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幻肢

幻肢 みんなのレビュー

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みんなのレビュー35件

みんなの評価3.0

評価内訳

35 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

珍しく探偵も犯罪捜査も出てこないお話

2017/04/24 14:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sipa - この投稿者のレビュー一覧を見る

2014年に島田荘司初の映画化作品となった、記念碑的な小説。島田作品では珍しく、探偵も犯罪捜査も出てこないお話です。宣伝用のチラシではラヴ・ミステリーと紹介されていました。

医学的な「幻肢」という症状(例:失った体の一部があるように錯覚)がより発展し、失った大切な人の姿が見えるようになるというストーリー。突拍子もない話ですが、脳が持つ不思議な機能の話を交えて読んでいくと、現実にこうした現象が発生してもおかしくないのでは、と思えてしまいます。

映画と小説では男女の役割が逆転しているというのが大きな違いですが、その他にも差異として、小説にしかないエピソードが多々あります。また、小説に比べると映画のほうはかなり展開が早めです。映画ではすぐに幻肢現象が発生しますが、小説では後半に入ってからです。

作中時期は11月から12月にかけて、舞台は主に吉祥寺です。近江屋、ヒラタパスタ、フォレスト等、実在のお店がたくさん出てきます。映画にも出てきたMIZU cafeも実在のカフェですが、実際は原宿にあります。小説では、パルコと井の頭公園の間にある坂の途中のお店として出ています。

読んでいて少し気になったのが、最初の4章のみ、章番号に「ER」「ICU」と、サブタイトル的に場面名が書かれていること。5章以降は数字のみになります。途中からサブタイトルを付けるのを忘れてしまったのか、消し忘れなのか。

「幻肢」を読んだ後、いくつか別の本を再読していて気づいたのですが、この話は島田荘司がいままで温めていたもので構成されているようで、「幻肢」のいくつかの要素はずいぶん前に既刊の本に出ていました。

・2000年刊行の「季刊 島田荘司 vol.01」掲載の短編「山手の幽霊」で、御手洗が石岡君との雑談の中で、幻肢現象について説明しています。「幻肢」のプロローグに出ているラマチャンドラン博士のくだりが、「山手~」では御手洗の過去の体験として書かれています。

・2002年のエッセイ集「ミタライ・カフェ」で脳のシルヴィウス溝に言及。鮎川賞の選考時、候補作品の一つ「シルヴィウス・サークル」で書かれた、シルヴィウス溝に電気刺激を与えることで幻想イメージを得るという話に、個人的に興味をひかれた、という日記が書かれています。

一度読んだはずの内容ですが、記憶からキレイサッパリ消えていました。作中で書かれていた通り、浅い段階の記憶は数年しか保持されないようです。作中には、記憶は反復によってより深いものに格上げされるともありますので、今回の再読によって、上記の内容もより確かに記憶されたのではないかと。

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紙の本

脳がテーマは?

2015/12/01 15:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

事故で大けがを負い、記憶を失う。よくあるパターン。だが、本書は、回復して記憶を取り戻しつつあるものの、事故当時のことだけが思い出せない。ここがキモ。目の付け所は確かに面白いのだが、その割に内容が軽い。脳は、そのメカニズムがまだ解明されていない部分が多いだけに、扱いが難しいのか。

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2014/10/19 19:50

投稿元:ブクログ

 糸永遥は、病院のベッドの上で目をさます。しかしなぜここにいるのか、自分は誰なのか、周りにいる人が知っている人かどうかも思い出せない。覚えているのは「雅人」という名前だけ。自分の親友だという佐々木彩に話を聞くと、自分は交通事故で車ごと崖から落ちたのだという。その後も記憶が戻らず、雅人の消息もはっきり伝えられず、不安から遥はうつ病を発症し、自殺未遂をおこしてしまう。そんな遥を見て、彩は自分たちの大学で行っており、雅人も研究していたというTMS治療をすすめる。治療は良好な結果をもたらしたかに思われたが、以前の雅人の研究内容を思い出した遥は、教授たちの目を盗み、雅人のファントムが見るために、磁気をシルヴィウス溝にあててしまう。

 ちょっと期待外れだった。テーマありきで映画化ありきだからなのか、全てにおいて説明くさいのと、ストーリーがありきたりでオチも想像通り。短編でいいくらいの話を無理やり引き延ばした感じ。しかしこの男、よくヨリを戻せるな(驚)。

2017/02/21 16:19

投稿元:ブクログ

「占星術殺人事件」と同じ作家が本当に書いたのかしら?

事故により突然失った手足などが変わらずあるように見える現象を『幻肢』という。
大切な人を亡くした時も人は幻肢を見るのだろうか。

交通事故により記憶障害を負った主人公・遙。
『TMS』という脳に電磁波を当てる治療を施すと、死んだはずの恋人・雅人が見えるようになる。
でも事故の記憶は戻らない。
一体なにがあったのか。

興味のある題材だけど、無駄な会話が多くて辟易した。
1ヶ月も入院するほどの状態なのに、家族に知らせていないのも不自然。
頻繁に様子を見に来てくれる友人にも迷惑かけてしまうし、しかも医大生ってやることいっぱいで忙しいのでは?

突っ込みどころ満載で、期待していたミステリーとは違ったな~。
ミステリーでなくても、スリリングでサスペンスな内容にもできただろうに残念。

2015/01/15 12:08

投稿元:ブクログ

ちょっと待ってよ~、なんじゃこりゃ。
どうしちゃったのか、島田氏。

脳科学をモチーフにした恋愛ミステリといえばいいか。
ラマチャンドランの実験やペンフィールドのホムンクルスなども出てきて、そのあたりに興味がある人には面白く読める部分もあるが、いかんせん、物語があまりに浅い。あの、島田氏だよね?と確認したくなるほどのお粗末さ。登場した意味が分からない人物もいたり、説明に終始する会話や、ミステリ初挑戦の新人の案かと思うような安易なプロットなどなど、いやはやなんとも。
手抜き?

脳科学的な考察部分が興味深かったので、かろうじて星2つ。
がっかりだ~。

2016/09/17 09:20

投稿元:ブクログ

島田先生の本にしてはするすると読みやすかったし、恋愛モノで取っつきやすい。脳医学の知識や蘊蓄があちらこちらに散りばめられていて謎解きもあってページをめくる手が止まらない。

思いの外、ホラーにも依らずあっけない解決にちょっと物足りなさも感じたけれど。

2015/01/13 22:57

投稿元:ブクログ

薬に頼らない、うつ病の治療TMSと、手足がなくなっても、手の感覚が残る幻肢をテーマにしたお話でした。
まだまだ未開の人間の脳について少し詳しくなりました。

本は文字が詰まっていなかったので、すぐ読めました。
続きが気になり一気に読み終りました。

2014/11/25 07:48

投稿元:ブクログ

無理して若者を主人公にしなくても良いのでは?
若い人を理解出来てるつもりなもでしょうが
この作者の本には違和感のある若者像が度々出てきて
ストーリー以前にそこで躓く事が多くなってきました。

2016/03/10 10:38

投稿元:ブクログ

遥に何があったのか?
事故で記憶を失ったらどれだけ心細いか。
友人だという彩を信じてもいいものなのだろうか?
恋人だったと思われる雅人は思い出してもいい存在なのか? とこっちが心配してしまった。
なのに、結局は本人が事の発端だったのかい!
こんな女性とあたしならやり直せない。自分勝手過ぎだよ。

2015/05/18 00:28

投稿元:ブクログ

いろいろと辻褄の合わなさそうなとこもあるけれど、それでも興味深く、面白く読めた。島田さんの知識欲は限りなく、誇張が激しいのは玉に瑕だが、確かな筆力はやはり魅力だ。
脳科学っていうのは、本当に興味深い。
もしこれが純粋なラブストーリーだったとしたら、もっと皆の共感を得られたかも?
って、たぶん島田さんにはそんなこと眼中にないんだろうな(笑)

2017/01/21 17:19

投稿元:ブクログ

。。。ええー。。。。とんだメンヘラじゃねえか。。。。(呆れ顔)。。。。。な、読後感。
なんだろ、いろいろ不自然すぎるし。幻肢どうこう脳医学どうこうの仮説は不透明でもいいけど、これだけの事故&入院をしといて、家族に連絡もせず過ごせるわけない、医学生なら数か月まともに授業うけられなかったのに同じ学年にしれっと復帰できるわけない、いくら研究対象でもこういった高額治療が万が一の同意契約なしに口約束だけで無料になるわけない、葬儀の手紙の伏線はまったく回収されてない、そして最後の、結局ヨリが戻るラストが何よりきもちわるい。だれの感情も同調できん。雅人も遙も人間的にピントがずれてるからこんなひとたちに医者になってほしくない。
どういう理由があるんだろと、終盤まで知りたい気持ちはもてたけど、じっさいの事故理由にはおおいに裏切られた。なんじゃこれ。でした。

2015/01/13 16:54

投稿元:ブクログ

※ちょっと辛口。
読んでいる最中も、読み終わった後も、不満よりも戸惑いが先行してしまいました。私が今読んでるのって、島田荘司作品だよね、と。それくらい、島田先生「らしくない」作品です。

私自身、島田作品は御手洗潔シリーズを中心とした本格ミステリ物しか読んだことが無いので、それだけで島田作品を論じることはできないとは重々承知の上ですが、それにしてもいつもの島田カラーが感じられない。「幻肢痛」というテーマと絡めてもう少しSF色が強ければ、そうでもなかったのか?映画化を意識した結果、今作のような仕上がりになったのか?
素人がいくら考えたところで分かりませんが、それにしても島田作品には珍しく、今作は迷いない二つ星評価です…。

最後のどんでん返しも、予想もしていなかったから驚かされるはずなのに、それ以上に「あれ、こんな感じでいいのか?」と首を傾げ続けてしまったのですよねぇ(^ω^;)何でや

島田荘司への過剰な期待と、既刊作品と比較しながら読もうという視点さえ持たなければ良かったのかもしれません。


今回はAmazon先生から引用〜(^ω^)φ
医大生・糸永遥は交通事故で大怪我をし、一過性全健忘により記憶を失った。治療の結果、記憶は回復していくが、事故当時の状況だけがどうしても思い出せない。不安と焦燥で鬱病を発症し自殺未遂を起こした遥は、治療のためTMSを受けるが、治療直後から恋人・雅人の幻を見るようになり…。

2014/10/13 15:10

投稿元:ブクログ

映画原作。でも映画とは設定が多少違うんでしたっけ?
事故で記憶を失くしたヒロインのミステリ。治療のためTMS(経頭蓋磁気刺激法)を受けると恋人の「幽霊」が現れ、彼女は徐々に記憶を取り戻していく。その過程がなんともいえず悲痛で、いっそ思い出さない方がいいのでは、とすら感じてしまうのだけれど。避けては通れないんだよなあ。
科学的で難しい物語の印象があるけれど。そのあたりの解説などは分かりやすく、案外と読みやすい一作でした。

2014/11/28 07:51

投稿元:ブクログ

島田荘司信者を自認する私でさえ、及第点をつけるのを躊躇う出来。

幻肢というネタ自体は悪くないと思うが
最新脳科学事情と幻肢の医学的説明がメインの前半パートから
主人公2人の恋愛模様パートに中盤移行し、
ラストでちょっとひねって終わるという単純なストーリー構成で、
幻肢を物語にするという着想のみで成り立っていて
物語として十分に練られていないという感想を持った。

前半の医学的薀蓄のオンパレードは個人的に興味深かったが、
小説として面白いというより、興味深いという類の読感。

圧倒的に会話文が多く、読み終わるまでそんなに時間はかからないが
読んで得る満足感や面白さに欠ける本だった。

2015/03/24 19:36

投稿元:ブクログ

医療物かと思ったけど、ミステリーになるのかな。。。
記憶がなくなったなら自分で事故の記録を探そうとするのが普通だと思うけど、この主人公はネット検索すらしないのが不思議。

ところで、彼女はこの先同じことをやらかすんじゃないかと思えて怖い。
(彼はよく一緒に居られるね...)

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