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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.0

評価内訳

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8 件中 1 件~ 8 件を表示

2014/10/29 00:30

投稿元:ブクログ

装丁が美しい。薄くて小さな本。ああ、デリダの弟子なんだなあという言葉。訳者のあとがきの、やわらかく、やさしい言葉にも感じ入る。

2014/09/10 09:27

投稿元:ブクログ

「本」をめぐるフランス現代哲学者のエッセイというか、散文詩というか、諸々の思考。
本を読むこと、本とかかわること、本を手に取ること、などなど。装丁に惹かれて買ってしまったけれど、わかりやすい本屋さん論みたいなのを期待するときっと後悔します。パラパラ立ち読みしてたときにも感じていたように、一度読んでぱっと理解しようとするよりも、折に触れて読み返す類の本だろうなぁと思います。

2015/01/14 23:18

投稿元:ブクログ

チェック項目5箇所。書物との交わりにおいては、つねに変わらぬ、心やすい奉仕をうけることができる、はわたしの歩みに終始付き添い、わたしの行くところどこへでも供をする。書物とは、一個の対話である、それはイデアに対話の形質を授ける、といって、そのイデアがこの形質に先だって在るわけではない、イデアはそれ自体、ある宛て先に特有の刻印なのだ。書物とは、それ自体で、何よりもまず、みずからを相手におのれを伝達し、取引するものなのだ、真に書物を読む者は、この取引に加わるほかない、まさしくここに、書物と「誹謗文書」やら「概論」やらとの違いがある、後者が何らかのメッセージを伝えるのに対し、書物はいわば自分自身でみずからを伝達をするのだ。書物とは、そもそも読めないものであり、まさに読めないものの名において、書物は、読むことをときに命じ、ときに呼びかける、読めないものとは、つまり、書物が開かれているときに閉ざされたままでいるものであり、装幀のなかにとらえられ、糊づけされ、縫いつけられたままでいるために、それとも、秘密を見破ってやろう、別な書物を著してやろうと、こつこつ余白に書きつけられてきたそのままでいるために、ページからページへとすりぬけてゆくものである。本と、人と、出会い、交わり、別れる日々のそのなかで、別れられなかったあの人が、読まずにいられなかったあの本が、わたしを、あなたをつくってきました、いま、眼の前にいるその人が、開いているこの本が、わたしであり、あなたなのです。

2015/08/21 00:05

投稿元:ブクログ

難しかった…

フランス語の気取った感じが、高尚な文章みたいに感じられた。
(中身が理解できなかったので、その論理が素晴らしいかは不明)

2015/02/25 22:37

投稿元:ブクログ

フランスの書籍の和訳ですが、訳者がすばらしいのか。
とても美しい文書がちりばめられている本でした。
内容的にすべてが理解できたのかと問われると
頭をかしげるしかない部分はあるのですが。
そんなことより、美しい文書という感じです。
昔、文学の教科書にでてくるような難解では
あるのですが、かっこよくて美しい文書と言えば
伝わるでしょうか?

書物のイデアと形質
書物の自己完結性
啓典の民
終わりなき読書
未刊のものの出版
開かれ、閉じられた書物に
書店の香り
思考の取引
書物という素材

書物とは本質的に、ある対話者に対して語りかけるもの、彼に向けられ、呼びかけ、送られ、すがりつくものであって、この対話者がすなわち読者となるものだから。
書物とは、何か/誰かについて語るものではなく、何か/誰かに対して語りかけるものであり、言いかえれば、何か/誰かに対して語りかけずして、何か/誰かについて語ることはないものなのである。

書店とは。香水屋であり、焼肉屋であり、パン屋であり、つまりは、香りと味の調剤室なので。この香りや味を介して、書物から立ちのぼる、何か甘やかなこ香気のような、食欲を誘う匂いのようなものが、察知され、推測され、予感される。われわれは、そこで、書物のイデアについてのある観念を、ある粗描を、あるほのめかしを、ある気配を手に入れたり、見つけたりする。

本と、人と、出会い、交わり、別れる日々のそのなかで、別れられなかったあの人が、読まずにいられなかったあの本が、わたしを、あなたをつくってきました。いま、眼の前にいるその人が、開いているこの本が、わたしであり、あなたなのです。

2014/10/18 23:31

投稿元:ブクログ

「分かったのか?」と問われれば、「…そんなに…」と答える。
本と書店、本を読む事などについて、哲学。
ともあれ、帯も含めた装丁が良すぎる。
この佇まいを手に入れただけでも、1900円は高くないと思ってしまう。

2015/07/21 21:14

投稿元:ブクログ

目次

書物のイデアと形質
書物の自己完結性
啓典の民
終わりなき読書
未刊のものの出版
開かれ、閉じられた書物に
書店の香り
思考の取引
書物という素材
訳者あとがき(西村かおり訳)

2014/09/03 08:34

投稿元:ブクログ

「書店の香り」と言う魅惑的な項目が、、、

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