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〈私はこの商売をやっていながら常に「たかが漫画」と自覚している。漫画によって世論を惹起したり、あるいはそれ以上に先導(ママ)したりしようなどとは努々考えはしない。それは政治家なりジャーナリズムの職掌で、私はそのときどきに応じ、嗤ったり茶化したり、ときには怒りを顕したり失望したりーーそのひとつひとつが「小言」ーするだけ。そこに簡素な画が添えてあるだけの話だ。〉(「あと書き」より)
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四コママンガ&風刺は、笑いの原点!
時代を振り返ることができます。著者の憲法や平和への思いも伝わってきます。
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やくみつるの風刺4コマ集。
1994〜2013年に起こった出来事を4コマにしてまとめたもの。
最後に4コマ書きとしての著者なりの構成論
具体には、起承転結での4コマは普通すぎて綺麗にまとまりすぎているから、3コマ目に結を持ってきて、4コマ目でもう一度結をもってくるパターンや、4コマ目の右側で一度結を持ってきておいての4コマ目の左側でもう一度結をもってくるという構成である。
この構成を意識しながら次作を読むのが楽しみだ。
※しんぶん赤旗日曜版掲載