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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.9

評価内訳

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6 件中 1 件~ 6 件を表示

2017/04/24 23:36

投稿元:ブクログ

秀逸なサブタイトルに無性に惹かれて購入しました。
痛みと快感が一体・・・みたいな話はSMか!って思いました。「痛み」が注目するに値する、無視してはいけない出来事であるということに納得しました。

深夜のカップラーメンのような低レベルの快楽に身をやつすことなく私も高度な快感回路を身につけたいと思いました。例えば勉強するだけで快を感じるみたいなそういう人。はい。一生なれない気がします。

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が、慈善活動をしたり、税金を納めたり、未来の出来事について情報を得たりといった行動はみな、ヘロインやオーガズムや脂肪たっぷりの食品に喜ぶ快感回路と同じ神経回路を活性化することが、脳の画像研究からわかっている

私たちが生き続け、子孫を残すためには、食べたり飲んだりセックスをしたりといった経験を、快い(報いられる)ものと感じる必要がある。

。快感が私たちにとってこれほど力を持つのは、快感回路と脳の他の部分との相互連絡によって、記憶や連想や感情や社会的意味や光景や音や匂いで飾り立てられているからだ。

「自然は人間を二つの独立した支配者の元に置いた。痛みと快感だ。人間のあらゆる行為、あらゆる発言、あらゆる思考はこの2つに支配されている」

「快は確かに人間の心の働きの指針となり、美徳へも悪徳へも導いてくれる。痛みも同じだ。しかし、痛みと快は一本の棒の両端ではない。快の反対は痛みではないのだ。愛の反対が憎しみではなく無関心であるのと同様、快の反対は痛みではなく倦怠、つまり感覚と経験への興味の欠如なのである」

快感 も、 痛み も、 共に サリエンス( 顕現 性) を 示す という こと に なる。 つまり、 それ は 潜在的 に 重要 な 経験 で あっ て、 注意 を 向ける に 値する と いう こと だ。 情動 とは サリエンス の 通貨 で ある。 多幸 感 や 愛 の よう な ポジティブ な 情動 も、 恐怖 や 怒り や 嫌悪 の よう な ネガティブ な 感情 も、 どちら も、 それ は 無視 し ては なら ない 出来事 だ という こと を 告げる もの なの だ。

想像 し にくい のは、 どう すれ ば 回路 を 微調整 し て、 新た な 色合い を 持つ 微妙 な 快感 を 紡ぎ 出し たり、 快感 を 組み合わせ たり できる か だ。

のは、 悪徳 で あろ う と 美徳 で あろ う と、 人 を 反復 的 行動 に 駆りたてる のは、 神経 学的 に 同じ 快感 だ という こと で ある。 この 意味 で、 快感 は 人 の 行動 を 導く 羅針盤( コンパス) だ と 言える。

もう 一つ の 結論 は、 依存症 とは、 人間 が 持つ ある 能力 の 裏返し だ という こと で ある。 その 能力 とは、 何 でも 望み の 対象 を( 生存 や 繁殖 の 必要 性 とは 無関係 に) 快感 刺激 に し て しまえ る 柔軟性 で ある。 この 柔軟 な 能力 も 依存症 も、 共に、 脳 の ニューロン の ある 種 の 物理的・構造 的 変化 を 基盤 に し て いる。

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2014/09/20 06:10

投稿元:ブクログ

一般読者向けながら、ある程度高度・複雑な脳科学の知を展開してくれる、専門家による良書。
最初の方に出てくる実験の映像が、「快感回路(報酬系)」の原型だ。ラットの脳の或る箇所に電極を仕込み、ラット自身がレバーを押せば、その電極が特定のニューロンを刺激するように設定する。すると、電極による快感に病みつきになって、ラットは食欲も性欲もすべてそっちのけにして、ひたすらレバーを押し続ける。
ドーパミン・ニューロンを中心とするこの快感回路が、人間のさまざまな行動に関係している。・・・とはいえ、科学原理主義者ふうなど素人とはさすがに違い、この専門家は、さまざまな事象をなんでも快感回路に還元するのでなく、他のさまざまな部位のニューロンの活性化との関係をも強調する。
特に面白かった箇所の一つは、「性欲」刺激と「恋愛」刺激とが、双方とも快感回路の活性化をしめしながらも、他の異なる部位の活性化を伴っており、従って脳現象全体としては、異なった体験であることを結論づけている辺りだ。つまり、「愛か、性欲か」という、人びとを悩ませ続けた難問の一つの答えが、これである。
ギャンブル依存、ゲーム、タバコなどに関する「快感」現象についての部分も、実に興味深かった。
脳科学としてすべてを器質に還元するのでなく、社会文化的要因をもちゃんと重視しており、決して科学「馬鹿」にならないスタンスが一貫していて、とても好感が持てた。

2015/08/17 19:53

投稿元:ブクログ

原題「快のコンパス」。最新の脳科学の本としてべらぼうに面白く、驚きと常識が覆る事例の数々に目から鱗が溢れだすような読書体験だった。20世紀半ばまで、人間の学習は懲罰さえあれば報酬/快楽は不要と思われていたという事実は社会的基盤を考えていく上で示唆に富んでいる。快というのを遺伝子やシナプスの働きによって解明させつつ、人間が学習や観念によっても同様に快を感じられるというのは興味深いし、依存症患者の問題は決して当人の責任ではないかもしれないが回復は本人の責任なのだという言葉も突き刺さる。文句なしのスゴ本。

2014/09/11 23:33

投稿元:ブクログ

最新科学の啓蒙書なので、結論は常に留保付だけど、いろいろ興味深い。メインテーマは「依存症」。過去の恐怖の人体実験から、変態とは何ぞやといったつかみ、脳内麻薬様物質の働く様子まで、おもしろエピソードもモリだくさん。人間の脳みそは進化の過程でいきあたりばったりの増改築を繰り返した結果だそうで、まあ21世紀の現状がこんななのもしかたない気が…

2014/08/06 10:43

投稿元:ブクログ

セックス、薬物、アルコール、高カロリー食、ギャンブル、慈善活動……数々の実験とエピソードを交えつつ、快感と依存のしくみを解明。最新科学でここまでわかった、なぜ私たちはあれにハマるのか?

2017/04/03 22:44

投稿元:ブクログ

「人間の行動を脳の仕組みから知る」という点において非常に良書。

結局人間も、「快感」を追い求め、プログラムにそって「感じて」「決断して」生きてるとよくわかる。

人間は自分が動物にしか過ぎないという答えにたどり着いた初めての動物だろう。

科学的な本なのに、哲学な気分にさせられた
ヽ(´o`;

快感や科学に興味の無い人でも一読の価値有り。

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