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みんなのレビュー4件

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評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

2014/10/19 16:17

投稿元:ブクログ

人がどんな時に「ずる」をするかということを、まじめに実験しながら研究する。不正を生む要因には、「正当化の能力」「利益相反」などの他に「創造性」「消耗」「他人の不正」などがあると。創造性がある方が、ずるをしやすいそうだ。ある広告代理店の社員全員に、不正をするかどうか実験し、創造性の必要な順番に並べると、クリエイティブな仕事に携わっているセクションの「ずる」をする確率が高かったと。また、不正に関係のないモノとして「つかまる確率」や「不正から得られる金額」があると説く。これまで、つかまる確率と得られる利益を天秤にかけて不正をおこなうものだと思っていたが、それは関係ないと。おもしろかった。

2014/11/24 23:12

投稿元:ブクログ

人が不正を行う原因を、ユニークな実験で検証。自分を含めた人が不正を行うものだということを自覚し、注意深く回避する必要があることを教えてくれる。著者は『予想どおりに不合理』のダン・アリエリー氏。

2016/01/29 00:28

投稿元:ブクログ

3部作読破
最初にあった感動も少し薄れてきたが。
やはり、行動経済学と実験心理学の境界線がいまいちすっきりしない。特に倫理観とか道徳心みたいな話になると。
何となく胡散臭い気もしないでもないが、大竹先生も取り上げているので、ちゃんとした経済学と考えてよいのかな・・・

2015/03/02 09:13

投稿元:ブクログ

不正を促す要因
・正当化の能力
・利益相反
・創造性
・一つの反道徳行為
・消耗
・他人が自分の不正から利益を得る
・他人の不正を目撃する
・不正の例を示す文化

一番面白かったのは第四章だった。
マイク アダムス(イースタン・コネチカット州立大学)は学生の祖母が亡くなる確率が、中間試験前で10倍、期末試験前で19倍になることを示したらしい。また、落第寸前の学生はそうでない学生に比べて50倍、祖母の亡くなる確率が高いというのは笑った。

あと、消耗の話も興味深いし、納得した。
確かに、あれもこれもと好きな食べ物を我慢すると“消耗”し、これだけ我慢したから、と思ってコンビニで甘いものを買ってしまうことは、多くの人が経験するのではないか。

第八章の感染症としての不正行為も面白い。同じ帰属の人が不正行為をしていれば、それは感染する。

本書全体を通して、しっかりと実験を元に述べていることに好感がもてた。ただし、社会科学というのは、まったく同じ状態というのが作れないため、サンプルサイズは気になった。(たまたまその実験に集まった人だけの特性ではないか、という批判が考えられる)

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