紙の本
ネタバレあります
2023/11/19 14:48
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投稿者:うさぎのみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐江さんと刑事谷神がタッグを組んでキャバクラ社長殺害事件を暴きます。谷神刑事は髪形が七三できちっとした身なりの細身の刑事で佐江さんとは真逆な感じです。最初に谷神さんが佐江さんに好印象を抱いていたので、このまま良い相棒になるかなと思っていたのですが「この男とはいずれ敵対することになるだろう」と佐江さんの独白に書かれていたので速攻却下されてしまいました。長い話ですがページをめくる手は止まらなくなるくらい面白いです!谷神さんの謎の正体が薄々分かってきた辺りから、ああこの人〇んでしまうのかな…という感じで。女生徒のラブシーンはちょっといらなかったかなとも思いました。でも恐怖を取り払い生を感じるには必要なのかもしれませんね。
紙の本
次は警備員か探偵か?!
2015/08/30 13:17
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投稿者:Ai - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐江シリーズいつも通りの面白さでした。このシリーズは失敗がなく安定して面白いので、次が出るのか心配です。
読み始めると読むのをやめるのが難しいこのシリーズ次が出るのを期待します!
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刑事vsヤクザ@歌舞伎町。新宿鮫は全然好きじゃなかったけど、これは面白く読めました。でも雨のシーンなんて全然ないのになんでこのタイトルなんだろう。
本筋とは関係ないけど、タイ・カンボジア・マカオというラインは、大量代理出産で最近話題の光通信御曹司の足跡と似てて、あれもこういう裏があるのかなーとか思ってみたり。
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事件の動きが遅くだるい感じがした
終盤は逆にあっけない終わりだなーと思える
でも毎回読んでしまいます 面白い。
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相変わらずのテンポ、スピード感溢れる展開で一気に読んだ。
暴排条例、半グレ。ヤクザも生きにくい時代になった。
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読みごたえがある。でも新宿鮫でいいかな? 2014.8.14
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読了。狩人シリーズ4作目。やっぱおもしれぇ‼︎毎回主人公が変わるシリーズで脇役の新宿署の佐江警部補の活躍物語。今回でシリーズが終了してしまうようなラスト。
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#読了。狩人シリーズ第4弾。新宿のキャバクラで社長が射殺される。新宿署の左江は捜査一課の谷神と組み捜査に当たるが、その裏には日本最大の暴力団”高河連合”の影が。殺伐とした中での、殺し屋と少女という対比は面白かった。暴力団とハングレの違いをだしたいというのもあったのであろうが、最高幹部の対決というのは少々やりすぎの感が。
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【ネタバレ】狩人シリーズ第4弾。とにかく導入部が長すぎます。話が転がり出すとその速度は上がるのですが、今度は逆に結末があっけなさ過ぎ。主人公は自主退職を迫られているし、この先はあるのかしら?
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この狩人シリーズも四作目。毎回毎回佐江という無骨極まりない新宿署刑事とコンビを組むことになる相棒が作品毎に入れ替わるという毛色の変わったシリーズなのだが、脇役臭の濃厚だった佐江という刑事も、もはや押しも押されもせぬ主役の貫禄を持ち、作者の筆加減も佐江の魅力を相棒たちの口から語らせるなどサービスぶりが目立つようになった。
佐江が引き立てば、一方のシリーズである鮫島がどうなるのかという問題があるにせよ、ここのところこの佐江のシリーズは好調極まりない。本作も今年の品評会ではいいところに取り上げられるのではないだろうか。
さて毎回斬新で現実的な新宿署管内の操作模様を描いてくれる警察小説の雄である本シリーズであるが、今回は暴対法による悪しき影響、つまりヤクザが解体されてゆくゆえに、悪が見えないもの制御されにくいものとなってより犯罪傾向が残忍で容赦なくなって来たのではないかというのが本作の読みどころである。
暴力団がメンツを捨て去り、企業舎弟という名すら持たなくなった一般企業や金融界の影に隠れ、堅気な世界との境界線が見えなくなった状況のなか、組織の中での個々のサバイバルも熾烈を極めてゆく様子は、北野武映画『アウトレイジ』のシリーズと同断である。組織の統廃合が繰り返される新宿の様子を描いて、本書は奇妙に複雑な重層構造を見せてゆく。Kプロジェクトという題材も、ネタバレになるのでここでは言えないのだが、タイムリーそのものである。
一方で心を捨てたクール極まりない殺人者の姿が新宿の夜に屹立する。銃に魅かれ、銃のプロとなるために日本人としての人生も家族も仕事も捨て去り、単身海外に銃撃の機会を求めて旅立った男。外人部隊に入隊を求める軍事オタク同様に、戦場をしか求めない男の、狂気とは言えぬ種類の冷たい異常が見え隠れするおぞましさに作品は奇妙な陰影を帯びてゆく。
そしてこの物語にさらに悲劇と苦難とたくましさを与える日本。タイ混血の娘、プラム。奇妙に静かな優等生に見えるがどこか謎がありそうな本作の相棒、谷神。などなど、脇を抑えるキャラクター群像にもまたも魅力が盛り沢山である。これぞ超エンターテインメント警察小説と言えそうな、堂々の貫禄を見せてくれた渾身の一冊である。
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相変わらず、狩人シリーズは面白い。
ただ、ラストの対決は、話を綺麗に纏めるためか少々やりすぎかなて感じでした。
それにしても、今までのシリーズの作りからすると、このラストだと狩人シリーズは終了ということになるのかな?
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面白かった!の一言に尽きる。
大沢さんらしい警察ヤクザの睨み合い。
そこに絡む若い女性、プロの殺し屋、新たにカタギノの悪人も登場し、豪華メンバー勢ぞろいの感じがする。
最後の銃撃戦はスリルがあって、大沢さんはこうでなくっちゃ!感満載。
楽しませて貰った。
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主人公以外のキャラの色も出ているので、それぞれの視点からも読みやすかった。今年の大沢作品じゃ1番かな。(それほど出てないけど)
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何故か敬遠していた狩人シリーズを初読。過去の作品を読んでいたほうが主人公の立ち位置がよくわかって面白いのかもしれないが、本作だけでも十分、楽しめた。このシリーズの特徴なのかもしれないが、少々、やり過ぎで、ここまでしてしまうと収拾がつかないし次はないのではないかと思っていたが、まさしく、そういう終わり方なので次はないのかな?人物達の関係性があまりに偶然が過ぎるぐらいに都合よく重なって物語をなしているのは、そういうこともあるということで突っ込まないほうが良い。
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狩人シリーズもさすがにこれでおしまいかな、と思わせつつまだ続く気もする。暴排条例により数値上は減ったと思われた暴力団は地下に潜り極道とは分かりづらく変質。そんな現状に危機感を覚えた警官のとった行動とは。警察への緻密な取材を重ねてきた筆者ならではの洞察には説得力がある。最後になって延井が自らの人生を賭けた「Kプロジェクト」を意外とあっさり捨ててしまったな、という印象。そんなラストは少々まくり過ぎた感。警察が事件を隠蔽したにせよ、すでにカタギになった人間まで犠牲が出たのだからもっと混乱が生じたのでは!?それを差し引いても、パワー溢れる大沢文学には違いない。また佐江に会えることを期待しつつ。