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2014/08/05 00:20

投稿元:ブクログ

アルツハイマー型認知症および類似の認知症の高齢者とコミュニケーションを行うための方法の一つ『バリデーション』の創始者、ナオミ・ファイル女史の来日セミナーを受講して購入した書。
2001年9月に出された『バリデーション―認知症の人との超コミュニケーション法』の修正新版が2014年7月に発刊されたばかりなので、タイミングよく購入。
セミナーに参加したので、ナオミ・ファイル女史のサインもいただけた。

セミナーを受けた上で読んだので、内容が分かりやすかったけども、セミナー受けていなかったら想像しにくかったかもしれない。

現実離れした方法論や理想論ではなく、多くの失敗例が盛り込まれているところが興味深かった。
翻訳のせいか、訴えたいことが分からない部分も幾つかあったけども、多くは胸に響く内容で、反省させられる部分も多数あった。

高齢認知症の方との接し方や考え方、テクニックが解説されているけども、非常に現実的で有用だと思う。

「共感」の意味を、実践として用いられているのがよく分かる。
バリデーションの正規のコースは、30万円くらいかかり、複数回の東京での学習が必要となる。
現実的に僕には参加が困難なのだけども、1〜2日のセミナーとこの本の通読でも、根本的な意識改革にはなると思う。

今後、日本でも普及し、日本版のバリデーションが確立されることを願う。

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【内容(「BOOK」データベースより)】
認知症があるお年寄りとの超コミュニケーション法。10カ国以上の言語に翻訳され、世界中から圧倒的支持。家族や専門職も納得の関わり方を伝授します。大切な人が認知症になっても、心を通わせることができれば、介護する人も喜びを感じ、ストレスが軽減されます。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
ファイル,ナオミ
ソーシャルワーク修士、ACSW:公認ソーシャルワーカー学会会員。アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランドにあるバリデーショントレーニング協会の創設者であり、アルツハイマー型認知症および類似の認知症のお年寄りのための最先端のコミュニケーション法として世界中で現在認められているバリデーションの創始者。コロンビア大学でソーシャルワーク修士号取得後、ニュースクール・フォア・ソーシャル・リサーチ、ケース・ウェスターン・リザーブ大学、ミシガン大学で学ぶ。1963年、老化の過程の一部として時にあらわれる認知機能障害に立ち向かう高齢者を援助する独自の方法を考案しはじめる。バリデーションに関する著作に加え、多くの雑誌論文を発表し、バリデーションに関する受賞映画を9本制作

デクラーク・ルビン,ビッキー
正看護師、経営学修士。専任バリデーション・マスター・講師、またナオミ・ファイルのヨーロッパのマネージャー。ヨーロッパバリデーション協会の創設メンバー(1993年)でもある。各国の公認バリデーション協会(AVO)の発展に寄与。1994年からバリデーションコースの講師を始め、以来、すべてのレベルの資格認定コースを国際的に行う。また、バリデーショントレーニング協��評議員会の発足時からのアドバイザー、評議員も務め、現在、評議員事務局長、AVOコーディネーターを兼務
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【目次】
第1部 アルツハイマー型認知症とバリデーション
・加齢、発達段階、アルツハイマー型認知症
・バリデーションの概念とテクニック
・「認知の混乱」(第1段階)にいる人に対するバリデーション
・「日時・季節の混乱」(第2段階)にいる人へのバリデーション
・「繰り返し動作」(第3段階)にいる人へのバリデーション
・「植物状態」(第4段階)にいる人へのバリデーション
・早発性アルツハイマー型認知症の人へのバリデーション
・バリデーションの恩恵を受けるのは誰?
・バリデーションと他の療法の違い

第2部 バリデーションの実践事例
・「認知の混乱」にいる人とのコミュニケーション
・「日時・季節の混乱」にいる人とのコミュニケーション
・「繰り返し動作」にいる人とのコミュニケーション
・地域に暮らす「認知の混乱」と「日時・季節の混乱」にいる人とのコミュニケーション
・家族をバリデートする

第3部 グループバリデーション(バリデーション・グループを作る)
付録
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2015/11/22 16:21

投稿元:ブクログ

人生の「解決」段階に至った、アルツハイマーを発症している後期高齢者に接するための方法であるバリデーションのことが、論理的に書かれている。バリデーションを行うことは、対象のお年寄りのためになるだけでなく、その家族や介護者のためにもなる。
バリデーションでは、認知症状の進んだお年寄りの言うことに、介護者が耳だけでなく心も傾け、お年寄りの言葉の裏に隠された本当の感情を引き出す。これを行うことでお年寄りが内面に抱えた、人生の積み残しやフラストレーションが徐々に解消され、認知症状の進行も緩やかになるという。何にせよ、心をお年寄りへ傾け、共感する"センタリング"がカギなのだろう。
このようなバリデーションメソッドが日本の福祉にももっと浸透してほしいし、その他の心理療法ももっと浸透してほしい。日本の福祉はまだまだ始まったばかりな気がする。

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