/15 12:08

投稿元:ブクログ

ちょっと待ってよ~、なんじゃこりゃ。
どうしちゃったのか、島田氏。

脳科学をモチーフにした恋愛ミステリといえばいいか。
ラマチャンドランの実験やペンフィールドのホムンクルスなども出てきて、そのあたりに興味がある人には面白く読める部分もあるが、いかんせん、物語があまりに浅い。あの、島田氏だよね?と確認したくなるほどのお粗末さ。登場した意味が分からない人物もいたり、説明に終始する会話や、ミステリ初挑戦の新人の案かと思うような安易なプロットなどなど、いやはやなんとも。
手抜き?

脳科学的な考察部分が興味深かったので、かろうじて星2つ。
がっかりだ~。

2016/09/17 09:20

投稿元:ブクログ

島田先生の本にしてはするすると読みやすかったし、恋愛モノで取っつきやすい。脳医学の知識や蘊蓄があちらこちらに散りばめられていて謎解きもあってページをめくる手が止まらない。

思いの外、ホラーにも依らずあっけない解決にちょっと物足りなさも感じたけれど。

2015/01/13 22:57

投稿元:ブクログ

薬に頼らない、うつ病の治療TMSと、手足がなくなっても、手の感覚が残る幻肢をテーマにしたお話でした。
まだまだ未開の人間の脳について少し詳しくなりました。

本は文字が詰まっていなかったので、すぐ読めました。
続きが気になり一気に読み終りました。

2014/11/25 07:48

投稿元:ブクログ

無理して若者を主人公にしなくても良いのでは?
若い人を理解出来てるつもりなもでしょうが
この作者の本には違和感のある若者像が度々出てきて
ストーリー以前にそこで躓く事が多くなってきました。

2016/03/10 10:38

投稿元:ブクログ

遥に何があったのか?
事故で記憶を失ったらどれだけ心細いか。
友人だという彩を信じてもいいものなのだろうか?
恋人だったと思われる雅人は思い出してもいい存在なのか? とこっちが心配してしまった。
なのに、結局は本人が事の発端だったのかい!
こんな女性とあたしならやり直せない。自分勝手過ぎだよ。

2015/05/18 00:28

投稿元:ブクログ

いろいろと辻褄の合わなさそうなとこもあるけれど、それでも興味深く、面白く読めた。島田さんの知識欲は限りなく、誇張が激しいのは玉に瑕だが、確かな筆力はやはり魅力だ。
脳科学っていうのは、本当に興味深い。
もしこれが純粋なラブストーリーだったとしたら、もっと皆の共感を得られたかも?
って、たぶん島田さんにはそんなこと眼中にないんだろうな(笑)

2015/01/13 16:54

投稿元:ブクログ

※ちょっと辛口。
読んでいる最中も、読み終わった後も、不満よりも戸惑いが先行してしまいました。私が今読んでるのって、島田荘司作品だよね、と。それくらい、島田先生「らしくない」作品です。

私自身、島田作品は御手洗潔シリーズを中心とした本格ミステリ物しか読んだことが無いので、それだけで島田作品を論じることはできないとは重々承知の上ですが、それにしてもいつもの島田カラーが感じられない。「幻肢痛」というテーマと絡めてもう少しSF色が強ければ、そうでもなかったのか?映画化を意識した結果、今作のような仕上がりになったのか?
素人がいくら考えたところで分かりませんが、それにしても島田作品には珍しく、今作は迷いない二つ星評価です…。

最後のどんでん返しも、予想もしていなかったから驚かされるはずなのに、それ以上に「あれ、こんな感じでいいのか?」と首を傾げ続けてしまったのですよねぇ(^ω^;)何でや

島田荘司への過剰な期待と、既刊作品と比較しながら読もうという視点さえ持たなければ良かったのかもしれません。


今回はAmazon先生から引用〜(^ω^)φ
医大生・糸永遥は交通事故で大怪我をし、一過性全健忘により記憶を失った。治療の結果、記憶は回復していくが、事故当時の状況だけがどうしても思い出せない。不安と焦燥で鬱病を発症し自殺未遂を起こした遥は、治療のためTMSを受けるが、治療直後から恋人・雅人の幻を見るようになり…。

2014/10/13 15:10

投稿元:ブクログ

映画原作。でも映画とは設定が多少違うんでしたっけ?
事故で記憶を失くしたヒロインのミステリ。治療のためTMS(経頭蓋磁気刺激法)を受けると恋人の「幽霊」が現れ、彼女は徐々に記憶を取り戻していく。その過程がなんともいえず悲痛で、いっそ思い出さない方がいいのでは、とすら感じてしまうのだけれど。避けては通れないんだよなあ。
科学的で難しい物語の印象があるけれど。そのあたりの解説などは分かりやすく、案外と読みやすい一作でした。

2014/11/28 07:51

投稿元:ブクログ

島田荘司信者を自認する私でさえ、及第点をつけるのを躊躇う出来。

幻肢というネタ自体は悪くないと思うが
最新脳科学事情と幻肢の医学的説明がメインの前半パートから
主人公2人の恋愛模様パートに中盤移行し、
ラストでちょっとひねって終わるという単純なストーリー構成で、
幻肢を物語にするという着想のみで成り立っていて
物語として十分に練られていないという感想を持った。

前半の医学的薀蓄のオンパレードは個人的に興味深かったが、
小説として面白いというより、興味深いという類の読感。

圧倒的に会話文が多く、読み終わるまでそんなに時間はかからないが
読んで得る満足感や面白さに欠ける本だった。

2015/03/24 19:36

投稿元:ブクログ

医療物かと思ったけど、ミステリーになるのかな。。。
記憶がなくなったなら自分で事故の記録を探そうとするのが普通だと思うけど、この主人公はネット検索すらしないのが不思議。

ところで、彼女はこの先同じことをやらかすんじゃないかと思えて怖い。
(彼はよく一緒に居られるね...)

2014/10/18 11:36

投稿元:ブクログ

医療についてや、脳についてのうん蓄は
さすが島田荘司さんだわ、面白い。
ミステリーとしてはまぁ、想定内でも
読ませるものだったが
いかんせん、長い、ムダに長い。

2015/01/21 19:16

投稿元:ブクログ

交通事故で大怪我をして記憶を失った遥。治療するうちに記憶は徐々に回復してきたものの、事故前後のことが思い出せない。鬱病を発症した彼女はTMS治療を受けるが、その直後から恋人の幻を見るようになった…
前半は鬱病のつらさや、幻肢や幽霊を見る現象についての脳科学的解説がメイン。後半は遥が幻の恋人とともに記憶を取り戻していく過程が描かれている。脳科学の蘊蓄は面白くて、わかりやすい学術書的な側面もある。しかし物語としては非常にシンプルで、映画化前提の作品だったせいかいつものシマソウの力技は感じられず。長編でなくてもよかったのではないかと思った。
帯によると映画版では男女が逆転しているらしいが、どんな感じなんだろう。

2016/08/10 13:48

投稿元:ブクログ

幻肢という言葉の意味をまず知らなかった。そして、その意味を知り、本を読み進めていった。でも、自分で思っていた感じと全然違う方向に、物語が進んでいって驚いた。こんなことが本当に起こりうるなら、ありえないというかすごすぎると思った。それと、愛の力の強さや大きさについても、考えさせられた。主人公の性格がこんな人もいるのかと結構衝撃を受けたけれど、それが愛と深く結びつくことにもなるんだなと思った。

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